538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ラブ・クライム

2011-06-18 21:57:14 | 洋画
ミシェル・ファイフアー、アシュトン・カッチャー、
キャシー・ベイツ主演
デヴィッド・ホランダー監督
2009年製作のアメリカ映画

TSUTAYAさんでサスペンスのジャンルの棚に置いてあったし
久しぶりのミシェル・ファイフアーさんだから
ラブ・サスペンスだと思って借りてきたら

なんとサスペンスじゃなかった
親子ほども年の離れた
ご主人を殺された聾唖の少年を持つ母親(ファイフアー)と
双子の姉を殺された青年(アシュトン・カッチャー)が
被害者の会で知り合い

お互い心に傷とかを抱えて交流してく中で
ファイフアーさんが青年を食っちゃう
って、おはなし・・・・
ある意味この展開が「ラブ・クライム」っちゃぁ
ラブ・クライムですが・・・
原題は「Personal Effects」
直球なタイトルですよねぇ

傷をなめあううちに、心が通ってしまう
地味です、かなり
淡々と物語が進む

青年が姉の仇をとるんかいなと
みてるうちに、なとなくファイフアーさんの魅力に
こっちもはまって飽きることなくみちゃいましたけど

ある意味さわやかな映画だった
って、映画の内容は暗いですよ
姐を殺したと裁判受けてる犯人は知的障害者だし
ファイフアーさんの息子は聾唖でいじめを受けてるし

と、登場人物すべてが心に体に
なんらかの傷をかかえてる
ですっからね
でも、見終わってなんかほっこりするんですよねぇ

こういう映画自体見なかったんですが
日本版のDVDの売り方にだまされ
見ちゃいましたが
見て後悔はしない映画でした