貿易アドバイザーと今週の世界

久しぶりに一日中家でのんびりといたしました。時間が重なっていましたが、ケビンコスナーがケネディー大統領の補佐官ケネス・オドンネルを演じたあのキューバ危機を描いた「サーティーン・デイズ」とトム・ハンクスの「グリーン・マイルズ」をやっていました。両方とも大好きな映画なので、チャンネルを回しながら楽しみました。
今週はなんと言っても中国の胡錦濤国家主席の来日のニュースですね。チベット問題や餃子事件やガス田問題などについて何も話し合われていないとかいろいろといわれておりますが、とかくギクシャクしがちな日米両国が今後きちっとしたテーブルで話し合いの場所が出来きまずは第一歩を踏み始めたと考えたいですね。北京オリンピックも私個人としてもぜひ成功してもらいたいと考えます。２０００年の歴史を持つ両国の関係を大切にしたいと思います。
次は外国為替市場です。１ドル１０５円大まで戻したドルが金曜日はシティ・グループの資産売却のニュースを受け１０３円代まで値を下げました。私の感覚では１０５円というのがそもそもドルが高すぎるという感じがしております。最近はアメリカの金融関連企業の決算報告や経済指標が予想以上に悪くなかったということでドルが買い戻されていたようですが、数字そのものは良い数字ではないと思うのですが。私にはこのあたりの市場の動きがよくわからないところです。でもそれこそが市場なのかもしれません。
原油や小麦粉、米などの値段がさらに上昇し世界的なインフレも一段と進んでいるようです。日本の食糧問題を考えると少し気が重くなります。
久しぶりですが、アメリカ大統領予備選では、民主党がまだオバマ氏とヒラリー・クリントン女史が戦いを繰り広げていますね。オバマ氏が２０日には勝利宣言を出せると発表していますが。オバマ氏が人種問題発言でミスをいたようですが、それにしてもクリントンさんの粘りも相当なものです。民主党の大統領候補が子もまま決まらないようだと、共和党のマケイン候補に益々有利になるのでしょうが、オバマ・クリントンの正・副大統領候補なんかが実現したらこれも面白いですね。
最近仕事が忙しすぎて、世界を見る時間が減っています。６月中旬まで、海外からの顧客の来日、セミナー、講義、顧問客の仕事なが目白押しです。今年は年初からかなり走り続けていますが、たまには今日のような休日も良いものです。夜も更けました。See you!




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