Bar FU-TEN

もじっとの瘋癲的なブログ
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記事もお酒も、その日の気分次第でございます

シナリオ「無人島脱出」

2008年04月04日 | 心理学
おかえりなさい
こちらのお席にどうぞ

★コトッ(ロックグラスを用意します)

ひさびさに心理学のエクササイズ、いってみましょうか!

★カランカラン(氷を数個入れます)

今からちょうど一年前、ある客船が海に沈みました。
絶望的な事故でしたが、奇跡的に6人が無人島にたどり着きました。
それから一年、彼らは祖国に帰るために毎日いかだ作りに励み、ついに完成しました!
「やった!これで帰れるぞ!!」
みんな踊り上がって喜びましたが、しばらくして大きな問題に気付きました。
水は何とかなるものの、食料を積むと5人しか乗ることができなかったのです…
全員が乗れるいかだを作り直すとなると、1年以上かかります。
また一人は重い病気にかかって動けません。
どうしたらよいでしょうか?

★トクトク(ドライベルモットを30ml入れます)

以下の選択肢から、あなたがよいと思う方法を選んで順位をつけてください。

1. 病気の人と看病する人の2人が島に残り、4人が食料と水を積んだいかだに乗る。
2. くじ引きで1人が島に残り,病気の人も入れて5人が食料と水を積んだいかだに乗る。
3. 食料は積まず,6人全員が水だけ積んだいかだに乗る。
4. 大きないかだを作り直すまで6人全員が島に残る。

またこれらの選択肢以外で、よい方法がありますか?

★トクトク(スイートベルモットを30ml入れます)

このエクササイズも答えはありません。
大事なことは「話し合うこと」です。
話し合うことで、相手との緊張関係がほぐれます。

以前紹介したシナリオ「若い女性と水夫」より、安全な話題かもしれませんね

★シュポン トクトク シュワワ(ソーダ水を15ml入れます)

ちなみに僕は…
1. 4人が乗り、2人が残る
重い病気の人を動かすのも危険だし、だからと言って無人島に一人にはできない。
看病する人をつけてあげるべき。
また、いかだで脱出する4人も多めに食料を積むことができる(定員5人のいかだに4人しか乗っていないため)から、無事に脱出できる可能性がさらに高まる。

4. いかだを作り直す
誰が残るかでモメる事があるなら、これしかないと思う。
1年間、無人島で生き抜けたのだから、みんなで一致団結して頑張ろう!

2. くじ引きで残る人を決める
公平といったら公平かもしれないが、もし病気の人が一人で残ることになれば、死ぬ確率は他の人たちより格段に高いから公平とは言えない気がする。

3. 食料を積まずに全員乗る
これはありえない。
せっかく1年頑張ったのに、全員が短期間で死んでしまう可能性が高い。

選択肢以外の提案としては
『3人がいかだに乗り脱出、病人を含む3人が無人島に残る』
やはり、病人は動かしたくない。
また、2人だけというのも好ましくないと思う。
(看病疲れやモメ事などよる犯罪が起こる可能性があり、抑止力となる人間がいない)
よって、脱出班3人、待機班3人がベストではないかと思う。

★カラン(軽く混ぜます)

皆さんはどうお考えですか?

★お待たせしました、アディントンです。
ドライベルモットとスイートベルモット、炭酸のシンプルな組み合わせですが、非常によい香りのするカクテルです
またスイートベルモットの独特の後味も、わずかに入っている炭酸のおかげでスッキリとした感じになっています。
食前にぜひオススメの1杯です


about ADDINGTON(Liqueur&Cocktail サントリー)
(ハーフ・アンド・ハーフに炭酸を入れたものがアディントンです)