11月22日(土)晴れ
7:30 起床
食事をとりにレストランに行く。
(左のボールからトマト、オリーブ、黒オリーブ、ホンムスなど)
アラビア料理のシンプルなものだったがそれなりに美味しかった。
(My朝食)
9:10 知人夫婦がホテル前まで迎えに来てくれた。
今日は知人の案内でホムス近郊を観光の予定だが、知人が会社のドライバーと
車を一日借り切ってくれた。
ドライバーはイハーブと名乗り、気のよさそうな人であった。
(イハーブさんと車)
知人夫婦と私たち夫婦の4人が車に乗り込み最初の訪問地ハマに向かう。
(ハマに向かう)
ハマは昔から川の水を利用した農業が盛んで名物の水車があり、
今でもそれは川から用水路に水をくみ上げる現役の水利施設である。
ハマではビザンチン時代(4世紀以降)には既に水車が回っていたそうだ。
(水車1)
ここの水車はほとんどが木製で、バスケットから流れ落ちる水を受け止め
農地へと導く水路橋が寄り添っている。
(水車2)
最も大きな水車となると直径20m以上のものもあるらしい。
(水車を拡大して写す)
この辺りは庭園にもなっており円錐形の小さな建物も見られた。
これはこの地方独特の土の家を模したもので、本物は日干しレンがを
積み上げたもので砂漠地帯によく見られるものらしい。
(手前は土の家を模したもの)
庭園には夾竹桃が花をつけていた。
(夾竹桃)
(庭園からハマの遠景)
ハマをあとにして我々は次の目的地アパメアに向かった。
途中貨物列車に出くわす。
これはシリアを縦断している鉄道のようだ。
(車窓からの貨物列車)
アパメアは紀元前63年にローマのポンペイウスがそれまでのセレウコス朝を倒したあと
ローマ風の劇場、浴場、神殿などが建てられ2世紀に最も繁栄した。
ビザンチン時代(4世紀以降)にも司教座となるなど栄えたが、
6世紀から7世紀にかけての度重なるペルシャの侵攻と地震により衰退していった。
アパメアはなんといっても1,850mとシリア最長を誇る列柱通りが有名だが
整備が不十分で通りにはまだ幾つもの石材が転がっている状態だ。
(シリア最長の列柱通りの面影)
ここの特徴はアウレリウス帝の治世時(161~180年)に建設されたもので
斜めに溝が切られた列柱が印象的である。
(斜めの線が特徴)
通りの途中にはバッカスを祀った屋根つきの柱廊がそびえ、
世界で最も美しい列柱通りともいわれているそうだ。
(美しい列柱)
我々は美しい列柱都市アパメアをあとにして、
今日3つ目の目的地であり世界遺産であるクラック・デ・シュバリエに向かう。
途中、時間がないので車中、知人の奥様に作っていただいたおにぎりを食べる。
その美味しかったこと。
7:30 起床
食事をとりにレストランに行く。
(左のボールからトマト、オリーブ、黒オリーブ、ホンムスなど)
アラビア料理のシンプルなものだったがそれなりに美味しかった。
(My朝食)
9:10 知人夫婦がホテル前まで迎えに来てくれた。
今日は知人の案内でホムス近郊を観光の予定だが、知人が会社のドライバーと
車を一日借り切ってくれた。
ドライバーはイハーブと名乗り、気のよさそうな人であった。
(イハーブさんと車)
知人夫婦と私たち夫婦の4人が車に乗り込み最初の訪問地ハマに向かう。
(ハマに向かう)
ハマは昔から川の水を利用した農業が盛んで名物の水車があり、
今でもそれは川から用水路に水をくみ上げる現役の水利施設である。
ハマではビザンチン時代(4世紀以降)には既に水車が回っていたそうだ。
(水車1)
ここの水車はほとんどが木製で、バスケットから流れ落ちる水を受け止め
農地へと導く水路橋が寄り添っている。
(水車2)
最も大きな水車となると直径20m以上のものもあるらしい。
(水車を拡大して写す)
この辺りは庭園にもなっており円錐形の小さな建物も見られた。
これはこの地方独特の土の家を模したもので、本物は日干しレンがを
積み上げたもので砂漠地帯によく見られるものらしい。
(手前は土の家を模したもの)
庭園には夾竹桃が花をつけていた。
(夾竹桃)
(庭園からハマの遠景)
ハマをあとにして我々は次の目的地アパメアに向かった。
途中貨物列車に出くわす。
これはシリアを縦断している鉄道のようだ。
(車窓からの貨物列車)
アパメアは紀元前63年にローマのポンペイウスがそれまでのセレウコス朝を倒したあと
ローマ風の劇場、浴場、神殿などが建てられ2世紀に最も繁栄した。
ビザンチン時代(4世紀以降)にも司教座となるなど栄えたが、
6世紀から7世紀にかけての度重なるペルシャの侵攻と地震により衰退していった。
アパメアはなんといっても1,850mとシリア最長を誇る列柱通りが有名だが
整備が不十分で通りにはまだ幾つもの石材が転がっている状態だ。
(シリア最長の列柱通りの面影)
ここの特徴はアウレリウス帝の治世時(161~180年)に建設されたもので
斜めに溝が切られた列柱が印象的である。
(斜めの線が特徴)
通りの途中にはバッカスを祀った屋根つきの柱廊がそびえ、
世界で最も美しい列柱通りともいわれているそうだ。
(美しい列柱)
我々は美しい列柱都市アパメアをあとにして、
今日3つ目の目的地であり世界遺産であるクラック・デ・シュバリエに向かう。
途中、時間がないので車中、知人の奥様に作っていただいたおにぎりを食べる。
その美味しかったこと。