今日もなほ松の嵐のおとさえてまだとけやらぬ雪のした水(宝治百首)
岩間もるこほりのくさびうちとけて今朝より春の水ぞもりくる(久安百首)
春風にこほりのとぢめゆるされて岩まの水のこころゆくなり(夫木抄)
岩まより春をもらしてゆく水の浪にただよふうすごほりかな(正治二年初度百首)
消えはてぬ雪かとぞ見る谷川の岩まを分くる水の白波(玉葉和歌集)
今日もなほ松の嵐のおとさえてまだとけやらぬ雪のした水(宝治百首)
岩間もるこほりのくさびうちとけて今朝より春の水ぞもりくる(久安百首)
春風にこほりのとぢめゆるされて岩まの水のこころゆくなり(夫木抄)
岩まより春をもらしてゆく水の浪にただよふうすごほりかな(正治二年初度百首)
消えはてぬ雪かとぞ見る谷川の岩まを分くる水の白波(玉葉和歌集)