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京都 北野天満宮と上七軒

2014年06月09日 | 旅行
 梅雨の時期、2泊3日の関西の旅に出かけた。
初日は京都、ワンポイントで北野天満宮を歩くことにした。
ただこの日は梅雨の晴れ間で、なんと36度で蒸し暑さは最高!
京都からは地下鉄で。


地下鉄「今出川」駅下車。


同志社大学がみえた
会津の烈女・山本八重が嫁いだ新島襄が創立した私学校。ふと昨年のNHK大河ドラマを思い出した。

タクシーで北野天満宮まで行く。
昼食は天満宮前の通り、インターネットで見つけたお目当ての店を探す。ほどなく見つかる。


寿司割烹「華庄」

ひょうたん弁当を早速注文。
ひょうたん型の四層に分かれた器から、並べてみるのが楽しい。やさしい味で食べごたえがあった。写真にはないが、あとでハモの吸い物が出てきた。妻も満足そうだった。


<北野天満宮>
 菅原道真公を祀り、一般に「北野の天神さん」と呼ばれ、学問の神として崇められている。


一の鳥居


石灯籠と二の鳥居


楼門
文道の大祖風月の本主の額が掲げてある。


臥牛象三体
牛は天満宮において神使(祭神の使者)とされている。


絵馬堂
京都に現存する絵馬堂のなかで最も古く、規模も大きい。


中門(三光門)
三光門の由来は、豊富な彫刻の中に、日・月・星があることによる」と書かれている。


中門をくぐると、拝殿があらわれる

天満宮では修学旅行の学生が多数目立ち、賑やかだった。


拝殿(国宝)
御祭神菅原道真公をお祀りする本殿。桃山建築の代表。 現在の社殿は、慶長12年に造営された。


拝殿を横からながめる


本殿(国宝)
現存の本殿、石の間、拝殿、楽の間(合1棟)は、慶長12年(1607年)に建立されたもの。
入母屋造の本殿と、同じく入母屋造の拝殿の間を「石の間」で接続して1棟とする、権現造社殿で国宝に指定されている。
屋根はすべて檜皮葺き。


もみじ苑
豊臣秀吉が行った区画整理のひとつである御土居(全長は約22.5kmもあったと推測される土手)が一部残っている。
御土居の大欅(けやき)「東風(こち)」
秀吉が御土居を築いた当時から成長を続けているとある。京の地より天高く大宰府へ東風を吹かせ続けているそうだ。


中に入ると、もみじの木々におおわれ、秋の紅葉は見事だろうと想像される。


菅原道真の歌碑を見つける。
「このたひは ぬさもとりあへす たむけやま もみちのにしき かみのまにまに」(古今集)
(歌意:このたびの旅は、出発の慌ただしさに、御幣の用意もできかねました。ところが手向山に来ますと木々の紅葉はさながら錦を織り成したよう。代りにこの紅葉を御幣として捧げますので、どうぞ神の御心のままにお受け下さい。)

北野天満宮東門を出る。
そこはすぐ、京都花街のひとつ、上七軒の通りになっている。

<上七軒>
室町時代に北野天満宮の再建の際に残った機材を使って7軒の茶店を建てた。これが「上七軒」の由来だそうだ。


上七軒の通り
なかなか風情のあるところだ。


暑い初夏の昼下がり、道を歩く人は少なく、通りも静かだった。
通りの一角から花街を彷彿とさせる三味線の音が聞こえてきて、二人共しばし暑さを忘れさせてくれたのが、ラッキーだった。

帰りはバスで京都駅まで。車窓から京都の街並みを眺めながら・・・。


京都駅ビルのカフェで小休止。




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