マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

季節外れの積雪

2012年03月26日 | Weblog
 今、3月26日24時ちょっと前。
 今朝、敷地内一面、なんと薄っすらと雪景色だった。昨夕から吹雪いていたがまさかこの時期に積雪とは・・・。
 そういえばあれは20年くらい前、4月4日に10センチくらい積もったこともあった。最近では、山間でも珍しいことである。おかげで咲き始めていた梅の花もまたひっこんでしまったようだ。しかし明日からは間違いなく本格的な春が訪れるに違いない。
 

かえるちゃん②

2012年03月25日 | Weblog
 きょうは3月25日、4月が近いというのに3日前から雨続き。しかも一昨日からは台風以上の突風まじり。敷地内のあちこちで被害続出。25周年記念の大改修中にもかかわらず、なんと無慈悲なことか。そして晴れ予想のきょうは午後から吹雪ときた。ほんまに予報はあてにならない。

 そんな多忙を極めている最中に宅急便が届いた。
 「どこの誰から ?」と思いきや、贈り主は、ぽん友のエコさん(ときおり、このブログに得体の知れない書き込みがある)。そして箱の中身は、なんと、とんでもなくリアルなドでかいガマガエル。おかげで漫画チックなかえる狂いのりんちゃんも一瞬 ! 。
 しかしすぐに「エコガエルちゃん」と名付けて大はしゃぎ。
25周年はあちこちから、おもろい贈り物がいろいろ贈られてくる。エコさん、ありがとう。

ヒロシJr.大学進学

2012年03月19日 | Weblog
 スタッフのヒロシ君のJrが、この春、兵庫県内の大学へ進学することになった。
 そして昨日、そのささやかな祝賀会をやった。
 小学校から剣道一筋で、受け答えもしっかりした母親似のさわやか系イケメン剣士である。
 二度の動脈瘤を克服してきたヒロシ君待望の夢が叶ったのだ。ほんとにおめでとう。

「可愛いこには旅させろ」だ。必ずや立派になって帰ってくるはずだ。それまで頑張ろうなあ、ヒロシ君。

かえるちゃん①

2012年03月15日 | Weblog
 このところ、うぐいすが鳴いている。日々、仕事に追われているおいらは気づかなかったが女房によると三月に入って早々から鳴き始めていたそうだ。梅の開花情報もちらほら。とうとう待ちに待った春到来だ。

 そんな昨今、ちょっとした暇をみつけてはこどもサービスに徹しようと努めている。
 といっても屋外作業ができない雨天の日ばかり選んでは、近場の四国内から淡路・神戸・中国方面を回るほんのささやかな家族サービスである。カンバン犬のジローが逝ってからお出かけし易くなったのもあるがママの慰労も兼ねてのことである。しかしこの時期はどこに行っても空いているからのんびりできる。

 そんな中でうちのりんちゃんの「ぞうさん見たい、きりんさん見たい」に応えようと動物園や遊園地を目指すも、なんとりんちゃんのお目当てはかえるちゃんだけ。動物園でかえるちゃん探しするほどはまっている。寝ても覚めても「かえるちゃん」。アンパンマンもミッキーもかえるちゃんには叶わない。
 しかし、このかえるちゃん狂いが半端じゃないから大変だ。頭の先から足元までかオールかえるちゃんルック。薬屋さんの店頭に置いてあるコルゲンコーワのカエル人形の前から離れようとしない。好きな色はというと、やっぱり、かえるちゃん色(みどり)オンリー。「今は冬眠中だから」と教えても、敷地内や近隣の山中をかえる探しに明け暮れるかえる三昧の日々。「りんちゃんかえる」と自分で銘々したかえるちゃんコレクションの一つが大のお気に入りで片時でも手放そうものなら泣いて喚いて大騒ぎ。ママも呆れて「将来、かえる博士にでもなってくれたら」と。 

 かえるちゃんのテーマパークなんぞをご存知の方はぜひお教えください。

■写真はかえるちゃんの噴水で手を洗うりんとママ

相棒犬のいない生活

2012年03月08日 | Weblog
 昨年のクリスマスに看板犬のジローが逝ってから、はや2か月が過ぎた。
 裏庭には25年間、わが砦に君臨してきた十数頭の愛犬、名犬、看板犬たちが永眠している。
 オープン以来、相棒犬のいない生活をやったことがないから、歯が抜けた、いや、トレードマークの白ひげを剃り落したような淋しい毎日が続いている。

 歴代の愛犬たちは、駐車場にお客さんの車が入ると「Won! Won!」と出迎えに行き、雨が降っても雪が積もっても見送りに行っていた。
「No!」と人さし指を立ててみせるとすぐにやめ、「Weit!」と手の平みせると何時間でも待っている。「Go!」はスタート、「Stop!」はストップ。
「Down!」は伏せで、「House!」はハウス。
「ピーッ!」と指笛吹けば即座に舞い戻り、
「Nenne!」(ねんね)と、「Umaー!」(うま=食事)はわが家のオリジナル合図。
ほんとに賢い犬たちばかりだった。

 このとこ、馴染み客から「ジローの次はどうするの?」とよく問われる。その度に「うーん」と唸っている。
 正直いって、犬がいなければ外出しやすい。かといっていなければ安心して留守にできない。周りから「うちの犬はどうお?」と勧められても、飛びつく、噛みつく、無駄吠えするような小型・中型のバカ犬では役立たずだし、ましてや、車を乗り換えるときにも「イメージダウンになるから、やっぱりアメ車に乗ってよ」といってくれる人がいたくらいだから、「イメージダウンになるからやっぱり超大型犬しかいないね」という人も多いから大変だ。かといって今まで同様に良質のグレートデーンともなると中古車一台買うほどかかる。かといって歴代のような賢い犬たちに出遭える確率は低いだろう。こんな時代になって、こんな歳になってはそうそう簡単に決心できることではない。かといっていつまでも看板犬がいないというのも・・・ねぇ。
 まあ、しばらくはゆっくり、じっくり考えてからにするしかないだろう。

■写真は往年の名犬ゴローとジロー