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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

落花生は塩ゆでが一番!:新信州郷土料理(妻女山里山通信)

2009-11-02 | 男の料理・グルメ
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 落花生は、マメ科ラッカセイ属の一年草で、別名は南京豆、地豆、唐人豆、異人豆など。南米アンデス原産で中国を経由して、江戸時代初期に日本に入りました。貝原益軒の『大和本草』(1709年刊)には落花生が登場しますが、一般には普及しなかったようです。栽培が本格化したのは明治になってから。ハイカラな食べ物だったのでしょう。

 私はピーナッツが大好きなのですが、ほとんどが中国からの輸入品。安全性にも不安があるので自分で作ることにしました。無農薬無化学肥料です。6月に種まきをして、大きくなってから根寄せをしました。夏にもう一度、これは長男が根寄せをしてくれました。カラスにほじられないように、鳥避けの天蚕糸を張ります。先週、葉がやや枯れてきたので、週末に掘り起こしました。ひっくり返して乾燥させます。畑に置いておくとカラスに食べられてしまうので、庭に干しました。

 まずは、生落花生の塩ゆでです。生落花生があればこその食べ方で、以前は産地かその近くでないと食べられないものでしたが、現在はその美味しさが広まって、レトルトや冷凍で手に入るようになりました。落花生は、塩味やバター味、味噌味で塩気で食べるのが一般的ですが、塩ゆで落花生はジューシーで甘いのです。一度食べたら本当に病みつきになります。

 落花生を洗って土を落とします。ひたひたの水で煮ます。塩は水1リットルに対し20グラム前後。フタをして50分、吹きこぼれないように強火から中火で煮ます。そのまま蒸らすように冷ましてできあがり。食べきれない分は冷凍します。食べ始めると止まらないのが難点。

 後はバターピーナッツ、味噌ピーナッツなどにします。ピーナッツだれなど料理にも使えます。

★新信州郷土料理は、MORI MORI RECIPE(モリモリ レシピ)をご覧ください。時候坊料理のレシピやブナハリタケ、マスタケなどのレシピもあります!
コメント (3)
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