われわれのアパートの裏側に空き地があり山羊が時々散歩にくることは前述した。
その空き地に6月の半ばから遊牧の民べドウィンがやってきて生活している。
その風景が書斎からおよそ300メートル先に小さく見える。
毎年この季節になると避暑のためかやってきてテントを建てるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1f/f6a56f0e4ff7a1c0358f62cb6093977b.jpg)
(書斎からズームで望むベドウィンのテント その右手は山羊用の柵)
妻と夕暮れ時に食後の散歩でその前の道路を歩いていると、ベドウィンの子供達に話しかけられた。
我々がが珍しいのであろう無邪気に盛んに話しかけてくるがアラビア語と片言の英語、
おまけに辞書を持っていなかった、
なにを言ってるのかわからない。
しかし喜んでいて興奮しているのはわかる、空手の真似をして見せたり盛んに愛嬌を振りまく。
ほうほうの体で振り切って立ち去る。
数日後、妻にベドウィンのテントに入ってお茶でもよばれようと提案。
こちらでは見知らぬ人にでもお茶をふるまう習慣があるようだ。
いやがる妻を連れて、今度は英語ーアラビア語の辞書を片手に同じ道路を歩く。
案の定子供たちが目ざとく見つけ寄ってくる。
運よく山羊とともに親父が散歩からもどってきた。
期待したとおりテントに入ってシャイ(お茶)を飲んでいけと言ってくれる。
作戦成功!
子供達は大はしゃぎ、電気のない生活、珍客は最高の娯楽かもしれない。
カメラを取り出すと大喜びでポーズをとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d9/1a159e2d6f467e823c7d353019fc4f74.jpg)
(はしゃぎまくるベドウィンの子供たち)
半畳ほどのカーペットと長い枕のようなクッションを2つ持ってきて、そこに座ることを促される。
しかし子供たちにまとわりつかれおちおち座ってる時間はなかった。
母親は買い物で留守らしい。
親父が何回も声高に子供たちに仕事をするよう怒鳴っているようだが、
子供たちは我々に興奮して一向に仕事を手伝う様子がない。
そのうち親父が「Money」と言ってくるので「No Money」と答えると後が続かなかった。
お菓子でも持ってくればよかったかなとちょっと反省。
そんな親父をおいて子供たちと遊ぶ。
山羊を連れ出して写真を撮れとせがんだり、挙句の果ては赤ん坊やロバまでひっぱり出してくる始末だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/fd/16981251cd9a52aa66946829695a0993.jpg)
(子供たちと山羊 背景の真ん中が我々の住むアパート)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/56/611402d435ce1d2aeb6ec146fceece28.jpg)
(赤ん坊 年齢は1歳とか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cd/5f5027c37b6cdc6da7c02b0c9bc7c093.jpg)
(ロバに乗る子供たち)
かなり日も暮れてきた、長居をして仕事の邪魔をしてもいけないと思い去ることとした。
結局シャイは飲めなかった。
後日、知人にこのことを話すとベドウィンはぎりぎりの生活をしてる者も多いため、
金銭を狙われるケースもあり不用意に近づかぬようにとの忠告を受ける。
以来、近づかぬようにしているがなかなか得られない楽しい貴重な経験であった。
その空き地に6月の半ばから遊牧の民べドウィンがやってきて生活している。
その風景が書斎からおよそ300メートル先に小さく見える。
毎年この季節になると避暑のためかやってきてテントを建てるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1f/f6a56f0e4ff7a1c0358f62cb6093977b.jpg)
(書斎からズームで望むベドウィンのテント その右手は山羊用の柵)
妻と夕暮れ時に食後の散歩でその前の道路を歩いていると、ベドウィンの子供達に話しかけられた。
我々がが珍しいのであろう無邪気に盛んに話しかけてくるがアラビア語と片言の英語、
おまけに辞書を持っていなかった、
なにを言ってるのかわからない。
しかし喜んでいて興奮しているのはわかる、空手の真似をして見せたり盛んに愛嬌を振りまく。
ほうほうの体で振り切って立ち去る。
数日後、妻にベドウィンのテントに入ってお茶でもよばれようと提案。
こちらでは見知らぬ人にでもお茶をふるまう習慣があるようだ。
いやがる妻を連れて、今度は英語ーアラビア語の辞書を片手に同じ道路を歩く。
案の定子供たちが目ざとく見つけ寄ってくる。
運よく山羊とともに親父が散歩からもどってきた。
期待したとおりテントに入ってシャイ(お茶)を飲んでいけと言ってくれる。
作戦成功!
子供達は大はしゃぎ、電気のない生活、珍客は最高の娯楽かもしれない。
カメラを取り出すと大喜びでポーズをとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d9/1a159e2d6f467e823c7d353019fc4f74.jpg)
(はしゃぎまくるベドウィンの子供たち)
半畳ほどのカーペットと長い枕のようなクッションを2つ持ってきて、そこに座ることを促される。
しかし子供たちにまとわりつかれおちおち座ってる時間はなかった。
母親は買い物で留守らしい。
親父が何回も声高に子供たちに仕事をするよう怒鳴っているようだが、
子供たちは我々に興奮して一向に仕事を手伝う様子がない。
そのうち親父が「Money」と言ってくるので「No Money」と答えると後が続かなかった。
お菓子でも持ってくればよかったかなとちょっと反省。
そんな親父をおいて子供たちと遊ぶ。
山羊を連れ出して写真を撮れとせがんだり、挙句の果ては赤ん坊やロバまでひっぱり出してくる始末だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/fd/16981251cd9a52aa66946829695a0993.jpg)
(子供たちと山羊 背景の真ん中が我々の住むアパート)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/56/611402d435ce1d2aeb6ec146fceece28.jpg)
(赤ん坊 年齢は1歳とか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cd/5f5027c37b6cdc6da7c02b0c9bc7c093.jpg)
(ロバに乗る子供たち)
かなり日も暮れてきた、長居をして仕事の邪魔をしてもいけないと思い去ることとした。
結局シャイは飲めなかった。
後日、知人にこのことを話すとベドウィンはぎりぎりの生活をしてる者も多いため、
金銭を狙われるケースもあり不用意に近づかぬようにとの忠告を受ける。
以来、近づかぬようにしているがなかなか得られない楽しい貴重な経験であった。