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エカチャイ・ジィヤクン タイ ギタリストの今。

2023-09-25 07:13:30 | アコースティック・ギター・トリップ
9月24日


Curated Streams GuitarHand-picked melodies, just for you.
https://www.yourclassical.org/playlist/guitar-stream




アメリカのクラギサイトを流していたら、ちょっと耳を引く
曲に出会った。
Bhumibol Adulyadej Oh I Say
という曲だった。クラシックのレパートリーではなく、
どちらかというと、ポピュラーの曲の様だ。
クラシックのギタリストのソリスト・アンコールで
弾くようなものかもしれない。
Naxosはある意味1大レーベルになってしまった感がある。
そこから、リサイタルアルバムを1枚出していた。


エカチャイ・ジィヤクン
調べていくとタイの若手ギタリスト(30代)だった。
コンクール歴もあり、コンサートもされていた。
もっと調べていくと、
今どきのアーティストらしくhpもYOUTUBEもやっている。


クラシックの曲を上げているのかと思ったら、
フィンガー・スタイルの曲を挙げていた。
ナイロン弦ではなく、鉄弦の楽器で弾いている。
そして・・・。


“Fonzo Guitar (フォンゾギター)” 世界最高峰の
クラシックギターコンクール GFA International
Concert Artist Competitionにおいてアジア人初の
優勝を果たしたタイ出身のギタリスト、エカチャイ・
ジィヤクン氏が2020年に設立したブランド。
エカチャイ・ジィヤクン氏が求めるコダワリが
詰まった、タイ、バンコク発のコストパフォーマンスに
優れたブランドです。


実業家か・・・。


クラシックの技術があり、表現方法を学んでいたら、
ある意味怖いものなし、以前の日本のフィンガー・
スタイルのギタリストはクラシック・ギター奏法を
基本学んでいないことも以前は多かったので、
そのクラギ畑の奏者が、フィンガー・スタイルに
出てきたのは、ある意味、時代なのか。
パイの取り合いにならなければいいけど、
中国・東南アジア系のフィンガー・スタイルも
活発化していると聞く。
日本の先達のタブ譜がネットで売れたり、
昔とは違う商法がまかり通っているので、
アーティストも手売りでも商売出来たりするようだ。




Ekachai Jearakul
https://www.youtube.com/@Ekachaiguitarist/featured


別件で。
Chinnawat Themkumkwun
https://www.youtube.com/@chinguitars


Guitar: Chinnawat Themkumkwun
黒を着て、足代に左足を載せて弾くクラギの演奏法で、
ブルース・コードの曲を弾いたりする。フィンガー・スタイル
ならアリだけれど、クラギのステージだと何か違和感があったりして
私の、時代が違うのかな(>_<)。




クラシック・ギタリストの演奏だけれど、
鉄弦の演奏方法を取り入れていて、
ボディー・ヒットとか、もう当り前のようにしている。
今どきのギタリストは、クラシックとフィンガー・スタイルの
フュージョンだな。21世紀のギタリストは変わってきている。


その意味で驚いたのは、 Jearakul氏はフェイス・ブックの記事の中で
フィンガー・スタイルのベテラン、トミー・エマニュエル氏と
一緒に写真に納まっている記事があって、コンサートを聴きにいったのか、
トミー氏がJearakul氏を訪れたのか・・・。それにしても、彼の
居場所は、クラギ界なのか、フィンガー・スタイル界なのか、
立場がある意味どっちもありという所が今どきなのかも。
世の中変わってきてますね。




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