こんばんは。いったん涼しくなったと思ったのに、また暑くなってムシムシする夜が帰ってきましたね。今月は電気代が心配です。
タイトルにある通りですが、内容のネタバレもありますのでご注意ください。
今更かもしれませんが、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を観ました。大まかにいうと「やくざガンダム」。と思ったら、Wikiで調べてみると巷では「任侠ガンダム」と呼ばれているんだそうで。主人公も含めた登場人物が倒れるのも任侠映画ではベタな展開ですし。終わり方にしても、鉄華団は”悪”の側（実際はそんな単純なモノではないですが、マスコミや世論操作で）として世の中から姿を消しましたし、すっきりした終わりではないだけに賛否両論あるのは分かる気がしますね。
他にも言いたいことは色々ありますけど、その中でもよくわからなかったのは「ラスタル様の理想（ジュリエッタの言葉）」。ジュリエッタは随分とこの言葉を口にしていますし心の支えみたいにしていますが、具体的な事は何も語られておらず、そこまで心酔するほどの事なのかもわかりませんでした。彼女の場合は、理想に心酔しているというより単純にラスタルを慕っているだけなのかもしれませんが。敵側の、いわゆる”ボス”として登場する彼（ラスタル）ですが、劇中では保守派というか現体制派みたいな位置づけで、改革、あるいは、のっとりを企図するマクギリスに対応しただけという感じ。その過程で、自らに都合の良い様に持っていく策謀はあったようですけど基本的には”受け”で、積極的に何かをしようというのではなくマクギリスの動きがあったから、ついでに自らに都合の良い様に持っていく為に動きました、というところでしょうか。まあ、保守派なら当然かもしれませんけどね。しかし、エピローグでギャラルホルンの体制も変えてしまっていましたし、よく分からない。”ギャラルホルンが世界を統治する”という枠であれば、中身は変わってしまっても良いという事なんでしょうかね。
個人的には、イオク・クジャンと決着がついたのはすっきりして良かった（機械に押し潰れたような表現はありましたけど明言されたわけではないので、”もしかしたら”があるかもしれませんが、そこはアキヒロが最後に敵を討ったと思いたい）。何というのか、真面目系無能というのか・・・。傲慢ではないモノの、典型的な無能貴族的な思考を持つ人間でしょうか。ラスタルに「お前が部下に慕われている（ラスタルに比べて、自分ははるかに未熟者だという事を自覚しているだけなのかもしれませんが）のは、背景にクジャン家があるから（言い方としては「まず、歴代の実績を含めたクジャン家を見る」みたいな言い方でしたけど）」と言われても自らの能力を疑ったり反発するどころか感激してしまうし、部下の死亡は自分のせいなのに、鉄華団のせいにして逆切れ、逆恨み。こいつのせいで、何の関係もなかった農場の人間も含めて何人犠牲になったんだか。途中から、こいつが出てくる度にイラッとしていました（笑）。
結局、中心である鉄華団の主要人物が死亡していますし完結したような感じでしたけど、続編が発表されたみたいで、どんな内容になるんでしょうね。単純に続きとは限らないですけど、未来の事になるのか、過去にさかのぼるのか。オルフェンズは過去の方がMSの技術が進んでいる様（ビーム兵器とか）なので、スペックが現オルフェンズよりオーバーしていても違和感もないでしょうし、未来も同様。UCシリーズの様に、明らかにオーバースペックのオーパーツ的MSが出てきて矛盾が生まれる心配もないでしょうし、そういう意味では狙っていたんでしょうかね。もっともUCシリーズは、アニメ、ゲーム、漫画、小説等、派生や後付けが多すぎてうやむやになっている感がありますけど（笑）。個人的にもUCシリーズは好きですし、何より”格好良ければ何でも良い”みたいな姿勢もアリだと思います。
それでは、また。
タイトルにある通りですが、内容のネタバレもありますのでご注意ください。
今更かもしれませんが、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を観ました。大まかにいうと「やくざガンダム」。と思ったら、Wikiで調べてみると巷では「任侠ガンダム」と呼ばれているんだそうで。主人公も含めた登場人物が倒れるのも任侠映画ではベタな展開ですし。終わり方にしても、鉄華団は”悪”の側（実際はそんな単純なモノではないですが、マスコミや世論操作で）として世の中から姿を消しましたし、すっきりした終わりではないだけに賛否両論あるのは分かる気がしますね。
他にも言いたいことは色々ありますけど、その中でもよくわからなかったのは「ラスタル様の理想（ジュリエッタの言葉）」。ジュリエッタは随分とこの言葉を口にしていますし心の支えみたいにしていますが、具体的な事は何も語られておらず、そこまで心酔するほどの事なのかもわかりませんでした。彼女の場合は、理想に心酔しているというより単純にラスタルを慕っているだけなのかもしれませんが。敵側の、いわゆる”ボス”として登場する彼（ラスタル）ですが、劇中では保守派というか現体制派みたいな位置づけで、改革、あるいは、のっとりを企図するマクギリスに対応しただけという感じ。その過程で、自らに都合の良い様に持っていく策謀はあったようですけど基本的には”受け”で、積極的に何かをしようというのではなくマクギリスの動きがあったから、ついでに自らに都合の良い様に持っていく為に動きました、というところでしょうか。まあ、保守派なら当然かもしれませんけどね。しかし、エピローグでギャラルホルンの体制も変えてしまっていましたし、よく分からない。”ギャラルホルンが世界を統治する”という枠であれば、中身は変わってしまっても良いという事なんでしょうかね。
個人的には、イオク・クジャンと決着がついたのはすっきりして良かった（機械に押し潰れたような表現はありましたけど明言されたわけではないので、”もしかしたら”があるかもしれませんが、そこはアキヒロが最後に敵を討ったと思いたい）。何というのか、真面目系無能というのか・・・。傲慢ではないモノの、典型的な無能貴族的な思考を持つ人間でしょうか。ラスタルに「お前が部下に慕われている（ラスタルに比べて、自分ははるかに未熟者だという事を自覚しているだけなのかもしれませんが）のは、背景にクジャン家があるから（言い方としては「まず、歴代の実績を含めたクジャン家を見る」みたいな言い方でしたけど）」と言われても自らの能力を疑ったり反発するどころか感激してしまうし、部下の死亡は自分のせいなのに、鉄華団のせいにして逆切れ、逆恨み。こいつのせいで、何の関係もなかった農場の人間も含めて何人犠牲になったんだか。途中から、こいつが出てくる度にイラッとしていました（笑）。
結局、中心である鉄華団の主要人物が死亡していますし完結したような感じでしたけど、続編が発表されたみたいで、どんな内容になるんでしょうね。単純に続きとは限らないですけど、未来の事になるのか、過去にさかのぼるのか。オルフェンズは過去の方がMSの技術が進んでいる様（ビーム兵器とか）なので、スペックが現オルフェンズよりオーバーしていても違和感もないでしょうし、未来も同様。UCシリーズの様に、明らかにオーバースペックのオーパーツ的MSが出てきて矛盾が生まれる心配もないでしょうし、そういう意味では狙っていたんでしょうかね。もっともUCシリーズは、アニメ、ゲーム、漫画、小説等、派生や後付けが多すぎてうやむやになっている感がありますけど（笑）。個人的にもUCシリーズは好きですし、何より”格好良ければ何でも良い”みたいな姿勢もアリだと思います。
それでは、また。