今は大田原市になっているが、かつては那須郡黒羽町といわれていた。
今回、15日に新盆で訪れたのを機会に、黒羽町だった須佐木(すさぎ)と川上、その途中の雲巌寺を通った。
帰りに久慈川の河原で一休み。
<大田原市須佐木>
ここは別名「カジカの里」と言われ、カジカが住むほど水がきれいな武茂川が町を貫流している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4e/e3804166705cdc3665a054ac176eca0a.jpg)
新盆(にいぼん)
昨年12月に亡くなった義姉の初盆に訪れた。
門口に白と赤の色が入った提灯を立てる風習。
室内には青竹で組まれた新盆用の祭壇が設けられ、赤いほうずきと緑の杉葉で飾られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6d/5d198e1a09c9f66704379af5efc54036.jpg)
須佐木の風景 <クリックで拡大>
義姉が住んでいた家には毎年のように訪れていたが、家から眺める外の風景は四季折々忘れがたいものであった。
翌日(16日)須佐木から少し奥にある雲巌寺の門前に立ち寄った。
<雲巌寺>
栃木県大田原市雲岩寺にある臨済宗妙心寺派の寺院。
松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄った寺院としても知られ、寺域には当時の住職であった仏頂禅師と芭蕉の歌碑がある。歌碑には 竪横の五尺にたらぬ草の庵むすぶもくやし雨なかりせば (仏頂和尚) 木啄も庵はやぶらず夏木立 (芭蕉)
の句が刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d1/b860880dee7f45a38c57b90c3d016dee.jpg)
雲巌寺への道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/3a/4dc2554df2e30d189c8c16fc2ab7c0db.jpg)
雲巌寺(うんがんじ)山門
朱塗りの反り橋の向こうに山門がみえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/9d/60ab99ed33cf335246e6798d3c5bd61a.jpg)
山門
度重なる焼き討ちに遭いながらも、幾度か再建され、幸いにして、唯一山門だけが残り、現在に至っているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/da/afe456fa228b85f9070ac6b6d532b924.jpg)
反り橋と武茂川の流れ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6b/a759c03a9bcba49920de6d61960cae1e.jpg)
水戸黄門の御手突石(左側)
この地に黄門さんが来た証し。石碑に由来が書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/44/667195eea5739ec9d67fb9be5708cb11.jpg)
水戸黄門の御手突石 <クリックで拡大>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/3f/21a1de9625c99e2d871f5eb35075180d.jpg)
「奥の細道碑」 <クリックで拡大>
当国雲岸寺のおくに佛頂和尚山居跡あり。
竪横の五尺にたらぬ草の庵
むすぶもくやし雨なかりせば
と、松の炭して岩に書付侍りと、いつぞや聞え給ふ。其跡みんと雲岸寺に杖を曳ば、人々すゝんで共にいざなひ、若き人おほく道のほど打さはぎて、おぼえず彼梺に到る。山はおくあるけしきにて、谷道遥に、松杉黒く、苔したゞりて、卯月の天今猶寒し。十景尽る所、橋をわたつて山門に入。 さて、かの跡はいづくのほどにやと、後の山によぢのぼれば、石上の小庵岩窟にむすびかけたり。妙禅師の死関、法雲法師の石室をみるがごとし。
木啄も庵はやぶらず夏木立
と、とりあへぬ一句を柱に残侍し。 (おくのほそ道)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/9f/a6ca86cdb176819bbb447e3cf9fe7e46.jpg)
武茂川
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7e/8d668968d188959b0d004328b87d740d.jpg)
白糸の滝
ここからさらに奥の川上に向かう。川上には妻の叔父が住んでいる。
<大田原市川上>
須佐木のさらに奥、八溝山の山懐にある農村地帯である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f3/a034d0df9395997f608ecbbd06639734.jpg)
川上の風景1 <クリックで拡大>
突然訪ねた叔父の家で歓待され、しばし歓談し、たくさんの土産まで頂いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b8/2d825305af9e3883d34bda8395af4ec7.jpg)
川上の風景2
叔父の家から眺めた夏の景色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/76/9d62b59ba961802321cd4e3dc53ced1f.jpg)
稲穂が伸びている
帰りは久慈川を見ながら、那珂ICから常磐道で。
<久慈川>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/43/7e9de87a39e0684120a104acd5058b90.jpg)
久慈川と橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/3e/7baaa9d97311830b25c393872d9469c9.jpg)
真夏の久慈川
水遊びをしていたグループがあった。
常磐道はお盆明けのせいか、わりと空いていた。
16時前に柏ICを降りることができた。
今回、15日に新盆で訪れたのを機会に、黒羽町だった須佐木(すさぎ)と川上、その途中の雲巌寺を通った。
帰りに久慈川の河原で一休み。
<大田原市須佐木>
ここは別名「カジカの里」と言われ、カジカが住むほど水がきれいな武茂川が町を貫流している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4e/e3804166705cdc3665a054ac176eca0a.jpg)
新盆(にいぼん)
昨年12月に亡くなった義姉の初盆に訪れた。
門口に白と赤の色が入った提灯を立てる風習。
室内には青竹で組まれた新盆用の祭壇が設けられ、赤いほうずきと緑の杉葉で飾られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6d/5d198e1a09c9f66704379af5efc54036.jpg)
須佐木の風景 <クリックで拡大>
義姉が住んでいた家には毎年のように訪れていたが、家から眺める外の風景は四季折々忘れがたいものであった。
翌日(16日)須佐木から少し奥にある雲巌寺の門前に立ち寄った。
<雲巌寺>
栃木県大田原市雲岩寺にある臨済宗妙心寺派の寺院。
松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち寄った寺院としても知られ、寺域には当時の住職であった仏頂禅師と芭蕉の歌碑がある。歌碑には 竪横の五尺にたらぬ草の庵むすぶもくやし雨なかりせば (仏頂和尚) 木啄も庵はやぶらず夏木立 (芭蕉)
の句が刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d1/b860880dee7f45a38c57b90c3d016dee.jpg)
雲巌寺への道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/3a/4dc2554df2e30d189c8c16fc2ab7c0db.jpg)
雲巌寺(うんがんじ)山門
朱塗りの反り橋の向こうに山門がみえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/9d/60ab99ed33cf335246e6798d3c5bd61a.jpg)
山門
度重なる焼き討ちに遭いながらも、幾度か再建され、幸いにして、唯一山門だけが残り、現在に至っているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/da/afe456fa228b85f9070ac6b6d532b924.jpg)
反り橋と武茂川の流れ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6b/a759c03a9bcba49920de6d61960cae1e.jpg)
水戸黄門の御手突石(左側)
この地に黄門さんが来た証し。石碑に由来が書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/44/667195eea5739ec9d67fb9be5708cb11.jpg)
水戸黄門の御手突石 <クリックで拡大>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/3f/21a1de9625c99e2d871f5eb35075180d.jpg)
「奥の細道碑」 <クリックで拡大>
当国雲岸寺のおくに佛頂和尚山居跡あり。
竪横の五尺にたらぬ草の庵
むすぶもくやし雨なかりせば
と、松の炭して岩に書付侍りと、いつぞや聞え給ふ。其跡みんと雲岸寺に杖を曳ば、人々すゝんで共にいざなひ、若き人おほく道のほど打さはぎて、おぼえず彼梺に到る。山はおくあるけしきにて、谷道遥に、松杉黒く、苔したゞりて、卯月の天今猶寒し。十景尽る所、橋をわたつて山門に入。 さて、かの跡はいづくのほどにやと、後の山によぢのぼれば、石上の小庵岩窟にむすびかけたり。妙禅師の死関、法雲法師の石室をみるがごとし。
木啄も庵はやぶらず夏木立
と、とりあへぬ一句を柱に残侍し。 (おくのほそ道)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/9f/a6ca86cdb176819bbb447e3cf9fe7e46.jpg)
武茂川
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7e/8d668968d188959b0d004328b87d740d.jpg)
白糸の滝
ここからさらに奥の川上に向かう。川上には妻の叔父が住んでいる。
<大田原市川上>
須佐木のさらに奥、八溝山の山懐にある農村地帯である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f3/a034d0df9395997f608ecbbd06639734.jpg)
川上の風景1 <クリックで拡大>
突然訪ねた叔父の家で歓待され、しばし歓談し、たくさんの土産まで頂いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b8/2d825305af9e3883d34bda8395af4ec7.jpg)
川上の風景2
叔父の家から眺めた夏の景色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/76/9d62b59ba961802321cd4e3dc53ced1f.jpg)
稲穂が伸びている
帰りは久慈川を見ながら、那珂ICから常磐道で。
<久慈川>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/43/7e9de87a39e0684120a104acd5058b90.jpg)
久慈川と橋
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真夏の久慈川
水遊びをしていたグループがあった。
常磐道はお盆明けのせいか、わりと空いていた。
16時前に柏ICを降りることができた。
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