monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

アートデザインとしてのアラビア語

2016年09月07日 | 雑日記

 アラビア書道という単語をご存じですか? 日本人では、本多孝一先生が作品集「アラビア書道の宇宙」(白水社)を出しているので、目にすることができます。
 右から左へ一定の大きさの文字を書くのではなく、美しくデザインされた字形で、一幅の絵にも見えてきます。アラビア文字自体がアートっぽいですよね。
 意味のある単語とか好きな単語をアラビア書道的にデザインして、バッグの柄に欲しいな~などと思います。あるいは、名古屋帯のお太鼓柄にアラビア書道! 内容によってはむやみに使うと叱れたりして?

 ネット上で閲覧できる手書きのアラビア文字を発見しました。ハーバード大学のオープン・コレクションズ・プログラムの「ISLAMIC HERITAGE PROJECT」です。上部タブ「Manuscripts」をクリックして「コーラン」とか「カリグラフィー」とか選択すると良いです。
 ほかの大学などでも、こういうデジタル資料を公開してるところがあるかしら。


和泉かねよし「女王の花」

2016年09月04日 | 読書日記

 和泉かねよし「女王の花14巻」(小学館)が出ました。いよいよ次巻で完結とのこと。私は掲載誌(「別コミ」)も読んでいるのですが、楽しみです。
 女王としての道を選んだ亜姫と一介の奴隷である薄星。“千年の花”は二人を幸せにしてくれるんでしょうか。
 この物語の中で青徹のお話しの部分は、本当に大泣きしました。結末も、大いなる悲劇を期待しています。