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ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

2020-01-04 09:40:31 | 音楽夜話(クラシック)
radio Panorama

ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
Leitung: Philippe Herreweghe
Solistin: Carolin Widmann, Violine

Felix Mendelssohn Bartholdy: Violinkonzert e-Moll, op. 64;
アンコール1曲。
Johannes Brahms: Symphonie Nr. 4 e-Moll

Aufnahme vom 17. Mai 2019 in der Philharmonie, Luxemburg

Anschliesend ab ca. 15.10 Uhr:
Peter Tschaikowsky: Klaviertrio a-Moll, op. 50 (Trio Wanderer)

ガダニーニを操る才媛。艶やかな音色。良く歌い丁寧な曲の運び。へレヴェッヘ
というと、古楽の人という印象があるものの、ロマン派的なアプローチも
するんだみたいな印象。なかなか、聴いていて楽しくなる気分のいい演奏。

ブラームスの4番。今回は主兵の演奏ではないけれど、指揮者の意向が
反映されているようなところは聴かれた。こじんまりとしたものだけれど、
温度の感じられるものだった。オーケストラも粒がそろい、アヴェレージは
超えていると思う。へレヴェッへに大時代的な演奏は期待しないし、古楽的な
素養からロマン派までどのように時代をたどり、4番の作りの工夫をどのように
表すか。淡白な感じもするが、たぶんそういう事ではないかもしれない。
ブラームスは深いのだ。こういう演奏も嫌いではない。温度が感じられる分、
聴いた気がする。やるな、へレヴェッへ。





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