マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

夫婦で散髪

2008年07月31日 | Weblog
 きょう、お客さんがチェックアウトしたあと、間隙を縫って夫婦で床屋に走った。
 春先にあった女房のトラ刈り事件の二の舞を踏まないために。

 初めての「男性カット\1.470」の床屋に入るとすぐ、「女性はやってません」ときた。
 「なんでやねん、女房も男狩りや!」
 驚いた床屋の主人が豆鉄砲を食らったような顔をした。

 「こんなもんでどうでしょうか?」
 「遠慮せんでええ。バリカンでスポーツ刈りや!」
 「いくらなんでもバリカンは・・・」
 しばらはて主人が不安そうに「こんくらいで・・・」
 「きょうのところはしゃあないけど、次回はもっと短く頼むわ!」
 主人もスタッフも声がなかった。

 夫婦揃っての所要時間15分、しめて\2.940の安価で終えた。

 しっかしだなぁ、オレと女房の刈り取った毛髪の量がソーメン1束と、うどん5玉くらいの差があったのにはショックを受けた。

レコーディング

2008年07月30日 | Weblog
 先日、またタケちゃんが来てくれていた。あのバースデーライブの有終の美を飾った名曲のレコーディングのために平日休みをとってまで、この極暑の中を大阪の岸和田から片道6時間もかけて・・・。

 ♪「鈍行(各駅停車)」の作曲はタケちゃん、♪「マウンテンドームは20年」はシンちゃん、作詞はともにマダム純子という豪華トリオの、最初で最後の傑作である。夏休み後半くらいにはCD注文を受けられるかも知れない。希望者は連絡を・・・。

 「紅白」から出場依頼がきたらどうしょう。

 
 ―写真はタケちゃん父子―

たくましい親子養成合宿も無事終了!

2008年07月28日 | Weblog
「たくましい親子養成合宿」も先週末、好評の中で無事に終えることができました。今回はママズ&パパスのハッスルぶりも、こどもたち以上に凄かった。

初日は、水鉄砲のコンバットで始まり、川とプールで大暴れし、バーベキューから昆虫採集、そして花火大会からお風呂に入っておねむ。

2日目は山積みの段ボール箱で大きな大きな迷路遊び。その名も『カナダ キャッスル』。お昼は10メートルの流しソーメンでたらふく食べて、また川とプール。そしてまたバーベキューから昆虫採集。そしておねむ。
子供たちみんなが仲良くなって野生児と化して走り回るのを見ながら大人たちは呑みながらリラックスタイム。そんな素敵な時間がもてました。

3日目も英語ゲームを計画してたのに、そっちのけで水鉄砲持って川へ直行。やんちゃわんぱくぶりに親たちも笑顔で見守って、その後、それぞれの帰途につかれました。

計画段階から最後まで、スタッブス夫妻、ありがとう。まだまだたくさん準備してもらったものも次の機会にぜひ。

あすかママも、清華ママも、W貴子ママも、かおりママも、真由美ママも、直美ママも、みんなみんなありがとう。虫博士も虫博士パパもニューフェイスのシンヤくんももお疲れ様でした。

次回は「胃大なる母、肝大なる父大集合」を計画しています。
―実行委員会代表 マダム純子―

☆写真は、ダンボール箱迷路『カナダ キャッスル』作り。

癒しの場

2008年07月24日 | Weblog
 息子の嫁からプレゼントされたCDケースが、なんと \100と聞き、すぐさま「100均」という店に連れていってもらったのが5年ほど前。

 レジ係りのおばさんが「ひとーつ、ふたーつ」と数えるを見て、へぇーマジかよー、と感心していたら、知らぬ間に99、100・・・・150以上になっていた。息子の嫁さんが呆れていた。以来、オレは癒しの「100均」フアンになった。
 最近は\300、\1.000ショップもあるらしいが、やっぱり \100というのがいい。どうや! ええやろ! と自慢できる優れものもあれば、しまった! というのもある。けれど、それが \100で済むのだから・・・。
 しかし「100均」の品揃えをみていると、日本で生まれて幸せやなぁ、と思わないではいられない。ほんまに贅沢になったもんや。

 今、オレは「ドンキホーテ」の大フアンだ。深夜でも行けて、何時間でもふらつけるあの品揃えと異様な客層が癒しとなっているからだ。

 ―写真は武士&優の結婚式で使われたケーキ・デコ―

幻のハチの巣城

2008年07月16日 | Weblog
 バギー冒険ツーリングの最中に、崖っぷちの見上げるところに畳一枚分くらいもある巨乳型の巨大なスズメバチの巣を発見したのは2年ほど前のこと。
 写真を撮ろうにも場所が場所だけに素人技では叶わない。そこでプロカメラマンのジュンイチに助けを求めた。写真はそのとき撮ってもらったものだが、残念なことに一年後にはなくなっていた。生涯に一度出遭うかどうかの「幻の巨乳ハチの巣城」である。

 その秋、岡山の「あい&まさし」が、本館中央部の一番高い屋根裏を指差し、「アレなにー?」。なんと知らない間に除夜の鐘が吊り下がっていたではないか。
 15、6年前にできたやつは、周囲が1m以上もある立派なやつで、姿形も惚れ惚れするほど美しかったから、新聞にも紹介され、京都の料理屋さんが譲って欲しいと訪ねてきたこともあったほどだ。以来、いくつも作られてはいたが、どれもこれも半端ものばかりだった。しかし今回のは胴回りもさることながら、姿形も色彩模様までもが歴代屈指である。いつでもお見せしますよ。

 今年のように雨が続くときは、屋根のあるところに出来やすいようだ。

―写真は「幻の巨乳ハチの巣城」―

似合う車

2008年07月15日 | Weblog
 カナダ人のクリスはブラックボディーのアウディー・Q7に、嫁さんの里美ちゃんも同じブラックボディーのアウディー・カブリオレに乗って金髪をなびかせ颯爽とやってくる。夫婦合わせてざっと2.000万円なり。

 その友達のカーペンター・カークはど派手なキンピカのステンレスホイールを履かせたブラックボディーの HUMMER でやってくる。オレには買えないし趣味でもない。だけどデカイ身体の二枚目によく似合っているから許せるんだよなぁ。

 あれは一年前のことだった。
「こらーっ! おまえんとこの、この道はなんじゃー! うちの可愛いチワワが車酔いしとるやんけー!」
 うちのアクセス道(立派な県道)にクレームをつけてきた予約客がいた。
 
 なんやてぇ、HUMMER にチワワが5匹ィ?
 HUMMER なら、セントバーナードかグレートデーンやろ?
 HUMMER は、道なき道を走るんとちゃうんかぁ! 悔しかったら来てみィー!
 「・・・・・・」
 返事がなかった。

 うちの女房の愛車は1996年式の真っ赤な Jeep・ラングラー。
 そしてオレの愛車は昭和55年式の俗に「40」といわれる、これまた真っ赤なランドクルーザー。十数年前、山で横転し屋根がなくなり、アメ車みたいにカッコよくはなっているが、夏は暑くて冬は寒くて乗る機会がめったにない。ともに今やクラシックカーか。
 けれど自分たちには似合っている、いや身分相応と自負している。

ほんまかいな

2008年07月14日 | Weblog
 今月末、夏休み早々、町内に大型ショッピングモール「イオン」がオープンするらしい。
 それで高松自動車道にその専用出入り口が設けられた。ということは、四国4県からの集客を見込んでいるということになる。たかがイオン、されどイオンか。

 昔、徳島から来た宿泊客に「きょうは、どこへ行くん?」と聞いたら、「SOGO!」。
 「SOGOなら徳島にもあるやん」ときき返すと、「徳島とは品揃えが違うんよ、おっちゃん!」ときた。
 ほんとかえー!

 この春、高知から来た宿泊客に「きょうは、どこへ行くん?」と聞いたら、「イオン!」。
 「高知には似たようなのないんかい?」ときくと、また「高知とは品揃えが違うんよ、おっちゃん!」ときた。
 同じ四国内でも高松は違うんやてェ。ほんまかいなぁー!

誕生日祝い

2008年07月10日 | Weblog
先日の夫婦そろってのバースデーライブの翌夜、酔っ払った勢いから、互いの誕生日祝いに、しまなみ街道を渡ってみた。
 四国には三つの橋が架かっているが、人気がもう一つというのがなんとなくわかった。その理由はさておいて、深夜の3時も4時もになり、トイレに行きたくなって、瀬戸大橋目前の児島のラブホに駆け込んだ。

ところが何年ぶりかという記念すべきラブホのトイレがウォシュレットだったから大変だ。
 出すだけ出したまではよかったが流し方が分からない。過去に何度かこのての便座に座ったことはあったが、今回は場所が場所だけに、女房のいうままに、明度の土産に、ものは試しに、―でボタンを押してみた。冷たいのがピッときたらどうしょう。うまく的にあたるのだろうか。などと怯えながら・・・。
 そしたら、なんてことはない。みんながいうだけあって、ちゃんと的には命中するし、確かに気持ちいい。しかし洗ったあとで、ペーパーで何度も拭いた。女房は呆れ顔。

 やっぱりオレはアナロギアンなのだ。

   ―写真は女将のフラメンコ―

知っているつもり

2008年07月09日 | Weblog
 一度、言おう言おうと思っていたこと。

◆平気で「ゲージ、ゲージ」と言ってきかないペット連れが多くいる。ゲージは「gauge=秤(はかり)」のことで、犬を入れる檻のことは「cage=ケイジ」なんだけどなぁ。

■ゴルフクラブを芝に深く打ち込んで球を打ち損じたときに「ダブった、ダブった」と騒ぐゴルフ狂がいる。「ダブる」は、あくまでも「W」であって、球を打ち損じるのは「duff:ダフ」であって「ダフる」というのだけどなぁ。

▲昔懐かしい曲を「オールデイズ」と思い込んでいる人がいる。「old days」は「once upon a time=昔」のことであって、昔のヒットソングは「oldies=オールディーズ」だ。

 わかったつもりで、わかっちゃいない人が大勢いる。
 オレも「クワガタ」を「ゴキブリ」というのをやめよう。

―写真は看板犬のジャンボ・ジロー―

七夕さん

2008年07月08日 | Weblog
 一昨日、結婚した武士と優ちゃんが、七夕さんの今日、入籍を済ませた足で、高松空港からハネムーンに飛び立つのを見送りに行った。蒸し風呂のような瀬戸内から、南洋沖縄への羨ましい逃避行だ。

 その空港ターミナルの出入り口に普段、見かけたことがない警察官が1人ずつ、計2人が機動隊スタイルで立っているのを見て?
 なんや、洞爺湖サミット関連のテロを警戒してのことか。

 けど、なんでやねん。サミットは涼しい北海道やんけ。こんなクソ暑い四国のド田舎でテロを企てる輩がいるかぁ? もし仮にいたとしても、たった2人の警察官だけでなにができるというのか。

 あ~あ、この上なくのどかな国、日本。
 あ~あ、この上なく暑苦しい国、四国。
 あ~あ、あの彦星と織姫たちは今頃、石垣の海辺で満天の星空を、月を眺めていることだろう。

 そしてうちの女房は、今夜もフトンをかぶって眠っている。
 ということは、オレたち夫婦も、この上なく涼しい世界に住んでいるんだ。