マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

男のステータス・その1

2008年06月15日 | Weblog

 20年前、売れもしないのに1本3万~5万円もするナイフを30本くらい在庫で持っていた。
その間、5万円もするバックのナイフを酔った勢いで何本もプレゼントしたこともあった。

「結婚祝いにバックのナイフが欲しい」といったレスラーヒデユキに、プレミアムつきのバックの名器をプレゼントしたこともある。

 「大きくなったら刀鍛冶になりたい」という中学生のコウスケは、オレがプレゼントしたランボーナイフのミニチュアを手にニタリ顔。その表情が忘れられない。

 今、残っているのは世界に1.000本しかない内の1本ものとか、友人の手作りによる貴重品とかである。
 中でも、元白バイ隊員が、趣味で手作りし始めてから47丁目を、オレの47歳の誕生日に合わせてプレゼントしてくれたナイフは超一級品。その後、彼は趣味が高じて、今や知る人ぞ知るハンドメイドプロとなっている。うちのHPにも「HIDEKI」でリンクを貼っている。ナイフに興味のある人は必見の価値があると思う。

 この Hideki メイド以外に、Masaru メイド、Nobuo メイドという、今や幻の名品も持っている。

 つい最近の秋葉原に代表される相次ぐ刃物による殺傷事件も重なって「ナイフ」への規制が厳しくなるのは必至だ。これからはキャンプ用のツールナイフでさえ、持ち歩くのが難しくなるだろう。 

 しかしナイフは本来の、切る、刺す、という道具であると同時に「男のステータスの一つ」でもあるということもわかって欲しいものである。