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古賀メロディ聴き比べ19:無法松の一生

2010年04月19日 | 歌謡曲
  村田英雄は20歳(1949年)の時、日本一の浪曲師を夢見て上京し、1958年古賀政男に見出され無法松の一生で歌手デビューした。しかし当初はヒットに恵まれなかった。1961年11月に発売した西條八十作詞船村徹作曲の王将がミリオンセラーとなり、翌1962年に第4回日本レコード大賞特別賞を受賞。「王将」のヒットで、以前出した「無法松の一生」「人生劇場」なども相乗効果でヒット、その人気を不動にした。


映画「無法松の一生」(昭和38年、三船敏郎主演、高峰秀子、芥川比呂志、飯田蝶子、笠 智衆)
 福岡県小倉(現在の北九州市)で、荒くれ者で評判だった人力車夫・富島松五郎(通称無法松)と、よき友人となった矢先、急病死した陸軍軍人・吉岡の遺族(未亡人・良子と幼い息子・敏雄)との交流をえがいた作品。
か弱い吉岡母子の将来を思い、無私の献身を行う無法松と、幼少時は無法松を慕うも長じて齟齬が生じ無法松と距離を置いてしまう敏雄、それでも無法松を見守り感謝の意を表し続けてきた良子との交流と運命的別離・悲しい大団円などが描かれている。


<「無法松の一生」 自選聴き比べ>
村田英雄 シングルレコードの歌唱。
小倉祇園太鼓 まつりの映像。
島倉千代子 ステージ映像。
坂本冬実 ステージ映像。
神野美伽 ステージ映像。




      無法松の一生

  作詩:吉野夫二郎 作曲:古賀政男
 
 1 小倉生まれで 玄海育ち
   口も荒いが 気も荒い
   無法一代 涙を捨てて
   度胸千両で 生きる身の
   男一代 無法松

   空にひびいた あの音は
   たたく太鼓の 勇み駒
   山車の竹笹 提灯は
   赤い灯(あかし)に ゆれて行く
   今日は祇園の夏祭り
   揃いの浴衣の 若い衆は
   綱を引き出し 音頭とる
   玄海灘の 風うけて
   ばちがはげしく 右左
   小倉名代は 無法松
   度胸千両の あばれうち

 2 泣くな嘆くな 男じゃないか
   どうせ実らぬ 恋じゃもの
   愚痴や未練は 玄海灘に
   捨てて太鼓の 乱れ打ち
   夢も通えよ 女男(みょうと)波


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