以前、国立科学博物館 筑波実験植物園から、「きのこ展2017」での展示テーマのひとつ、「あの物語のきのこ」にほしじいたけを取り上げてもよいかという許諾申請があり、行きたいなぁ~きのこ展と思っていました。
やはり以前、『キュレーターから「怖い絵展」をやらないかと言われ続けていたが、あの絵が借りられないならやらないと逃げ続け、どうせ借りられないだろうとタカを括っていたら、あの絵が借りられることになってしまい、やることになってしまった』という、中野京子さんのコラムを新聞で読んで、行きたいなぁ~怖い絵展と思っていました。
そこへ、造形講師仲間のK先生が銀座で絵を展示するという案内が届き、横須賀美術館でtupera tupera展もやってるし、もうこれは行くしかない!と、10月6日~8日上京してきました。
初日は、友人と待ち合わせて太田記念美術館の「葛飾北斎 富嶽三十六景 奇想のカラクリ」へ。
北斎の天邪鬼、ヘソマガリぶりが他の絵師の作品との対比でよくわかりました。
北斎展を観るたびに、北斎はデザイナー! 超人的な動体視力の持ち主!と感心させられます。
今回は全46景と、娘応為の「吉原格子先之図」を観ることができ、よかったです。
その後、友人に連れて行ってもらった表参道ヒルズで食したランチが、この3日間の唯一の昼ごはんでした・・・
(残りの2日は、昼飯どころかお茶もしないで観たり移動したりしていました。)
続いて、池田学展を観に日本橋の高島屋へ。
一日に10㎝四方しか描き進められないと話題になっている、丸ペンとカラーインクによる超絶細密表現。
ルーペがないと見えないくらい細かい(眼の衰えが激しいので・・・(-_-;))。
そして、じっくり見るといろんな動物とかかわいいものも隠れているので、余計列が進みません。
ダブルイメージ、デペイズマンといっただまし絵的な要素もあって、普通に写実的に描かれているだけでもすごいのに・・・小憎らしい!(^_^;)
圧巻は3×4メートルの大画面の『誕生』。
これの制作時の定点観測速回し映像が流れていて、右手で描いたり左手で描いたり。
起きている間はずっと描いているんだろうか。
すさまじい集中力を見て、「腰が・・・」とか「目が・・・」とか言い訳ばかりしている自分にカツを入れられたような気になりました。
子ども時代の絵も興味深かったです。
その後友人と別れて、銀座の画廊 Art Pointに行き、K先生の絵を観て充実の一日でした。
(晩飯は粗食。)
翌7日は、つくばエクスプレスとバスを乗り継いで、筑波実験植物園の「きのこ展」へ。
園内には、ウスキテングタケ、イボテングタケ、カニの爪みたいなカニノツメ、タマゴタケ、エリマキツチグリ、ノウタケなどが発生していました。
特にタマゴタケはフェアリーリング状に出ていて、大感激!
その道では有名な先生らしい、ホサカ先生の園内きのこ解説を聞き、そのホサカ先生が解説を書いたという絵本、「わいわいきのこのおいわいかい」も買いました。
きのこの擬人化の仕方がおもしろい。
でも、きのこのおじいさんのヤマドリタケの孫がナラタケ、というのにはえーっ⁈となってしまいましたが…
「あの物語のきのこ」というテーマのパネル展示の部屋では、きのこを描いた漫画や絵本が取り上げられ、学術的立場から解説されていました。
ほしじいたけは、和物絵本のきのこのパネルで。
メインは「くろずみ小太郎旅日記」で、ほしじいたけはオマケ的扱いだったけど、取り上げてもらえただけいいか。。。
吉田戦車の感染るんです4を知らなかったので、是非読んでみようと思いました。
タマゴタケ
サンコタケ
イボテングタケ
ほしじいたけも販売されていました。
「カエンタケにごようじん」は、注文したが品切れで置けなかったとのことで残念!
絵本2冊と一筆箋を買いました。
8日は、上野の森美術館に開館前から並んで、「怖い絵展」を観てきました。
ナショナル・ギャラリーから借りてきた、日本初公開の「レディ・ジェーン・グレイの処刑」がやはり衝撃的で、気持ちがざわざわしてしまいます。
「怖い絵展」では、絵を鑑賞するのに知識は必要ない、感じたまま観ればよいという美術鑑賞教育に疑問が投げかけられています。
その絵に描かれている物や動物は何を象徴しているのか、それを知って観るのとそうでないのとでは全然違う。
帰ってから、高校の美術の教科書に『夢魔』が載っているのを見つけ、確かになーと思いました。
その後、小伝馬町のみうらじろうギャラリー『少女たちの領域2017』展を観て、深瀬優子さんやニコレッタ・チェッコリさんの絵にうっとりして・・・・
まだ時間がある!と、京急線とバスを乗り継いで、横須賀美術館にも行ってきました。
パンダ銭湯
<im src="/zousan/timg/middle_1508164427.jpg" border="0">
子ども連れの人も多く、小さな子でも楽しめる展示となっていました。
丸い絵本「あかちゃん」の製本の様子の映像が流れていて、プロの技に感心しました。
製本所さんにもお世話になっているんだなぁ・・・
身近な材料でできている工作の展示もおもしろい。マネして作りたくなります。
図録と、tupera tuperaも使っているという、よく切れそうなハサミを購入。
今度のチラシの仕事は、このハサミを使ってコラージュの手法でつくってみようかなと思っています(*^_^*)
所蔵されている谷内六郎の絵も大急ぎで観ました。
やはり以前、『キュレーターから「怖い絵展」をやらないかと言われ続けていたが、あの絵が借りられないならやらないと逃げ続け、どうせ借りられないだろうとタカを括っていたら、あの絵が借りられることになってしまい、やることになってしまった』という、中野京子さんのコラムを新聞で読んで、行きたいなぁ~怖い絵展と思っていました。
そこへ、造形講師仲間のK先生が銀座で絵を展示するという案内が届き、横須賀美術館でtupera tupera展もやってるし、もうこれは行くしかない!と、10月6日~8日上京してきました。
初日は、友人と待ち合わせて太田記念美術館の「葛飾北斎 富嶽三十六景 奇想のカラクリ」へ。
北斎の天邪鬼、ヘソマガリぶりが他の絵師の作品との対比でよくわかりました。
北斎展を観るたびに、北斎はデザイナー! 超人的な動体視力の持ち主!と感心させられます。
今回は全46景と、娘応為の「吉原格子先之図」を観ることができ、よかったです。
その後、友人に連れて行ってもらった表参道ヒルズで食したランチが、この3日間の唯一の昼ごはんでした・・・
(残りの2日は、昼飯どころかお茶もしないで観たり移動したりしていました。)
続いて、池田学展を観に日本橋の高島屋へ。
一日に10㎝四方しか描き進められないと話題になっている、丸ペンとカラーインクによる超絶細密表現。
ルーペがないと見えないくらい細かい(眼の衰えが激しいので・・・(-_-;))。
そして、じっくり見るといろんな動物とかかわいいものも隠れているので、余計列が進みません。
ダブルイメージ、デペイズマンといっただまし絵的な要素もあって、普通に写実的に描かれているだけでもすごいのに・・・小憎らしい!(^_^;)
圧巻は3×4メートルの大画面の『誕生』。
これの制作時の定点観測速回し映像が流れていて、右手で描いたり左手で描いたり。
起きている間はずっと描いているんだろうか。
すさまじい集中力を見て、「腰が・・・」とか「目が・・・」とか言い訳ばかりしている自分にカツを入れられたような気になりました。
子ども時代の絵も興味深かったです。
その後友人と別れて、銀座の画廊 Art Pointに行き、K先生の絵を観て充実の一日でした。
(晩飯は粗食。)
翌7日は、つくばエクスプレスとバスを乗り継いで、筑波実験植物園の「きのこ展」へ。
園内には、ウスキテングタケ、イボテングタケ、カニの爪みたいなカニノツメ、タマゴタケ、エリマキツチグリ、ノウタケなどが発生していました。
特にタマゴタケはフェアリーリング状に出ていて、大感激!
その道では有名な先生らしい、ホサカ先生の園内きのこ解説を聞き、そのホサカ先生が解説を書いたという絵本、「わいわいきのこのおいわいかい」も買いました。
きのこの擬人化の仕方がおもしろい。
でも、きのこのおじいさんのヤマドリタケの孫がナラタケ、というのにはえーっ⁈となってしまいましたが…
「あの物語のきのこ」というテーマのパネル展示の部屋では、きのこを描いた漫画や絵本が取り上げられ、学術的立場から解説されていました。
ほしじいたけは、和物絵本のきのこのパネルで。
メインは「くろずみ小太郎旅日記」で、ほしじいたけはオマケ的扱いだったけど、取り上げてもらえただけいいか。。。
吉田戦車の感染るんです4を知らなかったので、是非読んでみようと思いました。
タマゴタケ
サンコタケ
イボテングタケ
ほしじいたけも販売されていました。
「カエンタケにごようじん」は、注文したが品切れで置けなかったとのことで残念!
絵本2冊と一筆箋を買いました。
8日は、上野の森美術館に開館前から並んで、「怖い絵展」を観てきました。
ナショナル・ギャラリーから借りてきた、日本初公開の「レディ・ジェーン・グレイの処刑」がやはり衝撃的で、気持ちがざわざわしてしまいます。
「怖い絵展」では、絵を鑑賞するのに知識は必要ない、感じたまま観ればよいという美術鑑賞教育に疑問が投げかけられています。
その絵に描かれている物や動物は何を象徴しているのか、それを知って観るのとそうでないのとでは全然違う。
帰ってから、高校の美術の教科書に『夢魔』が載っているのを見つけ、確かになーと思いました。
その後、小伝馬町のみうらじろうギャラリー『少女たちの領域2017』展を観て、深瀬優子さんやニコレッタ・チェッコリさんの絵にうっとりして・・・・
まだ時間がある!と、京急線とバスを乗り継いで、横須賀美術館にも行ってきました。
パンダ銭湯
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子ども連れの人も多く、小さな子でも楽しめる展示となっていました。
丸い絵本「あかちゃん」の製本の様子の映像が流れていて、プロの技に感心しました。
製本所さんにもお世話になっているんだなぁ・・・
身近な材料でできている工作の展示もおもしろい。マネして作りたくなります。
図録と、tupera tuperaも使っているという、よく切れそうなハサミを購入。
今度のチラシの仕事は、このハサミを使ってコラージュの手法でつくってみようかなと思っています(*^_^*)
所蔵されている谷内六郎の絵も大急ぎで観ました。
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