2009年11月21日(土)
9:20 自宅を出発してアブダリに向かう。
アブダリは「セルビス」という乗り合いタクシーの発着場である。
「セルビス」の名は英語のServiceから来ているのではと察する。
小型のタクシーで客が4人集まった時点で出発するものでシリアなどの近隣国や
ヨルダン国内でも遠方に行く場合はよく利用されている。
料金は一人11JD(約1500円)で、バスよりは少し高めである。
また4人分の料金を払えば車を占有することもできる。
比較的待ち時間が短いためバスより好む人も多い、しかし運悪くあとの客が来なかった時は
それなりに待たせられることもある。
また、女性の一人客は他人との乗り合いを嫌ってバスを利用することが多いようだ。
9:40 セルビスの発着場であるアブダリに到着。
当初の予定では妻に腰痛があるため4人分の料金を払って占有するつもりであったが
すでに二人の若者が待っており我々夫婦を含めて4人で出発することにした。
若者たちはシリア人でヨルダンに遊びにきたらしい。
ムスリム(イスラム教徒)は女性との接触を禁じられているため、若者たちは妻に助手席を
譲ってくれた、これなら別に占有する必要もなくラッキーである(もっとも私は後部座席に3人で窮屈ではあったが)
因みにヨルダンやシリアでは車が小型であることもあって、助手席が一番良い席とされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/47/939d24a88d9b5c56a8ebaa3260d584b9.jpg)
(セルビス仲間 21、22歳らしい 後方はセルビス)
ダマスカスはアンマンより200kmくらい北の方向になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/78/845687eecf17eebf63bc871f7f4a448a.png)
(アンマンよりダマスカスヘ青線を北上)
アンマンより約90kmの地点に国境がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/14/472cae53b011b411fd5f3a5291e4ef1b.jpg)
(シリアへ 遠くにレバノンの山 薄らと雪化粧)
11:00 国境に到着、通関する。
通関後、110kmほど先のダマスカスに向けて走る。
13:00 ダマスカス近郊に到着。
タクシーに乗り換えてホテルへ、ホテルは去年泊ったところと同じであり場所はよくわかっていた。
13:30 ホテルに到着。
14:00 ホテルを出発して散策へ。
シリアのお土産品として銀製のペンダント・トップが日本人の間では人気である。
それはアラビア文字を象形化し、それぞれの人の名前を彫って造ってくれる手製のものであり
そのため造るのに時間がかかる。
実はヨルダン在住の知人がダマスカスを訪れると聞いたときに、妻が自分や娘たちの名前を
伝え
知人を通して造るのを依頼してあった。
早速、そのペンダント・トップを取りに行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/02/4a553da09a602030fddb32f2edbe745f.jpg)
(銀製のペンダント・トップ クミエと彫ってあるらしい)
ペンダント・トップを受け取ったあと、スークのある旧市街の方に歩く。
1年ぶりの訪問である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/88/c9c7497d2d832947a9f6f9f699d85dca.jpg)
(旧市街の入り口にある城塞)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b4/30991714228c2919a0b9fff992264845.jpg)
(英雄サラディーンの銅像)
屋根のあるスークを抜けて、去年行けなかったキリスト教徒地区へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/241ff0ac619dba8dd39b8251112ea1e1.jpg)
(木工屋)
途中、今の日本では見られない木工屋や鍛冶屋などが多い通りがあり、昔懐かしい下町の風情だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f1/72647547fbecab053ea9a3963fa28363.jpg)
(修理屋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/73/ad3e6d80d881b44785636a48360577d9.jpg)
(鍛冶屋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/264c4f09a862670e5589647dc18c860e.jpg)
(ローマ記念門 ここから先がキリスト教徒地区である)
記念門から先が真っすぐな道と呼ばれ東西1500mを貫いている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/65/3a2abf87c18ea43913086e371cd86234.jpg)
(真っすぐな道)
キリスト教徒地区にはムスリムには禁止されているアルコール類も売っており、
ちょっとイスラムの世界とは違った雰囲気である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c5/834d88d7ca4aabac321082c54bba7a87.jpg)
(古いホテル)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6c/2e69fa8d69e36149eb2cf8be4d68075c.jpg)
(歴史を感じさせる朽ちかけた建物)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c5/6f2c3763c6b53a4c53847cb4cd2b2128.jpg)
(聖マリア教会)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4c/06a424ad30e465a9a98d9d25cb4f389b.jpg)
(東門と聖アナニア教会)
聖アナニアはダマスカスで最初のキリスト教司教で、新約聖書ではキリスト教徒逮捕のため
ダマスカスに向かったサウロが突然失明した折りサウロに洗礼を授け彼の改宗を促したとされる人物である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/8b/d19ccd446eed07d4ad2a619019dfb604.jpg)
(聖アナニア教会)
東門をくぐって外に出るとそこには素晴らしい尖塔が建っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ad/dc1e8909e304f8c8efc2551372f87a28.jpg)
(尖塔 これほどの細身の塔を見るのは初めてだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b7/2a9f2f78dfe4160f898fddabd1fb09e6.jpg)
(東門の外からキリスト教徒地区を望む)
シリアのレストランも開くのが遅い。
陽も暮れてきたので食事前にや夜景で有名なカシオン山に行くことにする。
19:30 タクシーをチャーターしカシオン山へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e7/4949a3e23c60c298eef8e4f43100546f.jpg)
(途中の噴水 奥の赤いネオンはカシオン山)
聖書によると、この世で最初の殺人がおこったのがカシオン山だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/48/1bade01116d211382eddaa86b3d848fe.jpg)
(伝説のカシオン山から夜のダマスカスを望む)
21:00 レストランへ。
シリアの牛肉は美味しいと聞いていたので、牛肉の食べれそうなレストランに入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0a/5e36f696c406d7066627dad1971811bf.jpg)
(肉とビールを頼む 牛肉はそれほどでもなかった)
真っすぐな道を通ってホテルに戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/28/d5c6d1691d727a3ad8149095c92969c1.jpg)
(真っすぐな道の端に置かれた遺物)
22:30 ホテルに戻る。
23:30 就寝。
9:20 自宅を出発してアブダリに向かう。
アブダリは「セルビス」という乗り合いタクシーの発着場である。
「セルビス」の名は英語のServiceから来ているのではと察する。
小型のタクシーで客が4人集まった時点で出発するものでシリアなどの近隣国や
ヨルダン国内でも遠方に行く場合はよく利用されている。
料金は一人11JD(約1500円)で、バスよりは少し高めである。
また4人分の料金を払えば車を占有することもできる。
比較的待ち時間が短いためバスより好む人も多い、しかし運悪くあとの客が来なかった時は
それなりに待たせられることもある。
また、女性の一人客は他人との乗り合いを嫌ってバスを利用することが多いようだ。
9:40 セルビスの発着場であるアブダリに到着。
当初の予定では妻に腰痛があるため4人分の料金を払って占有するつもりであったが
すでに二人の若者が待っており我々夫婦を含めて4人で出発することにした。
若者たちはシリア人でヨルダンに遊びにきたらしい。
ムスリム(イスラム教徒)は女性との接触を禁じられているため、若者たちは妻に助手席を
譲ってくれた、これなら別に占有する必要もなくラッキーである(もっとも私は後部座席に3人で窮屈ではあったが)
因みにヨルダンやシリアでは車が小型であることもあって、助手席が一番良い席とされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/47/939d24a88d9b5c56a8ebaa3260d584b9.jpg)
(セルビス仲間 21、22歳らしい 後方はセルビス)
ダマスカスはアンマンより200kmくらい北の方向になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/78/845687eecf17eebf63bc871f7f4a448a.png)
(アンマンよりダマスカスヘ青線を北上)
アンマンより約90kmの地点に国境がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/14/472cae53b011b411fd5f3a5291e4ef1b.jpg)
(シリアへ 遠くにレバノンの山 薄らと雪化粧)
11:00 国境に到着、通関する。
通関後、110kmほど先のダマスカスに向けて走る。
13:00 ダマスカス近郊に到着。
タクシーに乗り換えてホテルへ、ホテルは去年泊ったところと同じであり場所はよくわかっていた。
13:30 ホテルに到着。
14:00 ホテルを出発して散策へ。
シリアのお土産品として銀製のペンダント・トップが日本人の間では人気である。
それはアラビア文字を象形化し、それぞれの人の名前を彫って造ってくれる手製のものであり
そのため造るのに時間がかかる。
実はヨルダン在住の知人がダマスカスを訪れると聞いたときに、妻が自分や娘たちの名前を
伝え
知人を通して造るのを依頼してあった。
早速、そのペンダント・トップを取りに行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/02/4a553da09a602030fddb32f2edbe745f.jpg)
(銀製のペンダント・トップ クミエと彫ってあるらしい)
ペンダント・トップを受け取ったあと、スークのある旧市街の方に歩く。
1年ぶりの訪問である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/88/c9c7497d2d832947a9f6f9f699d85dca.jpg)
(旧市街の入り口にある城塞)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/b4/30991714228c2919a0b9fff992264845.jpg)
(英雄サラディーンの銅像)
屋根のあるスークを抜けて、去年行けなかったキリスト教徒地区へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/241ff0ac619dba8dd39b8251112ea1e1.jpg)
(木工屋)
途中、今の日本では見られない木工屋や鍛冶屋などが多い通りがあり、昔懐かしい下町の風情だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f1/72647547fbecab053ea9a3963fa28363.jpg)
(修理屋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/73/ad3e6d80d881b44785636a48360577d9.jpg)
(鍛冶屋)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/264c4f09a862670e5589647dc18c860e.jpg)
(ローマ記念門 ここから先がキリスト教徒地区である)
記念門から先が真っすぐな道と呼ばれ東西1500mを貫いている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/65/3a2abf87c18ea43913086e371cd86234.jpg)
(真っすぐな道)
キリスト教徒地区にはムスリムには禁止されているアルコール類も売っており、
ちょっとイスラムの世界とは違った雰囲気である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c5/834d88d7ca4aabac321082c54bba7a87.jpg)
(古いホテル)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6c/2e69fa8d69e36149eb2cf8be4d68075c.jpg)
(歴史を感じさせる朽ちかけた建物)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c5/6f2c3763c6b53a4c53847cb4cd2b2128.jpg)
(聖マリア教会)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4c/06a424ad30e465a9a98d9d25cb4f389b.jpg)
(東門と聖アナニア教会)
聖アナニアはダマスカスで最初のキリスト教司教で、新約聖書ではキリスト教徒逮捕のため
ダマスカスに向かったサウロが突然失明した折りサウロに洗礼を授け彼の改宗を促したとされる人物である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/8b/d19ccd446eed07d4ad2a619019dfb604.jpg)
(聖アナニア教会)
東門をくぐって外に出るとそこには素晴らしい尖塔が建っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ad/dc1e8909e304f8c8efc2551372f87a28.jpg)
(尖塔 これほどの細身の塔を見るのは初めてだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b7/2a9f2f78dfe4160f898fddabd1fb09e6.jpg)
(東門の外からキリスト教徒地区を望む)
シリアのレストランも開くのが遅い。
陽も暮れてきたので食事前にや夜景で有名なカシオン山に行くことにする。
19:30 タクシーをチャーターしカシオン山へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e7/4949a3e23c60c298eef8e4f43100546f.jpg)
(途中の噴水 奥の赤いネオンはカシオン山)
聖書によると、この世で最初の殺人がおこったのがカシオン山だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/48/1bade01116d211382eddaa86b3d848fe.jpg)
(伝説のカシオン山から夜のダマスカスを望む)
21:00 レストランへ。
シリアの牛肉は美味しいと聞いていたので、牛肉の食べれそうなレストランに入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/0a/5e36f696c406d7066627dad1971811bf.jpg)
(肉とビールを頼む 牛肉はそれほどでもなかった)
真っすぐな道を通ってホテルに戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/28/d5c6d1691d727a3ad8149095c92969c1.jpg)
(真っすぐな道の端に置かれた遺物)
22:30 ホテルに戻る。
23:30 就寝。
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