風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

費用概略

2008-06-29 | レンタカーによる中欧個人旅行記
中欧旅行のフレームは決まった。

ここで費用について考える。
概算で以下のように見積もる。 (単位は米ドル)

航空運賃(二人分)  $630x2     $1,260
宿泊代(9泊分)     $130x9    $1,170
レンタカー代                   $700
食事代(10日分)              $1,000
ガソリン代(2,000km/15x$2)           $340
見学料ほか      $50x10       $500
       合計               $4,970

およそ$5,000となり、二人で日本からのヨーロッパ旅行ツアーに
参加することを考えるとまずまずかと思う。
手作りの旅行といったきめ細かさ、付加価値も期待できるだろう。

お酒の好きな我々夫婦、アルコール代をどれくらい節約できるかが
予算範囲内におさえるキーポイントかもしれない。

これから暇をみて、ネットを通してフライト、レンタカーの予約、
予算に見合ったホテル探しに入る。
ホテル探しこれがなかなか大変だろうと覚悟する。
 
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宿泊地決定

2008-06-25 | レンタカーによる中欧個人旅行記
ウイーンに行くことは決まったがどのように周るか。

まずは起点を決めるべくフライトの予定、価格などを検討する。

やはりアンマンから飛ぶにはNational FlagであるRoyal Jordanianが便利そうだ。
アンマンから直行便がヨーロッパの各地に出ている。
ウイーンにも飛んでいるが価格が往復750ドルとちょっと高い。
ハンガリーのブダペストを調べると630ドルと100ドル以上安い。
往路、復路が異なるとさらに割高だ。
ブダペストを起点、終点とすることにする。

次に旅行書やネット検索によりどこを観てどの町に泊まるかを決める。
宿泊地が決まれば旅行の概要はできたようなものだ。
これがかなりやっかいだが楽しくもある。

とりあえず下記のように決めた(運転キロ数はおおよその目安である)

14:10   ブダペスト着陸  
15km運転  セルビア文化の小さな美しい町センテンドレ(1泊目)
200km運転 スロバキアの首都ブラチスラバ(2泊目)
350km運転 チェコの首都プラハ(3、4泊目)
200km運転 世界遺産の宝石のような町チェスキークルムロフ(5泊目)
300km運転 オーストリアの首都ウイーン(6,7泊目) 
250km運転 ハンガリーの首都ブダペスト(8,9泊目)
14:25   ブダペスト離陸

トータル9泊10日の日程だ。


(ブダペスト⇒センテンドレ⇒ブラチスラバ⇒プラハ⇒
チェスキークルムロフ⇒ウイーン⇒ブダペストと周る)

初日、ブダペストに泊まらず、15km先のセンテンドレに宿泊することにした。
まだ初日で運転にに慣れてないことを考慮し、できるだけ街中走行は避けたい。
ブダペストの街を迂回し距離数も短かくしゆっくりドライブできるようにした。

これで骨組みはできた。
あとはフライト、レンタカー、ホテルの予約だ。
これらは時間を見つけてインターネットで行うこととする。

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ヨーロッパ旅行企画

2008-06-21 | レンタカーによる中欧個人旅行記
現在レンタカーによるヨーロッパ旅行を企画している。

9月の初めから始まるらしい断食月なるラマダン期間中の
10日間ほどどこかに逃げたいとの思いだ。
ラマダン中はスーパーなども閉じる店が多く、また断食のせいで、
車などの運転も荒くなるらしい。

赴任の地として、アンマンを希望したのには理由がある。
アンマンを拠点としてヨーロッパ各地を旅行できるのではとの期待である。
飛行時間も3~6時間であり、時差も1~3時間と小さい、
日本から行くのとは大違いで、行き帰りの2日間は節約できるだろう。

候補地を探す。
いろいろ調べたが、北欧の物価の高いのには驚いた、ちょっとした昼食でも
1,000円以上はしそうである。
日本の倍近い感じだろうか。

物価が比較的安くて、日本からあまり行けないところということで、
最終的にアドリア海岸が美しいクロアチア周遊と美しい町と歴史のある中欧が残った。

妻に意見を求める。
都会らしい都会の空気をを久しぶりに満喫したいと言う。
となるとウイーンのある中欧だ!
妻もウイーンは大好きだという。

以前、米国駐在中にNYからフランクフルトに飛び、そこからレンタカーで
各地を回ってウイーンに行ったことがある。
今回、アンマンからウイーンにたどり着けば北半球を鉢巻状に
一周したことになる。

それもいい記念かなと納得し中欧旅行と決めた。
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不思議な街アンマン

2008-06-16 | ヨルダン事情・暮らし・気質
私の書斎の西側の窓から畑が見える。

畑の向こうは死海を越えてイスラエル、地中海へと続く。
何もさえぎるものがなく、この初夏の季節、地中海からの風が心地よい。
地中海の「風に吹かれて」このブログを書いている。

窓からときどき山羊が見られる。干からびた枯れ草を求めて
飼い主に連れられてやってきて、いつのまにかいなくなる。
緑の葉は食べないようだ。


(書斎から見れる山羊と飼い主)

当地、アンマンは標高1,000m近くでまた空気が乾燥しているため、
木陰に入ればしのぎやすい、日本の軽井沢に似た気候と言われている。
しかし、一旦直射日光の下にでると、ものすごい陽射しが衣服を熱くする。
その強さといったら日本の比ではない。

そろそろ、ヨーロッパ各国から、あるいは湾岸諸国から避暑客がやってくる
季節に入ったようだ。
近年は石油高騰の恩恵をうけてる湾岸諸国の避暑客が増えているそうだ。
これらの避暑客を目当てに、モールの中や街中に高級ブランド店や
レストランが多いのもこちらの特徴だ。



また湾岸諸国の石油好況の影響もあり、湾岸諸国の金持ちが
比較的政治の安定しているヨルダンに投資先を求めている。
そのお蔭もありかなりのビル建築ラッシュでもある。
近年は7~8%の経済成長率を維持している。


(建築中のビル)

高級ブランド店に建築ラッシュ、反面街をちょっと離れると山羊、羊が
散歩してるのも見られるアンマンとは不思議な所だ。
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私の中のヨルダン国

2008-06-12 | ヨルダン事情・暮らし・気質
ここで自分なりのヨルダン国について触れたい。
正式にはヨルダン・ハシェミット王国という。


(ヨルダン国 イスラエルの西側は地中海である)

面積は8.9万平方kmで北海道(8.3万平方km)とほぼ同じ広さだ。
人口560万人(2006年)で、これもまた北海道(557万人、2008年3月)と
ほぼ同じである。
人口の7割がパレスチナ人だそうだ。
首都はアンマンで人口およそ120万人、緯度は宮崎、鹿児島の県境あたりに位置する。


(ヨルダン国旗 黒はアッバース朝、白はウマイヤ朝、緑はファーティマ朝、
赤は革命を表わし、星の7極はコーラン序章の7つの句を表わす)

地理的にはヨーロッパに比較的近い。
ヨーロッパの主要各国には3-6時間で行けそうだ。
時差も1-3時間と比較的小さい。
赴任希望としてヨルダンを選んだ理由にヨーロッパに近いことが
無かったと言えば嘘になる。
これを機会、休暇などを利用してヨーロッパ各国を訪れられるのではとの
期待は当然あった。

米国駐在時、国内の国立公園を中心に車で各地を旅行した。
またNYからヨーロッパに2度ほど渡り、独、伊、仏、オーストリア、
スイスを中心に車で回ったこともある。
これらの経験から、米国とヨーロッパの特徴を独断的に表現すると
一言でいって、米国は自然の雄大さ、ヨーロッパは文化、歴史の深さであろう。

その比較のなかで、私のこれからの興味としてヨーロッパは勝っており、
将来においてどこかヨーロッパの物価の安い所で住めたらと思うときもある。

そんなわけで、私の中でヨルダンはヨーロッパへの前線基地との位置づけでもある。
これからの2年間、いろんな機会を活かして旅行できたらと思っている。
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