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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

白インゲンとひき肉・ソーセージのトマトシチュー:新信州郷土料理(妻女山里山通信)

2009-11-19 | 男の料理・グルメ
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 自家製の白インゲン豆(ぎんてぼう)がたくさん採れました。甘く煮ておやつもいいのですが、欧米では普通の料理にもよく使います。フランスのカスレやポルトガルのフェイジョアーダには、この豆を使います。ブラジルのフェイジョアーダは、フェジョン・プレットという黒い豆を使いますが、ポルトガルでは白インゲンです。白インゲン豆は、結構使い勝手が良く美味しいので便利。マリネやサラダ、炒めものにも使えます。

 このレシピは、私のMORI MORI RECIPE「塩漬け牛肉と豆の煮込み」のレシピをより簡単にアレンジしたものです。コクのある白インゲン豆の旨味が、合い挽き肉とソーセージによく合います。ソーセージは、ハーブ入りや辛いチョリソーでも美味です。カルニセッカ(塩漬けの干し牛肉)は、なくてもかまいませんが、ブラジル食材店にあります。エルブ・ド・プロヴァンスは、ミックスハーブです。なければオレガノやローズマリーで。

■材料(4人分)
豚ひき肉・・・・・・・・・・・・・・・100g
鶏ひき肉・・・・・・・・・・・・・・・100g
ソーセージ・・・・・・・・・・・・・・3本(100g)
カルニセッカ(塩漬けの干し牛肉)・・・30g
ベーコン・・・・・・・・・・・・・・・50g
白インゲン豆・・・・・・・・・・・・・200g
タマネギ・・・・・・・・・・・・・・・大1個
ホールトマト・・・・・・・・・・・・・1缶(400g)
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・4片
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
ブイヨンキューブ・・・・・・・・・・・2個
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・800cc
オリーブ油・・・・・・・・・・・・・・少々
エルブ・ド・プロヴァンス・・・・・・・少々
塩・コショウ・・・・・・・・・・・・・少々
ローリエ・・・・・・・・・・・・・・・2枚

■作り方
●下準備
1. 白インゲン豆を洗って一昼夜水につける。
2. 別に塩漬けの干し肉を一昼夜水につける。
●煮込み
1. 鍋にもどした豆と800cc分のもどし汁を入れる。強火にして、あくを取ったらローリエを入れて弱火で煮る。
2. ソーセージは一口大に切る。もどした干し肉とベーコンを粗みじん切りにし、タマネギとニンニクを粗みじん切りにする。
3. フライパンにオリーブ油、ニンニクを入れて火をつけ、香りが出たらひき肉と2の残りを入れて炒める。白ワインを加え、コショウをふって炒める。
4. 1の鍋に炒めた3と刻んだトマト、エルブ・ド・プロヴァンスを加え、ブイヨンキューブを加え、弱火で約30分くらい煮こむ。
5. 味見をし、必要なら塩を入れて、さらに煮こんでできあがり。

 一度冷まして食べる直前に再び温めた方が味がよくなじみます。ファリーニャ・デ・マンジョーカとピメンタをかけて、ご飯と食べればブラジル料理です。
 白インゲン豆に多く含まれるファセオラミンは、炭水化物を吸収させにくくする働きがあるそうですから、ダイエットにもよさそうです。 
 尚、白インゲン豆は、加熱が不十分だと、嘔吐や下痢の中毒症状がでます。もちろん、充分に加熱すれば全く問題ありません。

★新信州郷土料理は、MORI MORI RECIPE(モリモリ レシピ)をご覧ください。
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