ちょっと前になるけれど、先月、世田谷美術館に行ってきました。
ここは、近いんだけど、非常に久しぶりで、なんだったら10年以上行ってないと思われる。
何気なく久しぶりに行ってみっかいと言う事で見学に行く。
学生時代は、こういうのが建築と言うものであるような気がしていた。
今の、うねうね、透明の自由自在さはやはり無く、真っ当に大地に立っているマッス感が建築だった。
まあ、環八の途中にある、隈氏のポストモダンってアホだろって主張する例のやつとかの自由さはあり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/be/6087b28a1e6d803cfe8309513cad87fc.jpg)
キテる。東京起柱計画! そういえば、M2出来たとき、中で展示観たよ!東京起柱計画!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1b/1752e645748bc93e0d90d511c3f5d0d8.jpg)
手前の丸窓とかもよく見るとすっげえ。バーーッドデザイン炸裂!
悪いけど、この頃は、ほんと世の中なめとる東大生って感じがする。
セタビ。
学生時代に観に行きましたよ。
友達が1階にある市民ギャラリー的な所で、グループ展やってたってので小平から繰り出して来たってのもあったけど、お目当ては建築だった。
用賀で降り、用賀プロムナードを通る。用賀プロムナードも当時は新鮮で、かなり影響を受けたように思う。
ああいう、親水広場的なものが大好きで、絶対ああいうものがやりたいと思ったもの。
象設計集団。今だからこそ、いいんじゃないでしょうか。そういえば、そこにも同期が一人入ったけど、今何やってるんだろうか。
竣工:1986年4月ってことだから、これはまさにセタビに続く道な訳です。
世田谷美術館。
設計:内井昭蔵(Shozo UCHII)建築設計事務所
建築家内井昭蔵の代表作であり、内井はこの作品で毎日芸術賞・日本芸術院賞を受賞。
当時観たときより、小さく感じる。
あった、あの三角の意匠。
完全にライトだなあと思ってたけど、今観てもやはりその感じ。
天井の形状、低く伸びる軒のライン。マヤ的な感じの装飾。
やはり、ライトがやりたかったのか?
印象的な渡り廊下、それと、建物の周りに適時空間にアクセントをつける伸びやかな軒。
二次的な建築というか、庭作りのような建築というか、なにもない所に忽然とある建築を自然と調和させる手段としてうまくいっているなと思う。学生時代に好きだった事を思い出した。
今回気づいたのだけど、セタビの渡り廊下の逆三角形の意匠って、東京現代美術館(ゲンビ)のエントランスに似てる。
柳澤孝彦氏。ちょっとばれた?
セタビ。昔は屋根がグリーンで、今は赤だってことだったけど、自然にグリーンが赤になるんだ?
てっきりグリーンは緑青だと思ってた。
素材はなんだろう?
時代なのか、装飾が凝っている。
撮ってないけど、80年代テイストバリバリの手すりとかもあり。ダサっでは片付かない完成度があった。
真鍮がめちゃきれい。
当時はポストモダンの嵐だったろうから、こういう世界に向かったのだろうか。
とはいえ、非常に好きな建築家の一人ではあります。
展示は岡本太郎。うーん、やはりこちらもかなりキテます。時代を切り開いた天才であったなと思う。
特に、同時代の作家の作品もあったのだけど、やはり頭ひとつ出ている。
森の掟とか傷ましき腕とか初めて実物観た。いや、すごい。
二科展・太郎部屋が再現されてる。(間所(芥川)紗織、吉仲太造、村上善男、ジャン・アトラン)。
アンデパンダン展。
勅使河原宏の絵もあり。油描いてるんだ、時代を感じる。
熱き時代。
静かなセタビで熱く燃えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e1/edfed688048cc1cd5af827ba96e6a5ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7d/85882bc94579e07bd336a8fbcbf1634d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b3/80b9af5659d731c120be3ed2cb07c489.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/41/2d951253fee8d6aa07394d9be42ebd77.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/10/538dcd4bcdedb0a5f503b45ec8f65c42.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a8/4bb0434f61c830d83644614bf63959c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d5/297f7b29bc1233f8787478b7f35a98f2.jpg)
砧公園はいいすね。かめもごきげん。
住所:世田谷区砧公園1-2
用途:美術館
施工:1985.10
述床面積:8,223500m2
ここは、近いんだけど、非常に久しぶりで、なんだったら10年以上行ってないと思われる。
何気なく久しぶりに行ってみっかいと言う事で見学に行く。
学生時代は、こういうのが建築と言うものであるような気がしていた。
今の、うねうね、透明の自由自在さはやはり無く、真っ当に大地に立っているマッス感が建築だった。
まあ、環八の途中にある、隈氏のポストモダンってアホだろって主張する例のやつとかの自由さはあり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/be/6087b28a1e6d803cfe8309513cad87fc.jpg)
キテる。東京起柱計画! そういえば、M2出来たとき、中で展示観たよ!東京起柱計画!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1b/1752e645748bc93e0d90d511c3f5d0d8.jpg)
手前の丸窓とかもよく見るとすっげえ。バーーッドデザイン炸裂!
悪いけど、この頃は、ほんと世の中なめとる東大生って感じがする。
セタビ。
学生時代に観に行きましたよ。
友達が1階にある市民ギャラリー的な所で、グループ展やってたってので小平から繰り出して来たってのもあったけど、お目当ては建築だった。
用賀で降り、用賀プロムナードを通る。用賀プロムナードも当時は新鮮で、かなり影響を受けたように思う。
ああいう、親水広場的なものが大好きで、絶対ああいうものがやりたいと思ったもの。
象設計集団。今だからこそ、いいんじゃないでしょうか。そういえば、そこにも同期が一人入ったけど、今何やってるんだろうか。
竣工:1986年4月ってことだから、これはまさにセタビに続く道な訳です。
世田谷美術館。
設計:内井昭蔵(Shozo UCHII)建築設計事務所
建築家内井昭蔵の代表作であり、内井はこの作品で毎日芸術賞・日本芸術院賞を受賞。
当時観たときより、小さく感じる。
あった、あの三角の意匠。
完全にライトだなあと思ってたけど、今観てもやはりその感じ。
天井の形状、低く伸びる軒のライン。マヤ的な感じの装飾。
やはり、ライトがやりたかったのか?
印象的な渡り廊下、それと、建物の周りに適時空間にアクセントをつける伸びやかな軒。
二次的な建築というか、庭作りのような建築というか、なにもない所に忽然とある建築を自然と調和させる手段としてうまくいっているなと思う。学生時代に好きだった事を思い出した。
今回気づいたのだけど、セタビの渡り廊下の逆三角形の意匠って、東京現代美術館(ゲンビ)のエントランスに似てる。
柳澤孝彦氏。ちょっとばれた?
セタビ。昔は屋根がグリーンで、今は赤だってことだったけど、自然にグリーンが赤になるんだ?
てっきりグリーンは緑青だと思ってた。
素材はなんだろう?
時代なのか、装飾が凝っている。
撮ってないけど、80年代テイストバリバリの手すりとかもあり。ダサっでは片付かない完成度があった。
真鍮がめちゃきれい。
当時はポストモダンの嵐だったろうから、こういう世界に向かったのだろうか。
とはいえ、非常に好きな建築家の一人ではあります。
展示は岡本太郎。うーん、やはりこちらもかなりキテます。時代を切り開いた天才であったなと思う。
特に、同時代の作家の作品もあったのだけど、やはり頭ひとつ出ている。
森の掟とか傷ましき腕とか初めて実物観た。いや、すごい。
二科展・太郎部屋が再現されてる。(間所(芥川)紗織、吉仲太造、村上善男、ジャン・アトラン)。
アンデパンダン展。
勅使河原宏の絵もあり。油描いてるんだ、時代を感じる。
熱き時代。
静かなセタビで熱く燃えました。
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砧公園はいいすね。かめもごきげん。
住所:世田谷区砧公園1-2
用途:美術館
施工:1985.10
述床面積:8,223500m2