今回はフルカラーで、ということなので
よし!今度こそタンスの肥やしのイラストレーターを使おう!
と意気込んでみたものの、ちっとも本に書いてあるようにはできない。
まるで、○○先生(造形の先生)の言うことは聞くのに
アシスタントである私の言うことは聞かない子どもたちのようだ。
あれこれ苦労した末に諦めて、多少は言うことを聞いてくれるフォトショップで
今回も作ったのでした。
いつもチラシの仕事でお世話になっている名古屋おやこセンター
(このチラシはあいち・子どもNPOセンターですが)
のスタッフの方から最近の若いお母さんの話を聞くことがあります。
携帯でメールしながら授乳するんだよー
え~っ!?
と、我々の世代は憤ってしまいますが、
ありそうな話かも。
何がいけないんだと言われるとうまく説明できませんが、
社会的なコミュニケーションの基が家族で、その基の基のような気がするから。
先日聴きに行った講演で、詩人の片山令子さんは
「授乳中に携帯メール」を「もったいない。」と言っておられました。
赤ちゃんはお母さんのことをじっと見ているのに
こんな時間はすぐに過ぎ去ってしまってもう取り返せないのに。
うちの子たちが赤ん坊の頃、今みたいに携帯があったら、
それほど社会から取り残されたような気持ちにならなかったかな。
でも
携帯がなくて、よかったな。
無条件に母を頼りにしていたあの授乳の時期、母にとって至福の時間だったかもしれませんね。あんなに人から必要とされた時は二度とないような気がします。
私など気がついたら今日一日誰とも会話していなかったという日ばかり^^;
「至福の時間」の至福をもっと腰を据えて味わえばよかったと今なら思います。
いつもいろいろなことを心配していたような気がします。