マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

笑えるスペイン語 第2弾

2010年11月13日 | Weblog
 白ヒゲのリハビリも順調で、先週の土日は外泊で山に戻ることができ、あとは日にち薬となりました。お見舞いに来て下さったり、メッセージを下さった方、有難うございます。

 さて、反応がないので次をどうしようかと思っていたのですが、昨日ようやくコメントをゲット、めげずに笑えるスペイン語第2弾、いってみましょう。

 ★『ヤノ アイ』

 ある夜、大きな商談を成立させた私はホッとする間もなく、その相手に夜の食事会に招待された。
当然、言葉も料理もほとんどチンプンカンプン。よってメニューは相手任せ。

 ところが『ヤノアイ』という言葉ばかりが飛び交い、いつまでたってもまとまらない。
南米のウエイターはお客さんと注文時に会話を楽しむのが通例だと聞いてはいたが、あまりにも時間がかかりすぎる。私はてっきり「矢野愛という名の日本の芸能人がこの国で売れてるのかな・・・・・・そんなことはどっちでもいいから早く飯食わせろー」と日本語でつぶやいていたら、なんてことはない。

“ヤノアイ”とは、(品切れで)「もうない」という意味だった。

 南米の夕食は20時頃から始まるのが普通だが、その日は遅すぎた。店はカンサン(閑散)、私はカンサド(疲れた)。


 ■「私もブログ手伝おうか~?」Byりん

”とっと”は鳥で、魚は・・・

2010年11月03日 | Weblog
 ある時、白ヒゲが、りんに、「ママと一緒に“とっとさん”見ておいで~」と、言った。白ヒゲは、レストラン前のテラスの噴水を指さしているが、魚・・・はいない。ん?“おとと“なら魚のはずだが・・・あるのは噴水の水場に浮かぶカモの置物だけ。香川に来て7年近くになるが、未だに良く分からないことがよくある。関西生まれの関西育ちの私には通じない讃岐弁のひとつだ。てなことで、さぬき人と関西人のハーフのりんも時々混乱している。

 こんなことからふと、昔HP上で、【マダム純子の笑えるスペイン語講座】というのをやっていたのを思い出した。それは私が某メーカーに就職して間もない頃、突然、単独中南米行きを命じられ、スペイン語の「ス」もポルトガル語の「ポ」すら知らないド素人だった頃のずっこけ面白話アラカルト。覚えておられる方も殆どおられないと思うので、ちょっとばかし、シリーズでやってみましょう。

本日は第一弾。
★『バカ』と『アホ』
 スペイン語にもバカとアホという単語があるのをご存知かな。南米ではステーキレストランに行くと必ずといっていいほど耳にするおかしな言葉であり、日本だったら間違いなく客は怒って帰るところだ。ところが世界は広い。南米は遠い。なんとスペイン語でバカは「牛」、アホは「にんにく」のことをいうのだから面白いったらありゃしない。だからニンニク入りの牛ステーキは「アホバカ」と注文する。これはホントの話。そういえば日本のどこかの牛丼屋に「アホバカ丼」というのがあったのを知りませんか。

■写真は、ライトアップした噴水