マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

今年最後のブログ

2008年12月27日 | Weblog
 新年早々からマジで禁煙することにした。今回は期することあって、本気できっぱりとやめる覚悟である。

 大工仕事の最中にも、お客さんとの会話の途中にも、酒の席でも、つい一服が欠かせなかったにもかかわらずだ。それは煙が恋しいわけではなくて、一呼吸置くためには口と手に何かを持たせる必要があったからである。
 その代わりに今回は「禁煙パイポ」ならぬ「パイプ」を持つことにした。パイプといっても水道管とかガス管の類ではない。ポパイのトレードマーク、きざみタバコを吸うパイプである。

 ところがこれを手に入れるのに一苦労した。昔、唯一扱っていた三越に行くと、禁煙時代につき、とおの昔に販売中止。世界のタバコ店も同じだった。  
 そこでくじけないのが白ヒゲおやじである。「なら、ここしかない!」でドンキホーテに飛び込んでみたらバッチグー! それを置いていたドンキーもさすがだがオレの勘と執念も凄い。今のところ、くわえた感触も手にした感触も中々のもの。

 2009年はタバコ10箱分の3.000円で宝くじを毎回買ってみようやないか!

 ■写真はシンちゃんが送ってくれた三億円の山■

 それではみなさーん、大当たりした初夢をみましょう。

ログビルダー白ヒゲ復活か!

2008年12月26日 | Weblog
 年末になって、また森林組合からヒノキの原木をロハでもらえる美味しい話が舞い込んできた。「ロハ」とは「只」ということであるからして、市場には出せない代物であるが、そんなことはおかまいにしで即、第一次、引き取り作戦を実行した。
 少雨で知られる本県では木が育ちづらいから、どれもこれも年輪が詰まっていて固い上に、節くれだってもいる。直径は20センチ前後、長さが3メートル、1本当たり50~60キロくらいはあろうか。とりあえず20本だけ持ち帰ってきた。
 数年前に「二度とログキャビンなんか建てないぞ!」 と決心したのもどこえやら。ヒノキの原木を目の当たりにした途端、また燃えてきた。

 2009年は「ログビルダー・白ヒゲ」復活の年になりそうだ。しかしまた骨折したら、今度こそ歩けなくなるだろう。

 ―写真は15年前、夢パパ②建設当時―

高額おせち

2008年12月23日 | Weblog
 今年は「うちクリ」といって、贅沢はやめて家でクリスマスを・・・との節約型傾向にあるらしい。
 かといって都会のデパートでは、なんと5万円、10万円ものお節料理の予約が11月中に完売したというではないか。年を越せない人が続出しているというのに・・・。あるところにはあって、持っている人は持っているということだろうが・・・。
 しかし、お節に10万円もかけるより、白ヒゲおやじと過ごすクリスマスや正月のほうが、なんぼか安価でおもろいと思うけど・・・やっぱり価値観の違いか。

―なんと偶然にも「3,500円のペット用おせちが登場し、それがまた売れている」と今、テレビのニュースでいっている。絶対、今の日本はおかしい!―

ウ○チが噴出!

2008年12月20日 | Weblog
 今朝、浄化槽のマンホールが泡を噴いているのを見つけて、慌てて三ヶ所のふたを開けてみると、汚物が噴出してきた。
 30メートルにも及ぶ配管を順番に突っついて回ったが一向に流れる気配がない。ということは浄化槽側が詰まっているに違いない、で最終の配管口を突っついてみると、出るわ、出るわ、紙おむつが連なって流れ出てきたではないか。
 今までにも何度かあったことだが、やっぱり原因は紙おむつだった。
最近、都会ではペットの糞まで流す時代だそうだが、都会の下水と山間の浄化槽とでは条件が違う。いくらなんでもこんなものを平気でトイレに流す輩の心境がわからない。くっそー! と吠えたところでどうなるものでもない。
 ウ○チだろうがゲロだろうが、自力で処理するのが、零細サービス業の宿命なのだから。

 しかし正月前でよかったぁ。

急いてはことを仕損じる

2008年12月17日 | Weblog
 1年前、ドンキホーテで「パナソニック・42型プラズマ・大特価・15万円!」を見つけて、酔った勢いからレスラン用に衝動買いした。
 そしてつい最近、ケーズデンキで「東芝・レグザ・ハードディスク内臓・37型・展示大特価、半額13万円!」に魅了されて、今度は素面で衝動買いしてしまった。 ところが数日後になんとそのテレビが壊れてしまい、新品交換となったではないか。ということは半額で新品を買ったことになる。みんな「いいなぁ、いいなぁ」と羨ましがってくれる。「不幸中の幸い」? いや「災い転じて福となす」? いや「棚からぼたもち」? いや「肉を切らせて骨を切る」? いや「竹やぶからジュラルミンケース」・・・結果よければなんでもええー!
 今年は蓮根さんから譲り受けた日産セレナといい、今回のテレビといい、ラッキー続きやぁ。

 ―と、ところがついさっき、「限定40台・日立・WOO・37型・ハードディスク内臓・\116,000」がネットに入ったではないか。クッソー!
 この年末は大手電機メーカーも苦戦しているから、もっともっと安くなる可能性がある。
 「急いてはことを仕損じる」、「慌てるこじきはもらいが少ない」だ。みんな、もうちょっと待ってみたら。

鉄人28号

2008年12月14日 | Weblog
 夕張の観光協会が催したネットオークションで、背丈が2,3メートルもある「鉄人28号のロボット」に60万円の値がついたという。
 ところがどっこい本県内にも同じものを展示しているリサイクルショップがあるから驚きだ。オレも嫌いなほうじゃないから覚えているけど、ここのは確か30万円だった。しかし半世紀も前の漫画キャラクターの動きもしないロボット人形ごときにン十万とは・・・やっぱりマニアがいるんだ。
 オレだったら生々しい艶っぽいのを選ぶ。
〔写真は土佐のハチキンがプレゼントしてくれたデカパイのフィギュアー〕

岸和田の若大将

2008年12月11日 | Weblog
 オレは加山雄三で育った世代である。その若大将は湘南だけと思っていたら、なんと大阪にもいたではないか。

 白ヒゲおやじのブログへの書き込みで知られている「岸和田のブルース好きなおっさん」のことを、オレはあえて「岸和田の若大将」と呼んでいる。
 理由はスポーツ万能、武道万能、ギターも弾けばピアノも弾くし、大声で歌もうたう。その上、身の丈六尺、目方はジャスト、声も態度もとにかくでかい。しかし色白の童顔である。

 白ヒゲ流でいうと、「ギター弾きながら、だんじりを担ぐ」のやないか、と思えるほど逞しい男であり、闇夜でも彼といっしょなら怖いものなしだ。なにをやっても自信に満ちた正々堂々としている姿は若大将以外のなにものでもない。マウンテンドームフアミリーならみんな知っていることだ。

 とかく美人とか二枚目の話は面白くも書きたくもないが、この「岸和田の若大将」だけは他に書きようがないのだ。疑う人がいるなら、岸和田のだんじり祭りか、関西空港の〒に行けば必ず逢える。

酒を呑めない英雄

2008年12月10日 | Weblog
TBSのニュースバードでやっている「ドクター月尾の地球の方程式」の中で、「酒を呑めない英雄」というのをやっていた。

―「酒を交わしたい歴史上の人物」のベスト10(アサヒビール調べ)―
①坂本竜馬
②織田信長
③聖徳太子
④徳川家康
⑤クレオパトラ
⑥豊臣秀吉
⑦紫式部
⑧西郷隆盛
⑨小野小町
⑩卑弥呼
 この中で2位の織田信長は、当時、日本に来ていた宣教師ルイス・フロイスの文献によると、
「酒を呑まず自ら奉ずること極めて薄く」。
「彼は酒を飲まず、また、めったに人にすすめることもなく」。
「彼は中くらいの背丈で華奢な体格であり、髯はすくなく、はなはだ声は快調で・・・酒は呑まず、食を節し」
とあるらしいから、憧れの武将も描いていたイメージとは違ってほとんど酒を呑まなかったようだ。以外といえば以外かな。

酒をほとんど呑まなかった海外の英雄の代表はナポレオンだそうだ。高級ブランデーにも名前が付いているというのに・・・。
反対に大酒呑みの日本代表は、画家の横山大観だそうだ。毎日二升以上も呑んでいたという。この程度でいいのなら白ヒゲおやじもベスト10に入れるかも。

ラブホタルの湯・破裂!

2008年12月09日 | Weblog
 昨日、「ラブホタルの湯」の給湯配管が凍結して破裂した。うちに限っては現在のところ暖冬気味でまったくのノーマークだったからショック。今朝からその修理部品の調達で奔走してきたけど部品代だけでなんと2万円近くにもなったからまたショック。
 オープン以来、メンテナンスというメンテナンスはほとんど自力でやってきた。外注なんかすると場所が場所だけに出張費だけで1万円近くも請求されるから自前でやれば部品代だけで済むのだから安いもんだ。
 しかし経済学部しか出てないのに、電気工事に水道工事、土木作業に建設作業と、人間、やる気になればなんでもやれるものである。特に資格も免許も持ってはいないけど、大工だろうが土建屋だろうが、なんでもやれる自信がある。 
 ―にもかかわらず、知り合いの業者さんらに「暇なときにバイトで雇ってよ」というと、「おやじだけは絶対に雇いたくない!」と口をそろえて断られる。「なんでやー?」と聞き返すと、「おやじは一流部品を使って手抜きせんやろう」ときた。
「工事というものは、いかに材料費を削って手間を省くかで儲けが決まる」というのが常識らしい。なるほどぉ、である。
 さあ、明日は天気もすこぶるいいらしい。早朝から一流部品をめいっぱい使って念入りに補修工事しようっと!

 ―写真は雪の中で丸太を切る白ヒゲ人形―

アンモナイトが出る山

2008年12月08日 | Weblog
 うちがオープンして間もない頃、「カナザワ ヨシヒロ」という人が珍しい物をプレゼントしてくれた。
 それはなんと約7,000万年前の白亜紀の後期に存在した「メタプラ・センティセラス」というアンモナイトの化石で、オレがこの山に入るちょっと前の1985年にこの渓谷で採取した貴重な代物である。そしてこの化石は20年来うちのフロントに置いてある。
 その後、坂出市内の小学生が、この柏原渓谷で魚の骨の化石を発見して新聞に載ったこともあった。

 マウンテンドームがある柏原渓谷とは、大昔、海の底だったらしく、「貝塚」とか「化石」が時折発見されている。しかし「公にすると大勢の人が渓谷荒しをするのが恐いので伏せているんです」と、町役場で聞いたことがあった。