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J.S. バッハ&S.L. ヴァイス:リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集(杉浦菜々子)

2023-08-19 01:37:24 | 音楽夜話(クラシック)
J.S. バッハ&S.L. ヴァイス:リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集(杉浦菜々子)


夜中にこのようなアルバムを聴いていたら、目が覚めてしまった。
イカンイカン(笑)。


バッハのこの曲と言えばリュートかギターが一般的なのだと思っていたが、
古くはランドフスカ(cen)やリヒテル(p)があり、他の楽器の方が
弾いてみたくなって編曲を試みる。
ヴァイオリンのシャコンヌをギターで弾く、チェロ組をギターで弾くと
いうのは聴いてきたが、ギター曲を鍵盤でというのは元が鍵盤もの
だったので、珍しくはなかった。
この曲の成り立ちが、リュートもしくはチェンバロで演奏できるもので
音源はある程度ある。というようなことが後付けでわかってきたので、
杉浦さんの演奏も聴き通せた。


一寸ロマンっぽくレガート的な演奏の様だが、チェンバロから比べたら
その意味ではふり幅はピアノの方がありそうなので、そのような表現も
可能なのかもしれない。
やはり、ギターやリュートとは違い、ボリュームもあり音も太いので、
ちょっと構えてしまうが、あのリュートの線の細さが・・・というのなら、
リュート版を聴いた方がストレスなく聴ける。


そうではない状況なので、太くてガンとしているピアノの音のバッハを
聴いている。
だから目が覚めてしまったというのもあるのだけれど・・・。
〆にゴルトベルクでも聴くかな(笑)。


音源はCDとは別の物でYOUTUBEで。
譜面がi-PADなのは今どき。譜めくりは足元で・・・。
ピアニストも大変だ。




J.S.Bach  前奏曲とフーガ、アレグロ BWV998 ピアノ 杉浦菜々子
https://www.youtube.com/watch?v=4KR0cXL6YMI




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