風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

シリア旅行 4日目 その1(アレッポからラタキアへ)

2010-10-15 | シリア旅行記(2009年版)
2009年11月24日(火)

5:20 起床

5:55 朝飯もとらずにホテルを出発。

早朝のタクシーを捕まえアレッポ駅に向かう。

今日は鉄道によりアレッポより西へ170kmほどに位置する
地中海沿岸のシリア最大の港町ラタキアへ行く予定だ。


(右側のアレッポより地中海沿岸のラタキアへ青線を行く)

6:05 タクシーは10分ほどでアレッポ駅に到着。


(朝のアレッポ駅)

我々は6:48発の普通列車ラタキア行きに乗車の予定だ。

窓口で一番安い2等車の切符購入。

170kmほどの長旅にもかかわらず値段は一人210円(70SP)くらいと驚くほど安い。

待ち会い所で待ってると地元の人が登録が必要と教えてくれた。

どうやらこの社会主義の国では国内の移動においても事前の登録が必要らしい。

パスポートと切符を持って登録所に行く。


(ID登録所)

登録所では切符にサインをしてくれる。


(切符 裏にIDを確認したとのサインがある)

乗車可能との声によりホームに入る。


(機関車)


(客車)

車内は横に1席、通路、2席の3席でゆったりとしていた。


(2等でもゆったりとした車内)

1等の車内も見てみたが座席の配置は変わらず見栄え座り心地とも同じようだった。

6:48 出発。

ラタキア到着は10:30の予定で4時間弱の長旅である。
急行であれば3時間以内であるが適当な時間のものがなかった。


(延々と広がるシリアの大地)

列車は察するにヨーロッパあたりから払い下げられたものであろうか窓は汚れて白く濁っている。


(途中の街)

列車は途中いくつかの山越えをするようだ。


(少し紅葉しかかった森)


(陸橋を登っていく)

乗客はまばらだったが、子供を連れた家族もいた。


(乗り合わせた子供)

10:30 列車は予定通りラタキア駅に到着する。

ホテルにタクシーで向かう。

今日のホテルはバック・パッカーも泊る安宿ではあったが小奇麗だった。


(室内)


(トイレ)

12:00 荷物を置いた我々は早速散策へと出かけた。

ラタキアといえば港町として有名だが、もう一つ2006年に世界遺産に登録された
サラディーン城が東25kmの所に位置しサラディーン城への入り口としても有名である。

我々はまずサラディーン城を目指すことにした。

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