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貿易アドバイザーが思うアメリカ・ドルの行方

2009年10月07日 | 貿易取引
雨の多い2009年ですね。猛烈な台風も近づいているようです。世界経済も底打ちしているというニュースも多いのですが、日本ではJALの経営不振のニュースで持ちきりです。今日、産油国が日本、フランス、ロシア、中国に原油のバスケット方式による値決めを呼びかけたというニュースが広がり、ドル安に繋がりました。その後サウジアラビア中央銀行総裁がそのニュースを否定して、ドルも少し戻したようですが、現在ヨーロッパ市場では再び1ドル88円台で推移しているようです。このニュースを聞いて、私としては、基軸通貨としてのドルの役割の終了がかなり近いのではないかと感じております。決して円が高いということではなくドルが安い、すなはち、アメリカ・ドルの価値が下がっていると捉えています。「円高」による輸出企業の業績悪化すなわち日本経済の景気の後退というような図式は早く卒業して、ドル以外の通貨による貿易を真剣に探っていく時代に入ったのではないかと考えています。いつまでも、アメリカ、或いはドルだけに頼っている日本ではいけないと早く頭を切り替えていかなければいけないと切実に考えております。
最近再びというかやっぱりというか、帰宅時間が遅くなってきました。早い時間の帰宅は朝早くおきて午前中の仕事がはかどるのですが、どうしてもその日のうちに片付けておかなければならない仕事が片付きません。予想したとおり、私にはやっぱり夜型の仕事がしっくりいくのかもしれません。などと思う今日この頃です。

これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易アドバイザーが熱意を持ってお応えいたします。

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