こんばんは。新年も3日目ですね。そろそろ、心も体も通常モードに戻さないと、しばらく辛い日々が続きます(笑)。
さて、今日は昨年末に小休止に入る前に取り上げた、私のゲームについての考え方の続きです。
前回は、「親」の側を取り上げましたので、次は主にメーカー側(というよりは、小売なども含めた業界全体といった方がいいかも)について思うことを述べたいと思います。
「TVゲーム」というジャンル自体が、比較的歴史の浅い、新しい分野ですので、物事の良し悪しもルールも、まだまだ発展途上で成熟しているとは言いがたいというのが、私の感想でしょうか。CERO(コンピューターエンターテイメントレーティング機構、簡単に言えば、ゲームソフトの倫理審査機構です(映画でいうところの映倫でしょうか))という組織ができ、ゲームソフトに「全年齢」「18歳以上推奨(あくまで「推奨」であって「18禁」などではない)」などの表示がされるようになったのも、比較的最近ですしね。それに、TVゲームを販売しているゲームショップも、まだまだ商品の陳列の仕方やチェックが甘いとも思います。まあ、レンタルビデオなどのアダルト系などの18禁と違って、あまり強制力をもつものではないですから仕方がないとは思いますが・・・。ちなみに、アメリカ(だったかな?)ではレーティングで18禁などの年齢制限があるものを制限以下の人に売ると、販売側は厳しく罰せられるんだとか。日本の業界側も、そういったルール作りを急がないと、東京だったか神奈川だったが、乱暴な表現のあるゲームを「有害図書指定」してしまうような暴挙が全国的に拡がる可能性も現実味を帯びてきました(別に有害図書指定を否定する気はありませんが、その定義の広さで、解釈の仕方によってはかなり「危ない」と感じる制度ではありますが(笑))。なぜ「暴挙」なのかは、以前取り上げた時に述べましたので、そちらを見てください。ただ、メーカー側も小売側も、売らなければならないですし、利益などがからんでいるので、年齢確認などの徹底は難しいかもしれません。
そこで思ったのは、ゲームソフトの媒体として使われているDVDは、「リージョンコード」と呼ばれるものがあります(リージョンコードは、機器とDVD側に設定されていて、それが一致しないと再生できない仕組み。地域によってコードが違っていて、アメリカのDVDは、そのままでは日本の機器では再生できないことが多いなど。)。その仕組みをレーティングに持っていき、設定は親の側ができるようにすればいいのではないでしょうか。
もちろん、前提条件はいくつかあります。まず、レーティングの審査の基準やルールを整備しなければいけません。ただ、ゲームをろくすっぽプレイしたことのない、よくわかっていない「お偉い方々」に、その否定的な価値観で判断されたルールを押し付けられる前にちゃんとしておかないと、昨今の社会情勢からみても、その表現に大きな制限が加えられるのは目に見えていますし。
あとゲーム機側は、OSの部分でPCのようにユーザーのログイン制にし、個人個人でIDとパス、年齢程度の項目の設定をできるようにすれば、マスター(親)と他ユーザー(子供)で、権限の違いをもたせることもできますし、上記のコードのようなものを導入しておけば、年齢がひっかかるゲームは、再生できずに注意画面で出るようにでもしておけば、プレイはできなくなるわけです。もちろん、パスはともかくIDは一度登録すれば、選択で選べるようにするなどの、利便性への配慮も必要ですが(セキュリティ目的ではないので、IDを毎回入力する意味もないですし)。また、ひとつの方法として、マスター側がユーザーごとに、再生時間を設定できるようにすれば、「ゲームは1日何時間」といったことも、自動的に守られることになります。現行機ではもう無理ですが、発売前の次世代機(Xbox360は発売していますが、オンライン対応ですので、やるとすればダウンロード等で対応できるかな?)、もしくは、その次のゲーム機なら可能でしょう。
これらのことはゲームにとって大きな制限を加えることになりますが、前回述べた「ゲームをする環境と子供」のような背景を考えれば、これぐらいしてもいいのではとも思います。
続きは次回に・・・(そろそろまとめかな?)。
今日現在の私
体重:66.4Kg
体脂肪率:16.7
BMI:22.2
血圧:高114 低74
脳年齢:52歳
あとがき
今回述べたことは、あくまでゲームをプレイする側(一応、大人の端くれ)である、私の個人的な意見です。
ダイエット回想部分:2005.06.27~2005.08.29辺り
メールアドレス:yoshi_k1245@yahoo.co.jp