先ず、リフトで一山越えます。
頂上では青島の「テレビ塔」が見えるはずです。
案内図では湛山寺から太平山で一時下り、太平山から中山公園に降りるようになっています。
この切符売り場のおばさんは、「あんた達、韓国人!」と聞くので、日本人だと答えると急に表情が柔らかくなり、知っている限りの日本語をしゃべり始めました。
以前、名古屋や東京に行ったことがあると言っていました。
テレビ塔が見えてきました。
風が強くリフトが少々揺れて、下を見るとゾ~っとすることも。
中山公園です。
私たちは上から下りてきましたので、初めはこんな風景でした。
道路脇に露店が広げられ、段々、人通りも多くなります。
美味しそうなたこ焼きや、懐かしい綿飴も・・・・・。
他にも焼きトウモロコシ、焼き烏賊、ポン菓子など。
このおじさんは、水を含ませた筆のようなもので道路に字を書いていましたよ!
とても達筆でした。
冬になると日本でもお馴染みの“花カンラン”?
名前を忘れましたが、あっていますか?
青島の街路樹にも最近植え替えられています。
園内は菊の花盛りです。
菊は日本の国花ですが、中国伝来でしょうね。
青島では沢山見かけます。 これは全部鉢植えです。
正門前の広場には大きな噴水があり、沢山の人が憩っていました。
折角だから、水が上がっていてくれると嬉しかったのに!
私たちは上から下りてきましたので、正門が最後になりました。
今は「菊花展」開催中だったのですね。
沢山の菊の花はありましたが、日本の「菊花展」とは全く趣の違うものでした。
でも、この写真の右端の紫の菊は壺様に設えてありました。
中山公園には日本が青島を統治していた時代に桜が植えられ、今でも4月中旬になると立派な花を咲かせ、多くの人々で賑わうそうです。
4月にはここで“花見”が出来るのですね! 楽しみ!
ここで、時間はちょうど12時になっていました。
「帰るには早いし、お腹はすいてるけど元気はまだある!」と言うことで、「八大関」にまで足を延ばすことにしました。
八大関及び太平角は1930年代に建てられた洋館が立ち並ぶ別荘地帯です。
暫く歩くとこのような洋館が木立の間に見えてきました。
このお宅の庭には、キャンピングカーと乗馬用?の馬が繋いでありましたよ!
「ドイツ人の別荘地帯だから美味しいドイツ料理のお店でもあるかも!?」と、探しましたが見当たりません。
やっと見つけた「餐庁」。空腹には逆らえず、「ここで良いから入りましょう!」
注文はこの3品。
ロビーに料理の写真に値段が書いたものが貼ってありますし、見本の料理も並べてあります。
「鶏肉の甘酢炒めのフライドポテトのせ」、「豆腐のフライ」、「豚肉の角切りと南瓜の煮込み」と「ご飯」で〆て90元(1125円)也。
どれも私たちの口に合った美味しい料理でしたが、私たちには食べきれず、恐る恐る“打包ダーバオ31”(持ち帰るために料理をパックに詰める)をお願いしました。
レストランの前は海岸です。
目の前には「ここは中国!?」と言う風景が広がっています。
海岸では貝堀?を楽しむ人の姿がちらほらありました。
バス停が分からないので、取りあえずそれらしき方向に歩いて行きました。
途中、「青島太平角公園」と言う大きな公園がありました。
水不足の中国には珍しく池に水があって、小魚が泳いでいましたが、しっかり「ここで魚を釣ってはいけません!」と言う立札がありました。
途中で買い物をして帰る予定でしたが、運良く直通の31路のバスが来ましたので、それに飛び乗りました。
帰宅は14:30。
4時間半の旅行でしたが、とても楽しく青島を知る良い機会となりました。
菊が綺麗です。
葉牡丹ですね、お正月には欠かせないです。
この頃はバラのような葉牡丹があり寄せ植えにも使われますよ♪
丸い輪の籠にたくさん植えても可愛いです。
夫となんだったっけ?・・・で、「ハナカンラン?」になった訳でして。
こんな日常的な言葉さえ出てこなくなっているのですよ。
今調べると「葉牡丹」は中国語で「甘藍 ガンラン12」と言らしいです。
きっとクリスマスやお正月用に寄せ植えをされるのでしょうね。
楽しみにしています。