我々がエジプト旅行を企画していることは以前記した。
「エジプト旅行企画」(カテゴリー:エジプト個人旅行記)参照
我々のヨルダンでの滞在ビサの更新や航空券、ホテルの予約などに思いのほか
時間がかかったがようやく決定した。
アンマン出発は5月18日である。
最終決定にあたり大きく次の点を変更した。
1.当初エジプト第2の都市で典型的な地中海都市であるアレキサンドリア観光を
予定していたが、1泊するならともかく往復7時間をかけて出かけることの
意義が見つからず次の機会にまわすこととした。
2.その代わり手薄だったカイロ市内観光を1日増やす。
3.砂漠ツアーのバハレイヤ・オアシス行きは一般バスの乗りやすさを考慮し
カイロ中心地に滞在する後半に移した。
4.砂漠ツアーでは当初予定のホテル滞在ではなく、折角の機会のため
妻を説得し電気もバス、トイレもないキャンプに泊まり満天の星を
楽しむことに挑戦することにする。
5.カイロ到着日と出発日を有効利用するため航空会社をエジプト航空から
ヨルダン航空に変更(エジプト国内の移動はエジプト航空だが旅行会社が
斡旋するため、異なった会社でもアンマンーカイロ間の運賃に大差ないため)
(カイローアスワンーアブシンベルーアスワンー(クルーズ)ー
ルクソールーカイローバハレイヤ・オアシス(砂漠)ーカイロと廻る)
旅程は以下を予定している。
1日目 午前 アンマンーカイロ移動(飛行機)
午後 エジプト博物館、カイロ市内観光 カイロ泊
2日目 午前 ピラミッド、スフィンクス、クフ王ピラミッド入場
午後 メンフィス、サッカラ、ダハシュールのピラミッド観光
夜 音と光のショー見学 カイロ泊
3日目 午前 オールド・カイロ、コプト教会観光
午後 モハメッド・アリ・モスク、ハーンハリーリ市場観光 カイロ泊
4日目 午前 カイローアスワンーアブシンベル移動(飛行機)
午後 アブシンベル神殿観光
夜 音と光のショー見学 アブシンベル泊
5日目 午前 アブシンベルーアスワン移動(飛行機)
午後 ファルーカでナイル河遊覧 クルーズ乗船 キャビン泊
6日目 クルーズ船で移動
未完のオベリスク、ハイダム、コムオンボ神殿など見学 キャビン泊
7日目 クルーズ船で移動
ルクソール神殿など見学 キャビン泊
8日目 クルーズ船で移動 メムノンの巨像、王家の谷など観光
クルーズ下船 ルクソールーカイロ移動(飛行機) カイロ泊
9日目 午前 カイローバハレイヤ・オアシス移動(バス)
午後 黒砂漠、白砂漠オフ・ロード・ドライブ
夜 キャンプでバーベキュー 満天の星を見ながらキャンプ泊
10日目 午前 砂漠ツアーよりもどり温泉に入浴
午後 黄金のミイラ、26王朝の墓など見学
バハレイヤ・オアシスーカイロ移動 カイロ泊
11日目 終日 イスラーム地区などのカイロ市内観光
夜間 カイローアンマン移動(飛行機)
また費用節減のため以前述べたように以下のことを実施することとした。
1.入国査証取得サービスのキャンセル
2.空港、港などにおける送迎サービスは初日を除きキャンセル
3.アブシンベル神殿での観光サービスは英語であることからキャンセルし
旅行案内書を熟読することでカバーすることにした。
(通常、英語による観光案内は、えてして我々日本人の興味からは外れてる
ことも多くまた英語もよくわからないことから個人的にあまり好きではない)
4.アブシンベル神殿での「音と光のショー」観光サービスはイヤホンによる
日本語解説があるとの情報からキャンセル
5.1泊2日の砂漠ツアー(バハレイヤ・オアシス)は自分でアレンジ
以上と、たまたまの料金見直しにより旅行会社への支払いは
当初の提示された費用より8万円ほど安く約13万円強となった。
しかし8万円すべてが要らないわけではなく半分くらいの4万円ほどの
節約効果と思っている。
全体的な費用見積もりは以下の通りである。
旅行会社への支払い分
・エジプト国内航空運賃 54,900円
・ホテル代 17,350円(2人で34,700円)
・クルーズ代(3泊、含食事) 23,900円(2人で47,800円)
・日本語観光サービスx5 30,100円
・送迎サービスx1 2,300円
・昼食サービスx3 3,000円
自己支払い分
・アンマンーカイロ航空運賃 35,000円
・砂漠ツアー・キャンプ 20,000円
・食事代x6 25,000円
・観光代・乗り物代他 10,000円
というわけで総計一人当たり22万円強であろうか。
今回の総費用の鍵を握るのは昨年の中欧旅行と同様
食事時のアルコール代がポイントとなりそうである。
我々の出発はおよそ2週間後である。
折りしも新型インフルエンザ騒動のさなか、それがヨルダン、エジプトに飛び火し
渡航禁止にならないことを願っている。