え東北の雪道を走るには。

2006-01-10 23:45:00 | 4輪

先日、車で買い物に出た時のことですが。

夕方近くなってから、4号線沿いのショッピングモールで猫の砂とフード、その他こまごまとした買い物をして、ついでだしもう1ヶ所足を伸ばして…と思い車を走らせたのですが。
そろそろ夕方の混雑が酷くなってきて、どうせ帰るにも混むんだし、と開き直りつつ松森から松陵へ抜けようとしたんです。が。

そういえば。激しく凍るんだった。この道。

仙台の道は、アイスバーンになってさらに風が氷を磨くのだと牛は思っています。そりゃモウ、磨きぬかれてテュルンテュルンですわ。
でも走り始めちゃったんだからしょうがない。もちろんまわりの車もだいぶ速度を落としてはいるんですが。
恐らく、ブレーキ踏んだらそのまま止まらない。惰性で走ってそのまま止まるくらいじゃないと。
もちろん道はまっすぐじゃない。ゆるーい左カーブにさしかかり、道の右は民家やお店、左は田んぼですw
滑るかなぁ、滑るだろうなぁ、と思いつつ心持ちハンドル切ってみたら。
つるん。あららやっぱり。軽くおしりを振って愛嬌を振りまくインプレッサw。
車間距離は極端にとってたし、対向車がいないのは見えてたのですが、こんな時大事なのは後ろの車です。インプレッサwが根性で止まっても追突されたらつまらんし。ブレーキほぼ踏まず、ちょっぴりカウンターあてた程度でそのまま通過。
で、ミラーで後ろの車をふと見たらですね。こちらにわき腹見せて激しく滑ってましたw 良かったねぇ、田んぼに落ちなくて。
通過する全ての車がそこで滑るらしく、そのポイントを過ぎるとみんな30kmに満たない速度で走るという状況でした^^;

ふと思い出したんですが。
あれは何年前かなぁ。それこそ大雪が降った後、友人K子と宮崎町(古川から尾花沢に抜ける途中)の温泉に行く途中。
宮崎町内のなんてことない道なんですが、すぐ前を一台の白い軽自動車が走ってました。20mあるかどうかの下り坂。
そこまでの道のりでも路面がツルツルな事はよぅくわかってたので、牛は坂の手前でおそるおそる停止。
前の車のタイヤは止まってます。タイヤがね。でも進んでる。斜めになって坂道を滑り落ちて行ってるんですなw
ちなみに対向車は「止まってるのに止まらない、イヤでも車線はみ出しちゃう」その状況をよぅく理解していたのか、路肩に寄って停車してくれてましたw
で、次ぃ~。牛の番(笑)
軽自動車が去ったのを確認して、ほんのわずかだけ前に出ます。怖いのでそのまま止まる。止まった。止まったよ。と思ったら。
びゅうぅぅぅ…風?と思った次の瞬間。ブレーキをしっかりと踏みしめているはずのインプレッサwは風に押されてそのまんま坂道を滑り落ちていきましたw

教訓。
風が強い日の冬道は、青信号でも交差点の車に注意しましょう。
赤信号で止まってたくても、意に反して信号無視しちゃう車もいますから。
スタッドレスタイヤなんて、大自然の脅威の前ではただの車輪。削りもせずに磨いちゃう分よっぽどタチ悪い。

それに加えて思い出したんですが。
先日、牛母やら牛叔母をつれて盛岡に行ったときの事です。
「あんだぁ、ゆっくり走らいんよ」と言われつつのドライブで、盛岡から花巻の間の吹雪の4号線を走ってました。
当然話題は雪道から車の話へ。
ちなみに牛の家族はみんなトヨタ信者。牛母も牛兄もトヨタ車なのですが。

牛:牛母もさぁ。トヨタの「小さな高級車」もいいけどさ、4駆にしなよ。そのほうが牛も安心だしさ。牛母の運転はまだ信用してるけど、東北に住んでる以上雪道走るんだから、そのほうがいいんじゃない?
牛母:4WDって良さそうだけど、なんかすごく大きいのでしょう?(それはランドクルーザーの事だね;)おかーさん街中走るのにちょっとねぇ。
牛:だからさ、スバルのレガシィとかにしなよ。B4とかね、セダンですごくキレイでスタイリッシュで高級感溢れてるんだよぉ。今度一緒に試乗しに行ってみる?
牛母・牛叔母:あんたずいぶんスバル勧めるじゃない。スバルから何かもらってんのぉ?w
牛:スバルから? …走る喜びをもらってるんだよ♪
牛母・牛叔母:……。

牛母にB4はもったいない?いいんですよ、もし買ったら牛も乗りたいんですからw