Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
メニューなんぞ、ございません
記事もお酒も、その日の気分次第でございます

グラスホッパーと螳螂

2017年11月17日 | 日記
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ワイングラスを用意します)

久しぶりの更新になってしまいました
スンマセン…

今回は虫の話です
もじっとのところでは、去年から虫を飼っています
と言ってもブリーダーみたいな感じではなく、公園とかで捕まえてきた虫にちゃんと餌をあげて、羽化(最後の脱皮のことね)して恋の時期に放してやるような感じです

★トクトク(スイートベルモットを45ml入れます)

昨年はカブトムシを譲り受けることができたのですが、今年はトノサマバッタ(クルマバッタ?)やショウリョウバッタ、イナゴにカマキリ、キリギリス系(カヤキリ?クビキリギス??)果てはカタツムリ、テントウムシに夏前にはコオロギなど…
先月やっと最後のコオロギたちを放してあげて、今年の分の虫たちはすべていなくなりました

もともと息子に命の大切さを教えてあげられたら…と思っていたのですが、息子に世話をすべてさせるには少々早く、案の定僕が中心で世話をする羽目に

ただ僕自身も命の勉強をいっぱいさせてもらいました
昨年は1匹だったカマキリが、今年は最大5匹いました
共食いを避けるために1匹1個の虫かご、2,3日に1匹の生餌が必要で、土日に10匹以上の適度な大きさのショウリョウバッタが必要でそれを捕獲するのもなかなかの手間でした
つまり週に10匹以上のバッタたちがカマキリのお食事として消えていくわけですし、その生餌となるバッタを養うために大量のイネ科の草も集めてきました。

僕も知らなかったのですが、カマキリはまれに脱皮に失敗して命を落とします。
そのレアケースがうちでも起こり、手を貸して脱皮を促すか迷いました。
手を貸したところで内臓も足も変形してしまうので、自然に返すことはできません。
責任をもって最後まで看取るかどうかの話です。

結局は手を貸し、寝たきりになったカマキリにヨーグルトを与え続けて2ヶ月生きながらえることができました。
でもこれが本当に正しい選択だったのか、今でも答えは出ていません。

力足らずして死なせてしまったバッタもいましたが、数時間後にはコオロギによってスッカリ跡形もなくなってしまったのも不思議な感じがしました。
虫たちはただ淡々と本能のまま生きているのかもしれませんが、やはり命を考えるうえで僕にとってはとても有意義な飼育期間でした。

★トクトク シュワー(レモンサワーで満たします)

来春も今年同様、全長3mmほどの極小のカマキリの幼虫を捕まえるんだと張り切る息子(捕まえたのは僕だけどな)。
もっともっと命と触れ合ってもらえたらと願うもじっとでした。

★クルッ(軽く混ぜます)

そういや、香川照之さんあんたNHKで何やってんの?


★お待たせしました、イタリアンレモンサワーです。
ブログのタイトルからグラスホッパーが来ると思った人、ゴメンナサイ!
あれは生クリームがないと作れないのですが、いつも冷蔵庫にあるものではないので…
今回はスイートベルモットにレモネードを入れたかったのですが、レモンサワーでショートカット(手抜き!)したオリジナルカクテルです。
市販品のレモンサワーにスイートベルモットの香り、甘みと苦みを加えて、カクテルチックにしてみました。
ワインとレモンサワーの組み合わせなので食事にも合います。
度数もそれなりで飲みやすいので、飲みすぎ注意かもしれません。