球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

ディズニーは情報戦だ

2007-02-11 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
このこと(本日舞浜に出向き遊んだこと)については実に多くの人が書いているので、
そのイベントを俺なりに再定義を繰り返しながら書かせていただこうと思います。

◇情報戦
今日はディズニーの添乗員の如き働きをしてくれたさてっち氏に、
一日影響を受けっぱなしだった、かな。

いつもと違った点は以下6点。
・待ち時間が長いアトラクションは待たず、さっさと他のアトラクションを楽しむ
・乗り物(例えばマークトゥエイン号)から見える他のゲストに手を振る
・耳とかをつける
・パレードを光景として見ず、イベントとして観た
・一緒に行った人は恋人ではない
・俺が社会人になった

6項目のうち、最初の4項目は彼の影響ですね。
なので、そこを掘り下げます。

最初の項目については…
あの手のテーマパークで最も疲れるのは人ごみの中長時間並ぶことだといえます。
それを最短時間に抑えたことで、精神的な疲労を軽減したというか。

二つ目と三つ目の項目については…
最初は耳とかつけるのが恥ずかしかったのですが、
やがて、この世界外のしがらみ、思惑から
僕を開放してくれる道具のように思えました。

また、僕の振った手に反応してくれたおじさん(向こうは気付いていなかったと思う)に
喫煙所で出くわし、なかなか微妙な気持ちになりました。

四番目の項目。
これが本日最大の違いですかね。
"パレードを観るということはノイズが信号に変わることを指す"とか言ってみたり。
さておき、このテーマパークは、訴えるべき五感のどの部分への対応も、
それを弱点とは定義していないのです。

もっとわかりやすく身も蓋もない言い方をすれば、見て綺麗、嗅いで芳(かぐわ)しく、
聴いて大地から湧く音、温かくやさしいごはん、堅牢な機構。
(手触りがやさしいアトラクションとかはありませんが…)

パレードの際は、計算されてそこら中に配置されているPA装置の出す音に驚きました。
この広い地にくまなく伸びるベースライン。
どこが作ったんだこのPAシステムは?という疑問もふつふつと。

そこにある音場のコントロールがすばらしい。
パレードなんてディズニーのキャラクタが通過するだけじゃん、と思っている人は
音だけでもいいのでちゃんと聴いてもらいたいです。

もう一つ。
イルミネーションは、RGBのLEDをCRTさながらに(もっとずっと間隔が大きいけど)配置することで実現していました。
それぞれの明度で決定されているカラーリング、に驚きました。
白がすごくキレイ…

青色LEDが出回っていない頃のイルミネーションって、どんなんだったんだろ?



レジャーの類は
「別にそのとき行って可能な範囲で楽しめればそれでいい」
とも思うわけですが、
情報を保持している人と一緒に行けばそれだけ多くの発見もあり。
そしてそれもよかった。

というわけで、本日ご一緒できた皆様ありがとうございました。
コメント
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