もものけ日記

桃とスモモの栽培に明け暮れる農家の嫁のつぶやきブログ。

今年もあと2ヶ月

2008-11-01 19:58:02 | 抗えないこと

今日も山梨は晴天です。青い空に鮮やかな柿の実が映えます。

たわわに実る  

大きな柿です。裏のおば様が収穫して、皮をむいて「あんぽ柿」を作ります。
最近は冷たい風が吹くことが少なくなったので、カビが生えたり渇きが悪かったり・・・
「たいへんあっても困るから、欲しい人にやるだよ。」とおっしゃいます。

(私のハヤト瓜と一緒だな・・・)と思いながら、しばらく立ち話をしました。

温暖化の弊害は甲州市松里地区名産の「あんぽ柿」にも出ています。
収穫前に実が落ちたり、良く乾かなくてカビが生えてしまったり・・・困っています。

我が家にもかつて大きな百目柿の木がありました。おじいさんが木に登って収穫しました。
「危ないからよせし!」と周りの者が言っても聞く耳を持たず・・・(^-^;
道路を広げるために、切ってしまうまで毎年大量のあんぽ柿を作っていました。

お正月前の臨時収入になっていたようです。

暮れの贈答用の「あんぽ柿」は高くて手が出ません。(--;
でも、手間隙かけて作るのですから、それも仕方ないだろうなと思います。

手が凍える季節に丁寧に皮を剥き、紐に吊るして何日も太陽に当てます。
うっかり舐めると、舌がしびれるような渋柿が自然の恵みで甘くなるのです。

不思議ですよね。誰が一番初めに気がついて、干し柿を作り始めたのでしょう?
先人の知恵や経験が私達を守ってくれています。感謝ですね。

山形から送られてきた渋柿は、焼酎に漬けて渋抜きをしてくれたものです。
「11月5日まで袋から出さないように」と注意書きがありました。(^-^;
袋を開けずに我慢して眺めています。(本当に渋は抜けているのだろうか・・・?)

今朝カレンダーをはがしました。後2か月分しか残っていません。早いですねえ。
時の流れを止めることは誰にも出来ません。

就職の内定取り消しが始まったとのことです。業績悪化の企業が多いのですから
この先益々悪くなっていくのでしょう。
若い人たちの夢と希望を取り上げてしまうのは哀しいですね。

ガソリンが安くなりました。海外旅行はお得です。少しは明るい話題も・・・



 

コメント (4)
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