サバゲー用ソルジャーズクラブをオープンしてすぐ、その天井裏から業務用クーラーに似た不気味な重低音が聴こえはじめた。
「?」と思って耳を澄ませて想像する。
「!」もしかして・・・で裏屋根を覗くと、やっぱり黒だかりのミツバチの大群。
さて、どうしたものか。巣を除去するには屋根を剥ぐか、天井を剥ぐかだが、夏休みの準備で多忙を極めている時期である。できることなら簡単に済ませたい、で、ハチの出入り口を塞ぐ作戦に出た。
このログキャビンは鉄橋の枕木を積み重ねたものであるからして、あちこちに隙間が空いている。ここに違いないと狙いを定め、スズメバチ撃退用スプレーを一本分注入してからコーキングで分厚く埋めてみた。そしたら即座に一匹のハチも羽音も消えたではないか。
な~んだ、今回は簡単に退治できた、と安心していたら、なんてことはない。2~3日後にまた不気味な重低音と黒かたまりの大群が復活したではないか。くっそー、これでもか、これでもか、で毎日1本づつ、合計5本もの殺蜂スプレー缶を注入し続けた。その甲斐あってか、この2週間くらいはハチの姿も羽音もしなくなった。今のところ復活する兆しはないようだ。
正直なところミツバチたちには可哀そうなことをしたと思っているが、夏休み前の多忙を極めている時期に、余分な手間を省けたのだから、よし、とするしかない。
◆写真は昨年、レストランの床下から駆除してとりあげた蜂蜜いっぱいの巣。
先日、「ソルジャーズクラブ・Dog・1」と名付けたサバ・ゲーマーの集いの場をオープンさせた。
もともとここは20年以上も前に、大型犬と泊まれるコテージ第1号として造ったものである。わが手づくりログキャビン群の中でも異色中の異色で、鉄橋の枕木を積み重ねた珍しいコテージで、犬のワンと№①をかけて「Dog・1」と名付けた。その数年後に同名のタイトがついたペット雑誌が出版され、周囲から「パクられたんとちゃうか」で話題になったというエピソードもあった。
そんな「Dog・1」も、その後は物置と化して日蔭物になっていたのだが、この度、ゲーマーたちの集いの場としてなんとか復活させようと企てたところまではよかったのだが、なんと天井裏に巨大なミツバチの巣が・・・。なんだかんだのミツバチ駆除作戦の末に、この度、めでたくオープンを迎えたといういわくつきである。
川を挟んだ対岸には約20メートルクラスの的を設置し、シューティングレンジも作った。この「ソルジャーズクラブ」をフルに使ってほしいものである。
ここ数年来、念願だった植木の剪定作業がやっと叶った。相手はオープン数年後に自身が植えた樹齢25年もののケヤキや、きんもくせいや、山桜たちで、今や見上げる高さに育っている。
そのいく重にも重なり茂った枝を切り落とすにも10メートルを越えようかという大木が相手であるからして、己のサイボーグと化した両足と下り始めた体力ではそうそう簡単に片付く話ではない。かといって重機を調達しようにも昔と違って容易にレンタルさせてはくれない時代となっている。くっそーだ。
ところがそんな窮地に助け舟が現れた。知り合いのK造園屋の若旦那が高所作業車を手配してくれたのである。女房と二人で2日間の格闘の末、切り落とし作戦は無事に終えることができた。
しかしその後の山と積んだ大枝小枝の後始末にまた頭を抱えている。
◆写真は伐採後の植木たち
体力の限りを尽くして作りあげてきたサバゲーフィールドがまたもや竹や萱で覆われてきた。管理するおいらは丸刈りにしたいのにゲーマーたちは刈るなという。このままだとまたジャングルに戻ってしまう。ところが彼らはそのジャングルがいい、というのだから困ったもんだ。マジで辛いところだ。
◆写真はフィールドのbefore & after
一昨日の週末はサバゲーづくしの夜だった。サバゲー付き宿泊M組みと、別グループの夜戦オンリーのW組という珍しい組み合わせである。
宿泊M組はBBQ⇒お風呂⇒レストランバーで1時過ぎくらいまで呑み続け、翌朝から夕方5時までサバゲー三昧。
夜戦組は土曜の21時に戦闘開始、日曜の2時30分頃に引き上げた。
また少し「サバゲー」とやらがわかってきたような気もするが・・・。
だけどまあ、いくら若いとはいえ、みんなほんとにタフな連中ばかり。今のおいらはついていくのに大変だ。しっかし、この上ないストレス発散法の一つに違いないようだ。
◆写真はサバゲー宿泊のMグループ。2ショット写真はリーダーのM君とガールフレンドのSちゃん。彼女の用具は全て彼が買い揃えたという。 夜戦W組は真っ暗闇のコウモリ舞台につき写真は撮れていない。
GWが明けてからも好天気続き。昼間は30℃近いが夜は15℃前後。いまだに布団がはなせない。緑一色の世界に川のせせらぎと小鳥のさえずりしか聴こえてこない。ほんとカリフォルニアだ。だから4泊のお得意さんも、二か月連続で2泊してくれたお得意さんもいた。
そんな先日、メキシコ?? というワンキャンに負けないくらい喧しい鳥を連れてきたお客さんがいた。
そして今度はフクロウを連れてくるお客さんもいる。ペットもいろいろの時代になったようだ。
そろそろホタルも出る頃だ。今こそ最高にお薦めのシーズンだ。