球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

座学

2007-02-12 | マジメな話
最近会社で教育に行ったり、ディズニーの勉強家から多くのことを学ぶにつけて、
勉強は大事であるし楽しいものでもあることをちょっと思い出しました。
わからないことをわかるようにするのは得意ではなかったけど、
勉強自体は昔から結構好きです。

しかし、この歳になって勉強をしようとすると、なんだか勉強のやり方(つまりはカリキュラムですね)が
わからなくて困惑したりもします。

今日は新宿のタワレコで「古風なメヌエット」のCDを購入したので、
帰宅してからはちょっとフランス音楽その他について勉強する時間を設けるつもりで。
フランス音楽とチェロの音を聴きたくなっていたのでちょうどよい。

今個人的に勉強したいのは
・印象派について
 (ドビュッシーとラヴェルは一応"印象派"と一緒くたにされているものの、
  曲が似ているとは思わないことに、今疑問を持っている。
  他の人が知っていることを俺だけ知っていないような不安半分、
  あと、聴きたいから半分。)
 
 視聴教材:
  Erato Disquesレーベル、ロンドン交響楽団、ケントナガノ指揮(古風なメヌエット)
  EMIレーベル、ベルリン放送交響楽団(沈める寺)  

・フランス語の基礎の勉強
 (冠詞、名詞、基本文系以外は不要。ルールがわからない文字列は不快なのでなんとかしたい。)
・和声学の基礎(よく印象派は"従来からの音楽から自由に"というけれど、
 従来の音楽について大して知らない。)

とりあえず2月中にはもう少し掘り下げながら、
この辺のテーマをクリアしておこうと思っています。



先程Wikipediaでラヴェルの項を見ていたら、
彼の作品モットーが「複雑多様ではあるけれども繁雑難解ではない」
と書いてあり、なんだか印象に残りました。

複雑多様でありながら、煩雑難解ではない。
この場だったら、一応一つ一つ話をまとめてから次の話題に移れってことですかね。

しかし、上記のモットーは、なんだかえらく真面目な雰囲気がありますよね。
どちらかと言えば文学者が先に口にして
作曲者がそれに影響を受けそうなタイプの言葉ではあるのですが…
(こう書くのは、私は音楽よりも文学の方が構造的だと考えているからです。
 作曲という仕事は確かに構造的ですが。)

とりあえず、自分がわからないことを一人で抱えていくといつの間にかてんぱってしまうし、
自分が悩んでいる内容を誰にも伝えられないので、この場で読者の皆様にお訊きしたいと思います。

Wikipediaの"古風なメヌエット"の欄に書いてある説明
"嬰ヘ短調の主部は、旋律に自然短音階を用いていること、
その一方で和声法に和声的短音階が使われていないことから、旋法性が際立っている。"
の意味がわからないので教えてください。

何がわからないか、下記。
・~旋法性 とあるが、そもそも旋法性とは何で、
 以前にある説明から何故旋法性があると言えるのか。

"自然短音階"と"和声的短音階"の音符の並びはわかりますが、
それだけでは上記した文字列の意味は残念ながらわかりません。
誰か、会ったときでもよいのでお知恵を拝借ください。

コメント
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