楽天-ソフトバンク クリネックススタジアム

2008-04-23 20:46:54 | 日記・エッセイ・コラム

楽天哀愁侫肇丱鵐 クリネックススタジアム
おばんですチケットで、外野ライト自由席にて観戦。(19時半から当日券が子供料金になる。外野自由席だと800円。)
本当はレフト側の芝生に転がってビール飲んでまったりするつもりだったが、従妹がフィールドシートにいるという。…いかん、きっとエンジじゃなくて黒い方だ!
怯えつつ、チケ売ってたおねーさんに、「外野自由席、ホークス側ってどっちですか?ソレくださいソレ」と。
…今日楽天を応援するのは命の危険を感じる。

それでもまったり観てたら従姉が来た。 「まわりが楽天ファンばっかでさ、しかもタチ悪いし!あたしの席後ろからガンガンたたいてイラっとするからこっち来た!」

フィールドシートとっておきながら、応援団と共に応援するべく自由席にうつるこのヒト、他の誰よりも声でかいし。腹から声出してる。ちなみに古川から来てる。
しかも飲んでない。のにテンション高ぇ;

と、とりあえず牛はビール飲んでおくことにする。。。

【追記】
ホークス負けちゃって従妹から軽く八つ当たりの洗礼を受けた。
「明日も来るんだけど天気崩れるっぽいんだよねぇ」
…3日連続で観戦される様子。
風邪引かないように気をつけてクダサイ。


カップヌードルスパイシーカレー …から思いを馳せてスターフライヤーと大阪観光を妄想する

2008-04-19 22:32:13 | うまいもの

なぜかわからないけど、ある日突然食べたくなって、とにかく食べないと気が済まなくなるもの。

=カップヌードル。
他のカップ麺じゃダメなんだ。
日清のカップヌードルじゃないと。

ちょいと前にそんな状態に陥った牛。
しかも今回は、しょうゆ味じゃない。
「スパイシーカレー」だ。
普通の「カレー」とも違う。
35周年記念の「スパイシーカレー」。
ある日どこかの店頭に並んでいるのを見た瞬間に食べたくなって、でもその時は買わなかった。こんなにも食べたくなるとは思ってなかったし。
だけど、それ以来牛は、スーパーやコンビニに行くたびにずっとこのスパイシーカレーを探すようになったのだった。
食べたいよぅ。ピリッと辛口スパイシーカレーヌードル。

で。
Spicycurry

…買ってきた。
コレですよコレ。
黒い外観がまるでスターフライヤーみたい。(乗ってみたいなぁ。)
白と黒のコンビネーション(あれ?どみっさんカラー…?)に黄色いCURRYの文字。
ふひひひひ。
米でもない、パスタでもない、とにかくコレが食べたくてたまらんのだ!
何故?!訳など無い!

お湯を入れて待つこと3分。
日清のカップヌードルサイトの右上にはタイマーが付いてるのでポチっとな。
あっというまに出来上がり。よぅくまぜまぜ。いただきまーす♪
Spicycurry_inside
(…画になってない…orz)

普通のカレーヌードルと比べて、とろみが強い気がします。
うん、スパイシー。牛は辛いもの好きなので、もう少し辛くても良い気がするんですが。

あぁ食べた。満足。
なんか習慣性があるような気がするんですがこれいかに。

そしてカップヌードルサイト見てたら見つけた。
大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」なるものがあって、そこでは自分でスープ、トッピングを選び、カップをデザインして、オリジナルのカップヌードルを作ってお持ち帰りできるんだそうな。ううっ、行ってみたい!

えぇと、池田市って伊丹空港のほうなんだ。
するってぇと、仙台空港→伊丹空港はANAに乗ってビーフコンソメスープ飲むでしょ、インスタントラーメン発明記念館に行って、大阪観光(HONDA Edixでw)して、うどん食べてぇ、自分でたこ焼き焼いて食べてぇ、帰りは関空→羽田でスターフライヤーに乗ってミネストローネスープ飲むじゃん?羽田~品川→仙台は舟和の芋ようかん食べながら高速バスに乗れば…

…やりすぎてはいけない(笑)


la luce

2008-04-19 03:03:22 | 日記・エッセイ・コラム

みんな居なくなってしまった。
とぼとぼと歩いて、ちょうど家が建っていたあたりに差し掛かったとき、彼女の話をふと思い出した。

その日、家の裏手の側溝の、何かの資材が積み重なってトンネルみたいになったところに、まだ目が開いて間もない子猫が数匹、泣き叫んでいたのだ。
母猫の姿はなかった。食べ物を探していたのかもしれない。とにかく子猫達は、心細いのか、おなかをすかせているのか、一心不乱に鳴いている。
烏にでも襲われたらひとたまりもないだろう。小さな小さな猫だ。
思わず近寄って、子猫をつかもうとした。

浅はかだった。

人間である自分はとんでもなく浅はかな生き物だと、悟った。
子猫達は手が届くより早く、一斉に散り散りになって逃げ出したのだ。
あるものは資材を乗り越え、あるものはその下にもぐり、春先から刈られること無く伸びた草の間に身を隠し、まさに四方八方へと散った。
そのうち、わずかに遅れをとった猫が一匹、手の中に居た。
針のように細い爪がむき出しにされ、痛痒い刺激とともに子猫の体温が伝わってくる。
子猫は明らかに威嚇している。
離せ。
おまえにどんな権利があるというのだ。
ここには何も無い。
それなのにいったい、何を要求するつもりか。
彼らを救おうとする者は他に無かった。
誰も助けてはくれない。武器は自分のみだ。
叫び、手足をつっぱり、体をくねらせて逃れようとするその力。
恐ろしくなった。
自分の浅はかさがただただ恐ろしくて、子猫を地面にそっと下ろした。
兄弟のあとを追うその猫の後姿は、決して敗者の姿ではない。むしろ、生きてゆく力を備えた雄々しくもあるその背中には、かすかに星が見えた気がした。その一生に背負い行く星だ。

警報のようにあたりに響く猫達の声から逃れるために、その場を離れた。
その後、しばらくしてその場所を訪れる機会があったが、不躾な侵入者に警戒して居を移したのだろうか、猫達の姿は無かった。

今、ひとり歩く時、自分にはあの子猫のような星は見えるだろうか。
もうすっかり弱ってしまった目で、それでも生きて行く先を知らねばならない、それは苦行なのか幸いなのかを神と名乗る悪魔に尋ねつつ行くこの身に。
光など放たないかもしれない。
闇に溶けてしまうかもしれない。
それでも星はそこにあるのだろう。
だから一つ願うのは、できることならあの小さな猫のように、生きてゆく力を持つ事、ただそれだけだ。

みんな居なくなってしまった。
彼女も居ない。
救おうとする者は居ない。誰も助けてはくれない。
武器は自分のみだ。
だけど少なくとも、歩き方は知っている。

道はまだ、続くみたいだ。どこまでもどこまでも、どこまでも。


経口補水液 OS-1

2008-04-14 09:39:02 | 健康・病気

ある日。都内の某病院の待合室。

友人の用事が済むのを待っている間、何か飲み物を買おうかと自販機に近づいた。
ポケットの財布に手をやりながら、その自販機が大塚ベバレジのものと気づいた次の瞬間、牛は思わず「お!」と声を上げたのだった。

あった!やっと見つけたっ!
だいぶ前、ネット上のニュースリリースを見て以来、商品名を忘れてしまいつつもずぅっと探し続けていたもの。

大塚製薬 経口補水液「オーエスワン」。
Detail
包装は、500mlペット、200mlペットの他に、ゼリータイプ200g。
(上の写真はゼリータイプと200mlペットボトル。)

これ、インフルエンザや下痢などによる脱水症状がみられる際に、速やかに水分を摂取するための「補水液」だそうで。
つまり、水やスポーツドリンクよりも速く吸収されるという事。

そもそも。
「経口補水療法」という、「脱水症状の対処として塩分と糖分を最も理想的な割合で混ぜた水を(点滴ではなく口から)摂取させる」という考え方があって、この「理想的な割合」というのは、だいたい煮沸した湯冷まし1リットルに対し、砂糖をスプーン4杯、塩を半さじ混ぜたものなんだそうで。
ポカリスエットやアクエリアスなどの「スポーツ飲料」って、点滴の輸液に糖分が入ったようなものだ、という話は聞いたことあると思うけど、この「オーエスワン」は、経口補水療法を基にして作られており、話によると「スポーツ飲料よりさらに輸液に近い」らしい。
輸液と比べてみたいけどデータが無いのでパス。
とりあえずパッケージの表示をば。

Concentration

Element
う、う~ん、やっぱり牛は栄養成分表示のほうがピンと来るなぁ;

経口補水療法は、開発途上国など、非衛生的な環境での脱水症状への対処としてうみだされたもの。
「本来は点滴で直接血管にぶちこんだ方が速いんだけど、そんなモノは無くって、でも一刻も早く体に水分を補給しなければいけないなら飲めばいいじゃん」っていう事ですよね。

これって一般家庭でも在りうる。
特に熱中症。
汗をかかなくなって、一刻も早く病院で手当てが必要だけど、救急車が来るまでボンヤリしてるヒマがあったら経口で摂取するべきなわけで。(もちろん飲めない程重篤なケースは別として。)
それと、風邪やインフルエンザにしたって水分と栄養をしっかりとって休むのが大事なわけで、病院に行くまでも無いけどチョト酷い、っていう場合もあるし。

そして特にお年寄りの場合、嚥下障害(水や食べ物をうまく飲み込めない)があると、普通のサラサラのお水を飲むとむせてしまったり、気管にはいってしまったりするんです。そういう時は、食べ物や飲み物に適度なとろみをつけると良いんですが…という状況を想定してゼリータイプが作られているのでしょう。

↓ゼリータイプのパッケージ
Prof

そんなわけでこのオーエスワン、「特別用途食品」であって、通常の飲料とは別扱い。
そうか、だから普通の薬局じゃ見つけられなかったんだ。
大塚製薬のショッピングサイトでも、メディカルフーズのほうに入ってた。
前に探したとき、ベバレジのほうばっかり見てたなぁ…見つからないはずだ。

そして、あくまでも医師の指示で飲む事になってます。
大塚のショッピングサイトでも、摂取上の注意事項を読んで、同意した上で商品ページに遷移するようになってる。
楽天のドラッグストアでも販売してて、細かい字で注意事項が沢山書いてあるのはどうなんだろう;

そんなものが、病院の待合とはいえ自販機に入ってるなんて、なんてすばらしいめぐり合い(笑)
今回は500mlペットじゃなくて200mlペットのほうをチョイス。
賞味期限、製造日より9ヶ月。
電解質濃度が高いので、カリウムとかナトリウムの摂取制限のある人は必ず医師に相談。

そんなものを牛はいつ飲むのかと問われれば。
そ、そうだなぁ。。。

暑い季節、屋外で活動していると、牛は高確率で頭痛を感じます。
街中で買い物をしていると特に顕著。昔はなぜか分からなかったんだけど「水分を摂取すると間もなく改善する」という法則に気づいて以来、牛はどこへ行く時もマメに水分補給ができるように、ペットボトルを持参することにしてます。
シンプルで腰に下げられるペットボトルホルダーもその一環ね。
そう。真夏の炎天下、頭痛が始まった時こそコイツの出番に違いない!

ちょっと待って。
だからって、どこで入手するんだ?
しかも高い。そうそう気軽に買えるものでもない。
風邪をこじらせたとして、脱水気味になった状態でコレを買うために取り扱ってる調剤薬局まで出かけて…??? orz

と、とりあえずどこで売ってるか、だ。
通販は1梱が多いし、すぐに届かないからダメ。
近所の調剤薬局では見たこと無い。
大きい病院の売店で、とは思ったものの、ここ1年で行った仙台市内の病院では見かけなかった。(←いろんな所探してた)

「致し方あるまい。ここはひとつ、メーカーに直接問い合わせだ!」
調子に乗って牛は、大塚のお問い合わせフォームから問い合わせてみた、のです、が。
そしたら。
メールで回答が来ると思いきや、なんとお電話をいただいてしまったのでした。。。
ああごめんなさい。きっとお忙しいでしょうに;

結果、担当の方としばらく話して、牛が行きやすい所としては、市立病院の売店及び泉区の某調剤薬局で扱っているというお話。(実はぜんぜん行きやすくないのだが。)
どちらも場所は知ってるので、そのうち行ってみようっと。

<追記>
その後、だいぶ取り扱うお店が増えてきたようです。ドラッグストアで見かける事もありますが、楽天でも簡単に購入可能。普及してきたみたいですね。
※クリックして楽天で購入↓

かくして入手したオーエスワン。
やっぱり手に入れたからには、どんな味なのか気になるじゃないですか。
さっそく飲んでみました。
…しょっぱ甘い、っていうのかな。おそらく普段飲んでもおいしいとは感じないのでは。
かといって飲めない程ではない。
きっと体が水分を欲している時には、相応に感じる味なんだろうなぁ。
とりあえず、牛はおいしくいただきましたよ。
だって、二日酔いの朝に飲んだからねぇ(爆)

と、ともかく、暑い季節も風邪の季節も、牛は家に1本置いておきたいなぁ。
いえ、だから、二日酔い対策じゃなくてね。。。。


注射と点滴とヘパリン

2008-04-09 21:10:51 | 健康・病気

点滴や注射は幼い頃から得意だった。

ちくり、と針が皮膚を突き刺す瞬間。あの痛みは確かに恐怖だったけれど、それを避ける手段が自分には無いと思って以来、その瞬間をどう乗り切るかということに注力するようになったからだ。
恐怖で体をこわばらせると余計痛い。だから目をそらすのではなく、針が刺さるその瞬間を見極めて、じょうずに力を抜く事を覚えたのだった。

腕の静脈が細めだから失敗される事もあって、特に体調が悪いときはなかなかうまく入らなかったりして、決まって最後に出てくる婦長クラスの人には敬意を抱いていた。
中には、注射器を構えてから実際に刺す数秒に変な間合いを置く看護師や医師もいて、イヤな奴だと思ってた。

普通の静脈注射の時はそれだけで済むが、点滴はもう少し辛抱が必要。
昔は金属製の針だったから、ヘタに動こうものなら針の先が血管の壁に刺さって詰まったりする。そうなると、最悪の場合他の位置に刺し直さなきゃいけないので、できるだけじっとしてなくちゃいけない。
具合が悪い上に動けない。慣れない病院のベッド。テレビも本も見られない。話す人も居ない。
しょうがないので小学生の頃の牛は、天井のパネルの模様を何かに見立てたり、延々と数を数えたり、心の中で歌を歌い続けたり。

それにも飽きると、自分に繋がっている点滴の観察が始まる。

ソリタって何だろう。味の素って書いてある。
逆さに吊るされた容器のゴムキャップに針が差し込んであって、そこから輸液が出てくる…そうか、点滴って人間が刺されるだけじゃなく、点滴の入れ物も刺されるのか。お互い辛いよね。
容器には黒いマジックで「1/3」って書いてあって、たまに看護師が来て新しい容器に変えていくと、今度は「2/3」って書いてある。
そうか。全部で3本点滴するうち、これは2本目なのか。
それならあと1本で開放されるはずだ。よし!
そう思って3本目が終わる頃、看護師は違う大きさの点滴パックをもってきて、「今度は別の種類のになるからね」とにこやかに言い放つ。
騙された、と思ってがっかりしたものだった。

点滴のチューブに気泡を発見すると、それをずっと目で追っていた。
いつだったか、「血管に空気が入ると死ぬ」と聞かされていたから、点滴の針よりそっちが怖かった。
気泡は少しずつ、少しずつ腕に近づいてくる。
どうしよう、と怯えながら牛は、点滴の管の最後のほうに、小さな突起があることに気づく。
そうか、ここに液溜り(タコ管っていうのね)があるけど、小さな気泡はここに溜まるようになってるんだ。これなら多少の気泡なら大丈夫なのか。ふぅん、上手くできてるんだなぁ。
しまいには、タコ管の液溜りの向きが逆になっていたのを自分で直したり、、チューブを指で弾いて気泡を上に追いやる事まで覚えたのだった。

近頃の点滴はだいぶ進化してきた。

針はプラスチック。
タコ管はほとんど見かけなくなって、三叉の分岐コネクタになった。
多少動いても大丈夫だし(と油断してるから詰まるんだな)。
針を固定するテープも、はがれにくく防水で、かゆくなりにくいフィルムタイプのものになった。昔は紙テープかプラスチックテープだったのにね。

医療器具もどんどん変わって、薬もどんどん新しいのが出てきてる。

昨年入院したときの事。
絶食の指示が出てたので、ずーっと持続点滴。
留置針は1回失敗されて手首近くに刺された。
最初は辛くてヒマだと思う余裕すら無かったんだけど、何度と無く点滴を「おかわり」して、その日分の点滴を終える時。

「ヘパフラッシュ」。
看護師さんが手にしたシリンジにはそう書いてあった。
ヘパってヘパリンのことか。
確か動物の内臓とかから作られるヤツだった気がする。
点滴の針を刺しっぱにしておくとき、針やチューブに逆流する血液が固まってしまわないように、点滴を始めるときや終わってから、このヘパリンというのを注入しておく。これを「ヘパリンフラッシュ」とか「ヘパリンロック」って言うんだそうだ。
話によれば、昔は病院内でこの「ヘパリン」を薄めて使ってたんだけど、作り置きしておくとどうしても細菌が混入してしまうので、近頃は自作するのではなく、はじめから製品として1回分ずつパッケージになっているものを使うのだとか。

見たことあるけど、牛自身に使われるの初めて。
なんとなく嬉しいような気がして、じっと見守ってた、のだが。

点滴や注射で、液体が血管に入ってくるときの冷た~い感覚、分かる人には分かると思う。
それが…ヘパフラッシュを注入する時、「恐ろしい程冷たかった」のだ。
普通の点滴や注射でも、輸液の温度が極端に低かったりすると、点滴の針が入っているその先が、冷たくて痛い事がある。
点滴開始の時に、牛は既に腕が痛くて、看護師さんと相談して腕を温めながら続けていたんだけど、このヘパリンロックの時は、シリンジで一気に注入するので仕方ない。
ふと気づいた。
冷たさはともかく、冷たいという感覚で実感できる「明らかに異物が体内に入ってきている感覚」が恐ろしくてたまらなかったのだ。

水分や栄養の補給の輸液。
必要なのはわかるけど、経口摂取以外の方法では「異物」と思ってしまう。
しかも相手は「血液が固まらないようにするもの」であり、本来摂取する必要が無いものだから、気持ち的拒否してしまうんだろう。
これは、むかーしむかし牛母が、造影剤でショックおこした話の影響もあるだろうし。

それにしても、あまりに恐ろしくて「もう少しゆっくり入れてください」の一言が言えなかった。
怖い。怖い。怖い怖い怖い怖い怖い。
注射点滴の類は平気なはずなのに。
どうしてこんなに怖いのか分からないのがまた怖い。
怖いから、ものすごく大量に注入されてる気がする。

シリンジ1本分をまるまる注入された後、「本来点滴のライン確保のためなんだから、注入するコネクタから針までぶんの、ほんの少しでいいんじゃないのか?」…とはいえなかった。
牛はあくまでも患者で素人で…いちいち疑問を持って意見するのはどうだろう。
でもだからこそ、不安を感じたときに説明を求める権利だってあるはずだ。
いろいろ考えつつも、点滴を始めるたびに、終わるたびに、疑問と恐怖感をおぼえつつ、やっぱり口に出しては言わなかった。

…こんな事を今更思い出したのは、先月から始まっているヘパリン製剤の自主回収のニュースを見たので。
アメリカでヘパリン製剤の副作用の報告が昨年12月から急増していて、原因は不明で他社製品の話ながら、同じヘパリン製剤って事での自主回収らしい。
なにやら「原薬が同じ中国工場のものらしい」とか「アメリカの工場のも含まれてる」とか、はっきりしない情報が飛び交っているみたいだ…日本の製薬メーカーでは3社のが自主回収で、それ以外のメーカーは回収されてなかったり、何が何なのかさっぱり分からない。

どこで作ろうが、ブタさんの内臓を加工するわけで、異物には違いないよなぁ。
豚肉だの牛肉だの食べるのは抵抗無いのに、静脈に入れるとなるとやっぱり異物な感じがアリアリだ。
考えてみればブタだのウシだのから作られる医薬品って、そうとは認識してない(する機会が無い)から抵抗無く使用されてるんじゃなかろうか。
用途も用量も原材料も、知っときゃいいのか、知らなきゃいいのか。

それでもやっぱり牛は、知りたいと思うんだ。
食べてる肉が何の肉なのか、知りたいのと同じように。

あ、そうそう。こんなの見つけた。
↓行ってみたい…かなぁ?w

TENTEKI 10 10分でできるセルフメンテナンス