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クラシックの迷宮 ミスターSの思い出~スクロヴァチェフスキ生誕100年~ NHK-FM

2023-10-08 06:17:41 | 音楽夜話(クラシック)
10月7日  19:20-2100


クラシックの迷宮 ミスターSの思い出~スクロヴァチェフスキ生誕100年~ NHK-FM


片山杜秀


「バレエ音楽「春の祭典」第2部後半」
ストラヴィンスキー:作曲
(管弦楽)ミネソタ管弦楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(8分04秒)
<コロムビアミュージックエンターテインメント COCQ-84580~2>


このころの彼はキレッキレの演奏してたんだ。という感想。いいと思う。


「幻想交響曲 から 第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」」
ベルリオーズ:作曲
(管弦楽)ロンドン交響楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(11分04秒)
<CHANDOS CHAN8727>
幻想交響曲は苦手なので、聴かないけれど、指揮者の手順として、この曲も手掛けるのだと思った。


「管弦楽のための協奏曲 から 第5楽章」
バルトーク:作曲
(管弦楽)ミネソタ管弦楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(9分29秒)
<VOX CD3X3015>


バルトークも取り上げていたようですね。カッコいい作品の作り方をしているような気がする。


「組曲「中国の不思議な役人」
バルトーク:作曲
(管弦楽)ミネソタ管弦楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(4分00秒)
<VOX CD3X3015>
原題は「ミラクル・マンダリン」とか言ったと思う。楽器の1音も
漏らさない、洪水の様な彼の志向がよく表れている感じがする。


「「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」から第3楽章」
バルトーク:作曲
(管弦楽)ミネソタ管弦楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(8分27秒)
<VOX CD3X3015>


通称、「弦チェレ」冴え冴えした指揮。作品との相性、思い入れが十分あり。


「弦楽五重奏曲 へ長調 から 第3楽章 アダージョ(弦楽合奏版)」
ブルックナー:作曲
スクロヴァチェフスキ:編曲
(管弦楽)ザールブリュッケン放送交響楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(15分59秒)
<BMG BVCE-38025>


「交響曲「ケン・デイトンの思い出に」から第2楽章」
スクロヴァチェフスキ:作曲
(管弦楽)ザールブリュッケン・カイザースラウテルン放送管弦楽団、
(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(5分08秒)
<BMG BVCO-37456>


色々な思惑の中での作曲活動。何かスクロヴァチェフスキ―の様な
音がする。彼の音楽の方向性みたいなものを感じられた。


「交響曲第9番 から 第2楽章」
ブルックナー:作曲
(管弦楽)ミネソタ管弦楽団、(指揮)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(10分14秒)
<REFERENCE RECORDINGS RR-81CD>


彼が楽団生活の後期にたどり着いた奇跡。ブルックナーとの相性を
リスナーに買われた。若いころの活動はちょっと置かれて、
ブルックナー指揮者として有終の美を飾る。ミネソタ響との録音は
サールブリュッケンのものより、精度が高く、オケの違いも楽しめた。



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