mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

青島で“萩焼”紹介

2012-07-07 22:13:21 | 日々の出来事

今日は午前中に夫と二人で青島の青岛国际会展中心(青島国際展示センター)で行われている
「2012中国国际消费电子博览会」にでかけました。


目的はこの博覧会ではなく、この会場で萩焼の紹介をするコーナーがあって

そのことに私たちの友人のMさんが関わっていて「是非来て見て欲しい!」と言われたのです。

Mさんは萩市出身で、萩焼を中心に萩市を青島に紹介し、進出したいとの市の意向を受け

以前からアンケートを取ったり、会合を重ねたりしながら、やっとこの会場で萩焼紹介のコーナーを得ることが
出来たのです。

 私たちは何のお手伝いもできませんでしたが、見物客の一人として応援をしたいと
出向きました。

中国のこの様な博覧会に来たのは初めてですが・・・・・

 何とも手続きの面倒なこと・・・

名前と電話番号を登録し・・
 参观证(見学証)を貰いそれをかけないと入れません。

入口には厳めしい保安係の男性が立っていて扉を少し開けて「快进去!早く入れ!」と急かします。

会場が広く、慣れていない私たちにはよく分かりませんので、係の方に聞くと驚くほど親切に現場まで案内してくれます。
話をしながら歩いていた夫によると、彼のお婆さんは長い間日本で暮らして居た経験があるそうです。


 

係員は最後まできちんと案内してくれました

 

展示コーナーには数人の浴衣を着た日本語専攻の中国人学生が説明をしています。
偶々顔見知りの学生が居て驚きました。 アルバイトで案内嬢を務めているのだそうです。

見物客は次々とやって来ます。  でも、なかなか買っていく人はいないのだと彼女はいっていました。
お金持ちの状況は分かりませんが、一般の中国人の間では・・料理にあった器を選んで食事をしたり、どんな器でお酒を飲むと美味しいかなどと考える・・習慣はまだ出来ていないようです。
小奇麗なレストランで食事をしても、ヒビの入った皿やかけたお皿で料理が出て来るのは珍しくありません。

 30分毎にろくろの実演があります
         実演が終ると土を捏ねます 

 

Mさんは午後から来ると言うので、他の展示コーナーをざっと見物して帰る事にしました。
萩焼が青島の人々に受け入れられ、萩にも沢山の観光客が集まると良いですね

 


日本企業もいくつか出展していました・・・商談は上手くまとまったのでしょうか?!

1 2 3
1;キャノン 2;ブラザーミシン(最近のミシンはとても精巧な刺繍もできるようです) 3;NEC
 
  中国のコンパニオンさん

 

やっぱりここにも居ました!

 お客の前でマックを食べる係員

中国では大きなマーケットやデパート以外、昼食時になるとお客が居ても店員が平気で店先で食事をします。
大概がラーメンですが、今回はちょっとおしゃれにマックです・・・が、こんな大きな展示会でも食べるのですね。
来客用の食事コーナーが別に設けてありましたのでそちらで食べればいいことなのですが・・・。

 

こんな中国の習慣は未だに受け入れられないで「んっ?」と思ってしまう私です。
慣れる必要もないと思うのですが、誰も何も言わないのが不思議でなりません


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2 コメント

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萩焼 (蝶々)
2012-07-11 01:50:01
スゴイですね、中国進出ですか。やはり、市場は今、中国なんでしょうね。器を楽しむというのは、日本人特有の素敵な習慣でもありますが、心と懐(笑)のゆとりも関係するのでしょうか?日本人の場合、器次第で心が暖かくなったり癒されるようなこともあるんでしょうが。無理に収集すると懐は少し寂しくなりますが(笑)
中国人も今の高度経済成長期で変わってくるのでしょうかねぇ。

展示会会場で食事を取るスタッフ…(笑)

ところで私のブログへのコメントを読ませて頂きました(*'▽'*)♪楽しみにしてます(#^.^#)
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蝶々さま (モコポリ)
2012-07-11 06:56:33
私も陶器が大好きで窯元巡りをしては少しづつ集めてきました。
沢山集まり過ぎて・・・広島から小倉に帰る時に、親しい友人に形見分けとして上げてきました。

若い時は(娘の小さい時)は安いお皿やザルを使って
葉っぱを敷いたり、花を飾ったりしてお皿代わりにしていましたよ。

中国は経済は発展していますが、心の問題はまだまだ遅れていますね(笑)
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