マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

ジャングル風呂

2009年07月17日 | Weblog
 今や手作り風呂のすべてが最高だ! 野生のブドウの葉が生い茂りジャングル風呂と化して22年間のファンによる落書きが読み辛くなっている。今夏もお盆頃には白い花が咲き、小さな実が数珠なりになることだろう。

 里美ちゃんとの混浴で有名になった「モモンガの湯」は「アマゾネスの湯」に改称しようか。
「ラブホタルの湯」ではクリスとジンロックで朝まで水風呂三昧。
「ゴエモン風呂」ではレスラーや岸和田の若大将らに背中を流してもらう。
まさに「至福のジャングル風呂」とはこのことである。
夏休みにお越しの方は大いに堪能してください。

 いよいよ明日から夏休みに突入だ。ブログネタに事欠かないだろうが、更新の回数は間違いなく減るだろう。しかし、できるだけ書いていこうと思っている。

■写真は五右衛門ジャングル風呂

雑学の大家

2009年07月16日 | Weblog
 先日、仲良くしてもらっている地元のG新聞やさん夫婦とカジカの声を肴に呑んでいたとき、網戸に現れた数匹のヤモリを見たGさんが、「ヤモリとは家を守るからヤモリで、イモリは井戸を守るからイモリと呼ばれている」と教えてくれた。なるほどぉ・・・この歳になるまで知らなかった。
 Gさんはときおり、ポロッと面白いことを口走る雑学の大家だったのである。

■写真はタバコの箱よりも大きなヤモリ。


プール・リニューアル

2009年07月14日 | Weblog
 プールをリニューアルした。
 きょうも昨日以上に暑かったぁー。34~5℃はあろうか。炎天下の作業で全身焼け焦げてしまった。完成後に冷水を浴びたら肩や背中からジューッと音がした。ここまで痛い目してリニューアルした以上、みんな喜んでくれなかったら立つ瀬がない。しばらくは肌が痛くて風呂には浸かれないだろう。
 もともとこのプールは、妖しげなカラーライトを点けて深夜に入る大人用として造った。ところが当然、昼間はちびっ子たちに占領されるから泥水と化す。よって夜は休業を余儀なくされていた。しかし焼け焦げるほど暑いおもいしてリニューアルした以上、本来の赤や青のセクシャルカラーライトで大人のプールに戻そうではないか。

お宮参りと太郎解散

2009年07月13日 | Weblog
 早いものでりんが生まれて40日が過ぎた。そこで先勝のきょう、早朝からお宮参りに行ってきた。帰って早々、「太郎君の解散宣言」を知った。

 県庁所在地の知事選挙に連敗し続け、とうとう東京都議選挙にも大敗したのが昨日。そして四面楚歌の太郎君は、本日、苦し紛れの解散宣言をした。しかし「万事がとき既に遅し」である。

「大根おろし」は日本人最大公約数の好物。
「六甲おろし」はタイガースフアンの行け行けどんどんの↑。
しかし「麻生おろし」は屈辱の↓以外のなにものでもない。

太郎君よ、君が退くことこそが、本当の「景気対策」につながるのだ。
しっかし、ノーネクタイのはだけた襟首にネックレスの総理大臣はいかがなものか。


白ヒゲ流クールビズ

2009年07月10日 | Weblog
 昨夜はこの夏一番の蒸し暑い一夜だった。
 おかげで家族三人、川の字になって、すっ裸で寝たにもかかわらず一睡もできなかった。
 それもそのはず高松では明け方で29.2℃もあったというから猛烈な熱帯夜だったに違いない。しかしうちの昨夜は24℃(明け方の一夏平均は20℃前後)で寝られないのだから贅沢といえば贅沢かも。

 今や当たり前になったクールビズもおいらにいわせりゃ無駄な抵抗か。
 上半身裸で、ノーパンの上にGパンや綿パンをはくおいらのクールビズには叶わないだろう。ためしに一度やってみな。癖になること間違いなしだ。

■写真はジローとお風呂

漫才師→パテシエへ

2009年07月08日 | Weblog
 過去にいろんなバイトがいたがその中に漫才師を夢見るおもろいギャルがいた。彼女は関東の女子大卒業後、「関西に出て漫才師を目指そうと・・・けど両親の反対もあるのでしばらくおいて」でバイトが始まった。
 ところがどっこい、おいらも芸能界をかじった男だ。「お笑いの世界は単におもろいだけでは・・・ハチャメチャにおもろないといかん。ルックスもその辺の美女や BUSU のレベルでは・・・日本一の美女か BUSU でないと」とよくいいきかせていた。そういいながらも「本人がやりたいならやらせてやれよ」と母親を口説いていた。

春が過ぎ、夏を終えてから彼女は関西に旅立った。
昼夜のバイトをしながら漫才道に励んでいたらしいが、知らない間に、なんと大阪でパテシエに変身していたではないか。将来、ケーキのお店を開くのが目下の夢だそうだ。思い存分、悔いを残すことなくやったのだろう。漫才師への苦節ン年の歳月は無駄ではなかったのだ。大卒の、栄養士の資格をじゅうぶんに活かして新しい道を歩んでいるのだから立派なもんやないか。

 “さとり”という奇怪な名前から、学生時代は“さそり”と呼ばれ、「おっちゃん、わたし、今、“ふとり”って呼ばれてるんよ!」と、また笑いを飛ばして帰って行った。お笑いの世界とはおさらばしてもキャラは根っからの三枚目漫才師だ。しかしちょっと逢わぬ間にこんなに綺麗になるとは・・・。可愛いこには旅をさせろ。他人の飯を食わせろだ。そのうち息の合った彼氏とコンビを組んでおもろい夫婦になるのを祈っている。

■写真はヒゲを描いてフィーバーするさとり

「笑っていいとも」続報

2009年07月07日 | Weblog
 TV番組「わらっていいとも」から「黄金のわらじ夫妻」への出演話に引き続き、なんとわれわれ夫婦にも出演依頼がきたではないか。
 しかし20年にあまって民放TVと縁がなかった浦島太郎であるからして悲しいかな番組内容を知らない。担当者から「歳の差のある幸福なカップルを紹介するコーナー」と聞いた時点で丁重にお断り申し上げた。
 以前「銭形金太郎」とかいう番組への出演依頼があったときも「イメージダウンにはなっても決してアップにはつながらないさらし者番組」と大勢から忠告を受けた。
 ましてや「人気TV番組に出演すると一生の記念になりますよ」風な口説き文句はおいらには通用しない。NHKが一週間密着取材した「白ヒゲスペシャル」をはじめとする数々のTV番組に出演経験のある白ヒゲおやじだ。出ていないのはCNNと北朝鮮TVくらいのものだろう(冗談)。
 関係者各位にお断りしておきますが、これは決して自慢しているわけでもないし、当番組にケチをつけるものでもありません。例えどんなに高視聴率番組であっても、「マウンテンドーム」が「白ヒゲワールド」がメインの企画ならいくらでも出ます。しかし私生活をネタにしてまで出ようという気は毛頭ありません。

 「黄金のわらじ夫婦」さんへ、番組内容も知らずに出演を勧めたのはおいらが無責任過ぎたと反省しています。カンベンして。きっと旦那もおいらと同じ想いだと思うよ。
 なんだかんだはさておき、有名番組から出演依頼がきただけで一喜一憂できた良しとしょう。

■写真はなにかのサナギに襲いかかる巨大なオニヤンマ

W 純

2009年07月03日 | Weblog
 今、高橋真梨子グループのキーボード奏者の純から、明日(7月4日(土)の高松コンサートへのご招待の連絡が入った。今夜は神戸で公演だそうだ。

 純は同じ大学の一年後輩で茨城の土浦出身。ピアノもサックスもフルートもギターもこなす生まれつきのミュージシャン。
 ギターを捨てボーカルの道を選んだおいらの代わりのギターリストとして芸能界に引っ張り込んだのが運のつき。
 しかし才能も向上心もなかったおいらとは違って40年も音楽畑で飯を食っている現役のプロだ。
 奇しくも名前に同じ「純」がつく。―が、やつは外人ぽい二枚目である。

 かれこれ25年くらい前になるかなぁ、あの「桃色吐息」で始まった全国ツアーの高松公演に招待されて以来、常にPAそばの特別席からステージ上の彼に古の己が姿をかぶせては身を熱くし、ステージがはねた後は酒と昔話に花を咲かせてきた。

 ともに60代に突入した今、逢えるうちに逢っておきたい。かといって明日は土曜日で、おらんちには宿泊客がいる。辛いところだ。
 高橋真梨子のステージで、おいらにそっくりの白髪頭に白ヒゲのキーボードを弾いている男がその純である。

■写真は酔っ払い「W純」