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ヤン・リシエツキ(ピアノ) タルモ・ペルトコスキ指揮ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェンP協4番モーツァルト39番他

2024-06-14 04:32:25 | 音楽夜話(クラシック)
6.12
02:30-04:55 19.30-21.55 ORF


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
ソリスト・アンコール:ショパン:前奏曲 op.28 第15番 変ニ長調 – ソステヌート


シェーンベルク:室内交響曲第2番 変ホ短調 op.38
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
オーケストラ・アンコール:モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲


ヤン・リシエツキ(ピアノ)
タルモ・ペルトコスキ指揮ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団
2024年5月26日 ウィーン、楽友協会大ホール


ベートーヴェンはピアニストとしても有能だったから、自作曲でもある程度、
難しい技巧を使うような難所も備えてると思う。早くて細かいフレーズも
今のピアニストは難なく弾けてしまうようなところがあるけれど、作曲者の
ベートーヴェンも当時のピアノでもそれなりに早く弾いたのだろうなと
思うとやはり其のすごさを感じてしまう。4番はト長調で明るく進んでいくし
割とステージ回数も多くないように思うけれど、やはり名作だと思う。


シェーンベルクあたりも、やはり馴染みが薄いせいか、聴いていてあまり
面白みを感じられない。聴きこみがたりないのかもしれないけれど、その
作品の面白さがどこなのか皆目見当つかないというところもあるものの、
1曲聴き通してしまった。


後半、モーツァルト。至極安定していて、聴きやすかった。39番は
個人的に好きな曲だったりもするせいか、するすると入っていく。
いいですね、


室内オケは人数も少ない代わりに有能な団員も多いと聞いたことがある。
その意味では機動力もあり、レパートリーも広く持てるのかもしれない。
時代のちがう作曲家の作品を作り分ける能力は指揮者だけではないだろう。



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