風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

シンガポール 街の風景

2022-12-27 | 番外編 シンガポール滞在
今回のシンガポール滞在は2泊3日、正味53時間50分の短い滞在ではあったが
その中でも多少の街並みは見た。

今回は「番外編 シンガポール滞在」の最後としてほんの僅かだがシンガポールの風景について触れたい。

まずシンガポールに到着して早々の2010年12月30日 20:00過ぎに
アパートから屋台に食事に向かったときに気がついたことである。


(アパート近くのガソリン・スタンド)

こちらのガソリン・スタンドには日本でいうところのコンビニが併設されているようだ。


(たまたま高級車が給油していた)

品揃いは日本と同じようなもので、焼売や中華饅頭も売っていた。

次の日、大晦日であったが所用でカトン地域に徒歩で向かった。

その途中、通りに面しては高級住宅街の趣きであった。

経済成長の著しいシンガポール、高級住宅も急速な勢いで増えているのではと推察する。


(高級住宅街)

用を済ませて一旦息子のアパートに戻ったが、まだ13時くらいで手持ち無沙汰のため
シンガポールの中心部に行こうと思いたつ。

有名なショッピング街であるオーチャード通りや、最近できたと言われるモールなども
頭に浮かんだが、それほど買い物好きでもなく、買うものも特にないのでマーライオンを
見に行くことにした。

マーライオンは23年前に来たときにも訪れており久しぶりの対面である。

アパートを出て歩道橋を渡る。

こちらの歩道橋には突然のスコールのためだろうか屋根がついているものがある。


(屋根のついた歩道橋)

またバス停にも屋根がついている、私の滞在中も何回かスコールにみまわれた。


(屋根のあるバス停)


(歩道は人の歩く部分だけが舗装され回りはグリーンである)

シンガポールの町は緑が多くよく整備されているとの印象である。


(歩道橋からつながる車椅子のための長いスロープ、2段階に折れている)


(こちらのバス停にも屋根があり、それは地下鉄の駅まで続いている)


(緑が多いため脇では見慣れぬ鳥が何羽かいた)

地下鉄の駅は最近できたせいか新しかった。


(地下鉄駅)

地下鉄を一度乗り換えて20分くらいでラッフルズ・プレイス駅に到着。

駅を出てしばらく歩くと3つのビルの上に巨大な船を乗っけたような建造物が目に飛び込んでくる。


(船の所はプールになっているそうだ)

大晦日のせいで人も多い、なんでも深夜、新年に入ったと同時に花火があがるそうだ。
そのための場所取りを既にしている人も多くいた。

目的のマーライオンに到達。

マーライオンは「世界三大がっかり観光名所」の一つにあげられているそうだが
覚悟してみるせいか、そんなにがっかり感はなかった。

23年前に見た時よりは大きな感じがし、口から吐き出す水も勢いがあり存在感がある。

あまりの不評で新しく造りなおしたのであろうか??


(バックの高層ビルにうまく溶け込んでいるマーライオン)

マーライオン (Merlion) は上半身がライオン、下半身は魚の像である。

名前の由来は人魚(Mermaid)とライオン(Lion)から来ているそうだ。


(まわりの林にいた南国風の鳥)

周囲にはシンガポールの成長を誇るかのような奇抜な建築物も多い。


(ドリアンをデザインしたかのような建物)

帰りはもと来た地下鉄の駅に戻ろうとしたが道を間違えて、隣りのシティー・ホール駅に来てしまった。


(市役所近くからの風景)

ほんの2日間、50時間ほどの滞在であったがそれなりに楽しめたシンガポールであった。

これにて「番外編 シンガポール滞在」を終わります。

いつの日か、またの機会によろしくお願いします。

コメント (1)
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屋台で食事

2011-01-14 | 番外編 シンガポール滞在
今回はシンガポールの屋台について触れたい。

屋台での食事はタイ、ヴェトナム、マレーシアなどの東南アジアではごくごく一般的な
庶民の食文化のようである。

これまで屋台についてはいろいろ見聞きしてきたが私としては初めての経験である、
一人食事の身、高級店で食べるつもりもなく最初から安い屋台で食べることを楽しみにしていた。

12月30日の18時5分の空港着陸から1月1日の23時55分離陸までの2泊3日
正味53時間50分の滞在中に5回、すべての食事を屋台村で食べることとなった。

2010年12月30日

20:00 無事息子のアパートに侵入したあと、早速食事に出かけた。

息子のアパートから歩いて10分くらいの所に屋台村があることは既に息子から聞いて知っていた。


(いくつもの屋台が軒を並べている)

屋台をやってる人たちは中国人が多いようで、彼らは中国語しか話せない人が多いようだ。
公用語は英語であるようだが年配者では英語を話せない人も多そうだ。

おまけに彼らは売り物を丁寧に説明するというサービス精神は薄いようである。
そのため食べる物は写真のあるものに限られてくる。

いくつかの屋台の中で列をなしている店があったので見てみると「肉と焼うどん」のようである。


(6,7人の行列ができていた 左の若者に値段などを聞いた)

よく分からないので私も並んでみた、前の学生風の若者に聞いてみると小さい皿で
3S$(シンガポール・ドル)らしい、約200円である。


(「肉と焼うどん」 味はまずますである こちらではタイガービールが一般的なようだ)

ビールのつまみにチキンの手羽先を焼いたものを頼む、これは2S$(130円)だった。


(チキンの手羽先)

こうして屋台の初体験は終わった。

2010年12月31日

用があって朝からカトン地域に行った。
カトン地域はもともとのシンガポール文化(マレー文化?)と華僑の中国文化が相混じって
独特の文化をつくりあげているそうだ。

食文化も同じで、特にラクサという食べ物が有名だそうである。


(ラクサの専門店)

時間も昼飯時だったので私も頼んでみた、値段は3S$である。

屋台の食べ物の値段は3S$が多いようである、およそ200円である。
ライス、スープもついた定食風も多いので、かなり安く美味しいものを食べれそうである。


(ラクサ スープの中に米麺、エビ、チキンが入っていたような?)

さらに笹の皮で包んだものが気になったので聞いてみると「ホタ」といい魚だと言う。

試しに頼んでみた。


(「ホタ」 魚のすり身を笹の皮のようなもので包んで焼いたもの 美味しかった かまぼこのようなものである)

同じく大晦日の夕食も息子のアパート近くの屋台に行くことにした。

どんなものがあるのかを聞きたかったのだが言葉が通じない。
しょうがないので人が食べているものを指さして頼む。

店員はいぶかしげな顔をしている、どうやらそれは鹿肉を焼いたもので12S$と屋台にしては高いらしい、
それでも800円くらいである、シンガポールでは屋台を使いこなせれば安くて美味しいものが食べれそうである。



さらにアヒルの皮を焼いたものを頼む。

これらについては余りに空腹で残念ながら写真を撮るのを忘れてしまった。


(鹿肉を頼んだ店)

2011年1月1日

元日である、そして深夜便で日本に帰国する日である。

10:30 ブランチに出かける、もちろん近場の屋台村である。

かねてから屋台でお粥を食べたいと思っていた、すでに店の目星はつけてある。


(お粥店 左に「A」の文字が見える 清潔度はトップ・ランクである)

こちらの屋台ではすべての店に清潔度のランク付けがされている、おおまかに「A」が3割、
「B]が7割くらいであろうか、「B」以上であれば問題ないようである。


(鶏肉粥を頼んだ 3S$ パンをあげたようなものが上についている 美味しかった)

朝一番の食事には胃にやさしいお粥もいいものだ、満足である。

息子のアパートに戻る。

15:00 再び屋台村に行く。

今晩23:55発のフライトで日本に帰国するため、ちょっと早めに夕食を取り、
そのあと軽く睡眠をとるつもりだ。

成田着は1月2日の7:30、飛行時間は6時間半である。
その間は徹夜で映画でも観ているつもりだ。

この屋台村に来るのも4回目で、食べる物はだいたい決まっている。

まず鶏肉の店へ行く。




(蒸した鶏肉を注文 写真は3人前とのこと)


(スープとライスがついて3S$ 200円 安い 美味い)

さらにもう一品、魚料理が食べたく魚料理店に行く。 




(魚の切り身が入ったスープを注文 大中小に値段が分かれている)


(切り身が入ったスープ 写真ほど切り身は大きくなかった これも3S$)

お腹もふくれたところでデザート代わりにちまきを食べてみる。


(ちまき 1S$)

ちまきの中にはつぶあんが入っており、なかなかのものだった。

17:00 食事を終えて満足した私はアパートに戻り仮眠をとったのち20:30に空港に向かった。

以上、私の5回にわたる屋台体験記である。

頻繁に来たいとの思いが強まる体験だった。

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謹賀新年 息子のシンガポールのアパート侵入

2011-01-01 | 番外編 シンガポール滞在
2011年1月1日

みなさま明けましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

実は私は現在、単身でシンガポールに滞在しております。
といっても一昨日(12月30日)の朝成田を出て今晩の23:55にシンガポールを出国し
明日(1月2日)の早朝には成田着という3泊4日の強行軍です。

ガソリン・スタンドの看板も新年を祝っているようです。






去年の7月から長男がシンガポール駐在となったので滞在先は息子のアパートです。
1泊は機内、2泊は息子宅です。

29日に息子が帰国したので、私は入れ替わりに息子のアパートに泊るということになります。

シンガポールへは23年ほど前に行ったことがあり今回は2度目です。

帰国した息子からアパートのカードを預かり、多少のレクチャーを受けての出発となりました。

海外旅行にさほどの不安は感じない方なのですが、今回は息子のアパートに無事入れるか、
ガードマンに不審がられてつまみだされはしないかが非常に心配でした。

18:05 そんな心配の中、飛行機は無事チャンギ空港に着陸。

簡単に通関を済ませタクシーに乗り、息子に教わった通りに行き先を告げる。

19:00 なんなくタクシーはアパートに到着。


(ゲートでガードマンにとがめられることもなくゲートはすんなりと開いた)

タクシーを降り息子に言われたとおりにカードをセンサーにかざすとドアーは開いた。

ドアーのすぐそこはエレベーターである。




(エレベーターの扉が開くとその先に玄関)

エレベーターが玄関に直結しているようだ、なんとも便利なものである。

このようにして無事、部屋の侵入に成功した私は近くの屋台へ食事に出かけた。

次回は屋台を中心とした食事に触れたいと思う。

22:00 食事から戻る。

部屋からはシンガポールの高層ビルが望まれ夜景は美しかった。

全ての部屋からビル群が望まれ、特にバスに浸かっての夜景は素晴らしいのではないかと
想像するが、バスの掃除が面倒なのでシャワーですませた。



窓の下ではテニスを楽しむ人がいる、かなり蒸し暑い気候なので
日中を避けて夜に運動をする人が多いのかもしれない。


(夜10時過ぎでもテニスを楽しむ人たち)

下の2枚は翌朝の部屋からの風景である。




(シンガポールは緑の多い街である)

では、次回の屋台を中心とした食事の報告まで失礼します。






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