monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

手づくりのくるみボタン

2010年02月28日 | 裁縫箱

 くるみボタンのキットも、以前はけっこう高価でしたが、今ではダイソーで売ってるので、手軽に作れます。種類も、直径38、27、22、18、15、12mmと、大変豊富です。(「特小」の12mmは、出来上がりを取り出すのがやりにくいですが。)
 難点は、以下の3つでしょうか。
・生地が薄いと、土台になってる金属が透けて見える →薄く綿を入れる、あるいは布の裏に接着芯を貼る、で改善
・真ん中にワンポイント柄をもってきたい場合、慎重にやってもなかなかピタリと真ん中に入らない
・目のつまってない生地は、金具を押し込むときの引っ張る力に負けて、ゆがみやすい

 裏に金具が付いてなくて良いのなら、取っておいたボタンを再利用して“くるみボタンもどき”が作れますよ。
① ボタン(直径2cm以上が作りやすい)を選ぶ。表面(おもてめん)が盛り上がってるのが良い。また、表面と側面にかけて段差がない方が、アタリが出なくてキレイに作れる。
② ボタンの直径の2倍の長さを直径にした円を布に描き、切る。
③ 縁から0.5(~1)cm内側のラインをぐるりとぐし縫いする。(糸と針は付けたままで。この時、布の表に針を出すと、引き絞りやすい。)
④ 中央に化繊綿を丸めて置く。その上にボタンを置く。
⑤ 糸を引き絞る。表を確認して、柄の出ぐあいなどを微調整する。
⑥ 玉止めする。(布が足りなくて裏が綴じれない場合は、縦横に糸を渡す。)(用途によって、裏を平らにしたい場合は、縫いしろを中に押し込む。)(裏も見える使い方をするなら、目隠しの丸い布を貼る。)

 復刻版の和風柄の布の柄のいいところを取って、このくるみボタンを作って、バッグのアクセントなどにするとカワイイ。
 服を捨てる時に必ずボタンは外して保存してるので、たくさん作れそうです。

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↑くるみボタンもどき


りんごジュースのカクテル

2010年02月24日 | 食・レシピ

りんごの生ジュース(100%)ももらったので、りんごジュースをとブランデー(ブランデーが余ってたので)を使ったカクテルを探してみました。

スペシャル・ラフ=ブランデーとりんごジュースを1:1の割合で合わせ、ペルノまたはアブサンを1滴たらしてシェイク。
(→材料が揃わないので、パス。)

林檎ビア=ブランデー30ml、りんごジュース60ml、シュガーシロップ20ml、ビール100mlを、タンブラーに入れステア。
→これを試してみました。(甘いのは好みじゃないので、シロップは入れないで。)
ブランデーの量を控えめにすると、飲みやすくて良かったです。


ぶどうジュースのカクテル

2010年02月24日 | 食・レシピ

ぶどうの名産地のぶどう100%のジュースをもらったので、せっかくだから(?)、アルコールと組み合わせて飲んでみようと思い、調べてみました。
でも、ぶどうジュースを使ったカクテルって、少ないみたいですね。

ぶどうジュース60mlとクレーム・ド・カシス10ミリリットルにクラッシュアイスを加えてミキサーにかける。
→これは甘めのリキュールとの組み合わせなので、今回はパス。

ぶどうジュース120mlとブランデー40mlをグラスにそそいで、ステアする。
→試作してみると、この割合だと非常に強い(あるいはブランデーくさい)と感じました。
なので、ビールを加えてみて、ぶどうジュース:ビール=1:1ぐらいにして、そこにブランデーを少々加える、という創作カクテルを作ってみたところ、“ほのかにブランデーの香りのする、甘さおさえめの炭酸ぶどうジュース”になって、飲みやすかったです。
ブランデーをウイスキーに替えても良いのかも。

あとは、居酒屋の定番メニューの酎ハイですかね~。


山田詠美「学問」

2010年02月20日 | 読書日記

 「“女性の性欲”に踏み込んだ作品」とかいう内容の書評を読んだので、どんな中身かな~と気になってたのですが、買うほどじゃないと思って図書館予約してたら、読むのがこんなに遅くなってしまいました。
 男の子の性に比べて女の子の性はずっと抑圧されてきた、でもこの本では、――って感じの前振りでこの本を読んだのですが、“女性の性欲”の表現に関しては、特に目新しいこともなかったです(もの足りない気分)。官能風味の青春小説、ってカテゴリになるのでしょうか。
 仁美自身が、女の子の性欲は隠すべきなんだ――と知った後、その風潮/習慣に迎合しちゃってるとこが不満。
 本文には書かれていない、“生涯独身であったろう仁美のその後”を想像すればよいのでしょうが、たとえ仁美のその後の人生が、“性の欲望を満たすため”に費やされたのだとしても、そういうはっきりした記述がほしかったです(弟子宣言とか死亡公告だけじゃなく)。

 縛られたい・操られたい・支配されたい、ってのは、わりと女性には一般的・共通的な欲望なんでしょうか。実際に体の関係を持ってみたら、心太はホントに支配者タイプだったのか、ってのも気になりました。(心太の死亡公告を見ると、「世界を自分のものにしたい」って願望は本物だったという判断ができるのですが。)
 どうせなら、心と体の違いについても、突っ込んで書いてほしかったです。例えば、支配されたいって妄想があるけれども、実際に束縛されてみたら、全然よくなかった――とか。「“欲望”の忠実な愛弟子」と宣言したからには、ヤりたくなったら手当たり次第、だったのか、とか。タマってる時(?って女の場合もこう言うのかわかりませんが)にレイプされる、みたいな、官能小説(あるいは成年コミック)にありがちなシチュエーションになったら、どーなの?、とか。
 あとは、男性ならよく言われる(?)ような、セックスとオナニーの快感の違い、とか。

 本書に書かれていない部分を勝手に想像するならば――
美流間に戻ってきた心太と仁美の間に性関係が復活し、しかしそれは長続きせず心太は交通事故死する。
 心太の息子・拓郎を少年時から喰っちゃった仁美。(←ココをもっとふくらませてほしい)
 これってかなりの年齢差(30歳以上?)になるわけで、拓郎の母親・桃子の立場に立ってみれば、とんでもないハナシです。

 しかし、野々村先生は自■で終ってたなら、なにも“変態”よわばりされずに済んだのでは? 妄想を行動に移して中学生の教え子をレイプしたことで“犯罪者”になっちゃいましたが、頭の中の妄想だけならば個人の自由なのではないか、なんて思ってしまいました。


古文書講座でくずし字変体仮名を

2010年02月18日 | 雑日記

 博物館等の古文書講座に参加して、くずし字変体仮名を読めるように修行しよう、と思っています。「候」のくずし方いろいろ、など実用的な感じ。
 私は平安・鎌倉時代の頃を題材にしてほしいけど、実際は江戸時代がほとんど。
 江戸時代の単語表現で面白いのも出てくるので、「日国用例としてはどーなの?」と脱線しがちです。