風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

中欧旅行 9日目 その2(ブダペスト ブダ側)

2008-11-30 | レンタカーによる中欧個人旅行記
くさり橋を渡るとケーブルカーの発着駅がある。


(ケーブルカー)

ケーブルカーで一気に王宮まで上る。


(三段になったケーブルカー)

王宮前からの景色もなかなかのものだった。


(王宮前から聖イシュトヴァーン大聖堂)


(国会議事堂)


(王宮前からペスト地区1)


(王宮前からペスト地区2)

王宮前から王宮の丘に向かう。
10分ほどで三位一体広場に着く、


(三位一体広場 真ん中は三位一体の像)

広場には聖イシュトヴァーンの騎馬像がある。


(聖イシュトヴァーンの騎馬像 二重の十字架が特徴)

騎馬像をを通り過ぎると漁夫の砦だ。
この名は、かってここに魚の市がたっていたことや、
城塞のこのあたりはドナウの漁師組合が守っていたことなどから付けられたらしい。


(騎馬像の向こうが漁夫の砦)

ここからのペスト地区の眺めは格別であった。


(漁夫の砦から国会議事堂)


(漁夫の砦から)


(聖イシュトヴァーン大聖堂)

広場の脇にはゴシック様式のマーチューシャ教会もある。

ブダペストのシンボル的な存在として知られるこの教会は
王宮と同じくハンガリーの長い歴史を背負っているそうだ。


(マーチューシャ教会の模型)


(シンボルである高い尖塔は改修中だった)


(カラフルな屋根は陶磁器で有名なジョルナイ製だそうだ)


(ネオゴシック様式の主祭壇)


(美しいステンドグラス)

広場をあとにしてぶらぶら歩いていると、人の列が目に入った。

調べてみると「ルスヴルム」というカフェで1827年創業以来の
伝統を守った自家製ケーキが食べられるらしい。


(Cafe)

少し並んだら運良く店内に入れた。


(店内)


(ケーキとカプチーノを頼む)

カフェをあとにしてくさり橋の方に歩をすすめる。


(電話Box)


(ブダの街並み1)


(ブダの街並み2)


(ブダの街並み3)

ブダの街を歩きながらくさり橋に戻った。


(くさり橋 ブダ側)

くさり橋のたもとにはブダ側、ペスト側の両側に威厳をもってたたずむ
4頭のライオンが見守っている。
ライオンは王のシンボルである。

くさり橋を渡って再びペスト側に引き返す。
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中欧旅行 9日目 その1(ブダペスト ペスト側)

2008-11-25 | レンタカーによる中欧個人旅行記
9月20日 雨のち曇り 摂氏11度

7:30 朝食


(朝食のサービス・テーブル)

9:30 ホテルを出発

地下鉄駅に行き、今日は一日券を買い求める。
クレジット・カードでは自販機でしか買えないようだ。


(自販機)

一日券は1,550Ft(1,000円)だった。


(一日券を買う)

ホームはそんなに長くなく、薄暗かった。


(地下鉄駅構内)

列車は3両編成で1両の座席数は16と小さい。


(地下鉄車内)

オペラ駅で地下鉄を降り国立オペラ劇場を見ながら歩く。


(国立オペラ劇場)

オペラ劇場を過ぎると威厳ある聖イシュトヴァーン大聖堂が見えてくる。
聖イシュトヴァーンはハンガリーにキリスト教をもたらした建国王である。


(聖イシュトヴァーン大聖堂)

聖イシュトヴァーン大聖堂には展望台があり我々も上ってみた。


(ここに上る)

以下は大聖堂からの眺めである。


(聖イシュトヴァーン大聖堂から1)


(聖イシュトヴァーン大聖堂から2)


(聖イシュトヴァーン大聖堂から3)


(聖イシュトヴァーン大聖堂から4)


(聖イシュトヴァーン大聖堂から5 国会議事堂)


(聖イシュトヴァーン大聖堂から6)


(聖イシュトヴァーン大聖堂から7 王宮)

大聖堂をあとにしてくさり橋に向かう。

くさり橋からはいよいよ王宮、王宮の丘が間近に見えてくる。
くさり橋のたもとにはライオンが控えている。


(くさり橋から王宮)


(王宮の丘)

ドナウ川をはさんで王宮の対岸は国会議事堂である。


(国会議事堂)

ブダペストはドナウ川によって2つの地域に分けられる。

ドナウ川の東側がブダ地区、西側がペスト地区と呼ばれ
王宮はブダ地区に、聖イシュトヴァーン大聖堂や国会議事堂はペスト地区に位置している。
この2つの地域を結んでいるのがくさり橋だ。

我々はいよいよくさり橋を渡って王宮のあるブダ地区に入る。
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中欧旅行 8日目 (ウイーン出発 ブダペスト)

2008-11-20 | レンタカーによる中欧個人旅行記
9月19日(日)曇り 摂氏10度

7:30 起床、朝食は高速道路のサービス・エリアで食べることにする。

GPSを設定しようとするが、ブダペスト市内に同じアドレスのところが7ヶ所もあり、
適当に選択する。
これがあとで時間ロスを生じさせる結果となった。

9:10 ホテルを出発
ほどなく高速道路に乗る。

オーストリアは風力発電が盛んなのか、ことのほか風車が多いようだ。


(風力発電)

ここでも国境は形だけだった。


(国境 手前がハンガリー)

11:00 国境を過ぎてハンガリーに入ったところで朝食をとる。

GPSによる目的地に着いたが、風景が違いホテルらしきものは見当たらない。
道の人に聞くが英語が通じなくて要領を得ない。
仕方なくそれらしき別の目的地を指定して行ってみるがだめだった。

小さな雑貨屋に入って聞くと大きな地図を出してきてくれた。
それにはローマ数字で地域の数字が記してあるではないか。
GPSの目的地にもローマ数字が記してあったのを思い出し、
GPSに該当の目的地を指定することができた。

14:30 1時間半ほどの時間ロスであったろうか、なんとかホテルに到着。


(ホテルIbis)

室内はそれなりで、ここではIbisにしては珍しくバスタブがあった。


(室内)

15:30 ホテルをあとにして散策に出る。
ホテルから歩いて3分のところに英雄広場があり、そこから地下鉄が出ている。


(英雄広場)


(英雄広場を背にして広場前道路を望む)

券売所にてチケット購入。


(券売所)

一回券は270Ft(180円)であった。


(一回券)

ここでも乗車時刻を打刻する必要がある。


(刻時機)

地下鉄に乗って7駅、15分ほどで街の中心部に出る。

ぶらぶらとデアーク広場にあるヘレンド直営店に向かう。
妻は今回の旅行でヘレンド直営店に行くことも大きな目的の一つだったらしい。

やはりここは直営店だけあって、人形などほかでは見られないようなものも展示されていた。


(ヘレンドの人形)


(名品のいろいろ)

妻はいろいろ迷った挙句、結局はインドの華をささやかながら一品購入した。
やはり他と比較すると豪華さが違うようだ。


(インドの華)

ヘレンドをあとにしてくさり橋へと向かう。


(くさり橋前の広場)

ここまで来た時点で日も暮れてきたので今日はこれまでとし、
ホテルに地下鉄で戻る。

18:50 ホテルのレストランで夕食。


(本日のスペシャルを頼んだので名前がわからない)

20;40 食事を終えて部屋に戻る。

風呂に入ろうとするとシールが貼ってある、エコの勧めらしい。


(エコのすすめ)

これによると、バス・タオルを明日も使う場合は掛けておき、
代えて欲しいときは下に置くということのようだ。

ここではエコに積極的らしい。
エレベーターに乗るとき次のようなシールも見かけた。


(エレベーターのエコの勧め)

これは一人、二人は歩けということのようだ。

22:00 風呂からあがり就寝

本日の走行距離 286km 


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中欧旅行 7日目 (ウイーン)

2008-11-15 | レンタカーによる中欧個人旅行記
9月18日(木)晴れ 摂氏10度

今日は久しぶりに太陽を見る。

8:30 ホテルを出発、朝食はホテルで取らず西駅のマックで食べることにした。
西駅はホテルから徒歩で10分くらいである。
妻によると西駅には世界一豪華なマックの店があると言う。

しかし西駅に着いてもマックは見当たらない、どうも妻の勘違いらしい。
たまたまサービスで通勤客に無料で提供されている、コーヒーとパンで朝食とする。

ついでに西駅のホームに入ってみた。


(西駅の長距離電車)

西駅をあとにして地下鉄で街の中心部に向かう、今日も24時間券を購入。

今日はウイーンの中心部の見所を見学するつもりだ。

トラムでオペラ座駅からブルタ公園にいく。


(公園内のモーツアルト像)

そのまま新王宮のほうに歩く。


(新王宮)


(新王宮前のオイゲン公騎馬像)

新王宮より王宮に向かう。
王宮のほうが新王宮よりは豪華なようだ。
王宮の前はミヒャエル広場と呼ばれる。


(正面のカーブが美しい王宮)


(別角度からの王宮)

ミヒャエル広場には金色のモーツアルトに扮した人の像があった、微動だにしない。


(広場のモーツアルト像)

王宮の中はハプスブルク家の栄華を伝える食器の展示物、皇帝の部屋、そしてシシィの愛称で
人気がある皇妃エリーザベトにスポットをあてたシシィ博物館が見られる。

9:45 これらを見るため王宮の中に入る。
ここではヘッド・セットを貸してくれ日本語で説明が聞けるようになっている。


(ハプスブルク家の展示品1)


(ハプスブルク家の展示品2)


(ハプスブルク家の展示品3)


(ハプスブルク家の展示品4)

手の込んだナプキンのセッティングも興味深かった。
これはハプスブルク家に伝わる折込術で王宮内でも限られた人にしか伝授されなかったそうである。


(秘伝のナプキンのセッティング)

シシィ博物館の説明も興味深かった。
今まで知らなかった物語が面白かった。

12:45 王宮を出る。 たっぷり3時間をかけての見学であった。

お腹もすいたので、屋台のピザを食べる。

ランチのあとトラムで市庁舎まで行き、そこから逆方向にオペラ座に向かい
街の建造物を散策することにした。


(高い塔をもつルネッサンス風の市庁舎)


(ギリシャ神殿風の国会議事堂)


(マリア・テレジア像)

建造物のしんがりは美術史博物館である。
中に入って鑑賞する、ソファが置かれゆったり見学できるようになっている。
フェルメール、ラファエロ、ルーベンスなどの傑作が目白押しだが、
中でも数多くのブリューゲルのコレクションは特に見ごたえがあった。


(美術史博物館)

博物館を出て、再び地下鉄でホテルの最寄り駅に戻る。

18:00 昨日のレストランが気に入ったので、今日も同じ店に入る。

店内を見渡すが昨日のアルバータ君は今日はいなかった。

ハンガリーのセンテンドレでも食べた、パプリカがたっぷり入ったソースで煮込んだ
牛肉シチュー「グーラシュ」とサイブリングというオーストリアで好んで食べられている
ますの一種のフライをオーダーする。


(グーラシュとフライ)

隣のテーブルに老夫婦がやってきた。
近くに住んでるそうで、今日は奥さんの誕生日らしい)


(カメラを向けるとビール・グラスを持ってポーズ)

ワインも美味しく食もすすみ、もう一品牛肉のローストに香ばしく炒めた玉ねぎソースを
たっぷりかけた「ツヴィーベルローストブラーテン」を頼む。


(玉ねぎソースが美味しかった)

ウエイターにカメラを向けると仲間を呼んできてジョッキーを持って応えてくれた。


(陽気な従業員)

20:15 十二分に満足して店を出る。

22:00 シャワーを浴びたのち就寝。

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中欧旅行 6日目 (田舎道をドライヴ、ウイーンへ)

2008-11-10 | レンタカーによる中欧個人旅行記
9月17日(水)曇り 摂氏8度

8:00 ホテル隣接のレストランで朝食

本格的なレストランだけにサービス・テーブルの品ぞろえもしっかりしている。


(朝食セット・アップ)

カップ、ナイフなどの置き方もしゃれていて思わず隣のテーブルの写真を撮ってしまった。


(しゃれたセッティング)

おまけに、ここでは卵料理は三品から自由に選べ、注文後調理をして出してくれるという。
スクランブルと目玉焼きを頼む。


(たまご料理)

ホテルのチェック・アウトを済ませ、工事中の道を駐車場へと向かう。

10:30 GPSをウイーンのホテルにセットし出発する。


(ウイーンに向けて)

GPSのセットは高速利用にしたはずであるが、一向に高速に乗らず田舎道をひたすら走る。
こちらも不案内の身、GPSに全てを委ねる。


(ひたすら田舎道を行く)

途中、不安を感じるが、これも車旅行の楽しみとあきらめ、風景を楽しむ。


(一部紅葉)

ようやく国境らしきものが現れホッとする。
監視員は誰もいない。


(国境 手前がチェコ、向こう側がオーストリア)

オーストリアに入ると、これまでの様子とはちょっと違う。
こちらのほうが街並みなど整然として綺麗である。


(オーストリアに入る チェコより綺麗な街並み)


(国境近くの小さな街)


(花が美しい)


(かわいい花壇)


(田舎道)

田舎道に別れを告げ、高速に乗る。
なんとか高速に乗れたが、どの道をどう来たのかいまだに謎である。

15:30 ようやく目的地ウイーンのホテルに到着。


(ホテル Ibis)

室内では風船が迎えてくれる。
そんなに広くはないが綺麗である、ここもシャワーのみである。


(室内)

部屋からの眺めは窓枠がフレームとなって絵のように美しかった。


(絵のような眺め)


(窓枠を外すと)


(室内から別角度)

早速市街へと向かう。
地下鉄、トラム、トロリー・バスなど乗り放題の24時間券を買う、5.7ユーロ(約850円)だった。


(24時間券)


(改札機)

地下鉄でシュテファンス・プラッツ駅に到着。
シュテファン広場に出る。


(シュテファン寺院)

このあたりを歩いているとおよそ15年前子供達を引き連れて歩いたことを思い出す。


(ウイーン繁華街)

シュテファン広場よりオペラ座に向かって歩く。


(ルネッサンス様式の国立オペラ座)

ウイーンにはリンクと呼ばれるトラムの環状線があり市街の中心部を30分ほどかけて周っている。
折角24時間券があるので、オペラ座駅よりトラムに乗り街の様子を掴むことにした。


(リンクを走るトラムで一周する)

トラムの窓から外を見るとトラムとトラムの間を車が走っている。


(トラムの窓から)

トラムを乗った場所と同じくオペラ座駅で降り、地下鉄でホテルのある駅に向かう。
地下鉄を出ると日は暮れていた。

夕食をとるためホテル近くのビヤーホールのようなカジュアルなレストランに入る。

オーストリアといえばカツレツが有名だ、仔牛肉とポークのカツレツをオーダーする。


(揚げたてにレモンをジュッと絞って食べる 最高)

レストランの中を子供が一人あちこちと歩き回っている。
中年の男性十人くらいに連れてこられたらしい、男達はビールを飲んでいた。
名前を聞くとアルバータと答える。
7歳でケニアから来たそうだが、どんないきさつなのだろう・・・
詳細は聞けなかった。


(アルバータ君)

お腹がいっぱいになりホテルに戻る。

22:30 シャワーを浴びたあと就寝。 

本日の走行距離222km。
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