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4月6日生まれ ホレス・タプスコット ジェリー・マリガン アンドレ・プレヴィン   チャーリー・ルーズ  アート・テイラー ランディー・ウエストン ドロシー・ドネガン ジョン・ピザレリ

2021-04-07 00:45:47 | 音楽夜話(ジャズ)




4月6日生まれのジャズパーソン ホレス・タプスコット ジェリー・マリガン アンドレ・プレヴィン チャーリー・ルーズ 
アート・テイラー ランディー・ウエストン ドロシー・ドネガン ジョン・ピザレリ


今日はジャズパーソンの宝庫だ(笑)。






Horace Tapscott (Piano) 1934–1999. 4月6日 生誕87周年。


ピアニスト・作曲家として、後年はパン・アフリカン・ピープル・オーケストラを率いて活動していた
様です。フリーも少し入りながらも、この盤はストレートアヘッドなJAZZを展開して
います。バンド・サウンドもまとまっていますね。


Horace Tapscott Conducting The Pan-Afrikan Peoples Arkestra ‎- The Call (1978)
https://www.youtube.com/watch?v=7ow-PrBqgcc


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Gerry Mulligan (Baritone Saxophone) 1927–1996.  4月6日 生誕94周年


多方面での活躍と、多数の名盤参加があり、何を選ぶか迷って選べないうちの一人ですね。
バリトンサックスが有名ですが、ピアノも弾いています。下のアルバムは、ボブ・ブルックマイヤー(btb)
がはいっていますが、ピアノレス・カルテットと書いたところで、ピアノの入っている曲がありました。
ボブがピアノを弾きこの曲は、マリガンのワンホーンで演奏されています。しゃれっ気のあるアルバムですね。


The Gerry Mulligan Quartet - 1962 ( Full Album )
https://www.youtube.com/watch?v=60htkBnRWD0


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Andre Pervin (Piano) 1929-2019 4月6日 生誕92周年


いわずと知れたアンドレ・プレヴィン。晩年はクラシックの指揮者に転向して
モーツァルトなど典雅に振っていたのが印象的でした。天は二物を与えた例かもしれません。
変幻自在で上質なピアノ。ポピュラーで売れるはずのアレンジ。
よくよく考えられているのではないかと思われますが、嫌味がないのは救いですね。
コンテンポラリーの動物ジャケットはウイットがあり好きです。これもその1枚ですね。
ジャズ喫茶で飾っている店もありますね。


André Previn's Trio Jazz King Size!
https://www.youtube.com/watch?v=FqErrumgnN0&list=PLJHdbQVEEyOLWzqpiEqNnkfThrlH8atcJ


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Charlie Rouse (Tenor Saxophone) 1924–1988. 4月6日 生誕97周年 


チャーリー・ラブズといえば、セロニアス・モンクのカルテットでフロントしてた
ことである意味有名ですが、スタートはビックバンドだったんですね。
そして時々紙面等で紹介されるこのアルバム。本人名義のアルバムで、なかなか渋い。


Charlie Rouse-Yeah!
https://www.youtube.com/watch?v=_I3WXYncRrA&list=PLvxWibFr0wiL7R-Za29Ii67WBpNVYV-J8


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Art Taylor (Drums and Percussion) 1929–1995. 4月6日 生誕92周年

彼の有名な1枚フロントはトランペットとテナーの2本。典型的なBNサウンドだけど、
今聴いてもいいですね。ドラムの小気味よい刻みも堂に入ってます。
アートテイラーは音楽活動中、引っ張りだこだったのではないかな。


A.T.'s Delight - Art Taylor
https://www.youtube.com/watch?v=2-uEzeY-BZU&list=PLD075FFBFAED1B901


参考例その2。このバンドなかなかいいです。アートのドラムも光ります。
サックスは、晩年の武田和命氏を思い出します。ソウル・アイズ。白眉です。


Art Taylor - Soul Eyes
https://www.youtube.com/watch?v=3LNSrVk_9TI
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Randy Weston (Piano, Arranger) 1926-2018 4月6日 生誕95周年


彼のアルバム聴いて、ダラー・ブランドを思い出した。なんか、感性が似ているのではないかとおもった。
ブランドにしても彼にしても、タプスコットにしてもルーツはアフリカということを明言している。
それが、ベースとなって音楽が出来上がってる感がある。モダンジャズと一線を引くのはそこだ。


Randy Weston - The Spirit of Our Ancestors (1991)
https://www.youtube.com/watch?v=W8a8yLicDVA


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Dorothy Donegan (Piano) 1922–1998. 4月6日 生誕99周年
音楽大学でクラシックも勉強した跡があります。ラフマニノフとかグリーグなどの協奏曲も
実演したようですし、ストライドピアノとか、ブギウギとか、ちょっと前のスタイルの様ですが聴かせます。


Dorothy Donegan - Full Concert - 08/21/95 - Newport Jazz Festival (OFFICIAL)
https://www.youtube.com/watch?v=lzuO2bfMKSw


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John Pizzarelli (Guitar, Vocals-Lead) 1960. 4月6日 61歳おめでとう。 


親子2代のギタリストといえば、ほかにジミー・レイニー、ダグ・レイニーがいますが、
いい意味で、手八丁・口八丁のエンターテイナーですね。
トレードマークの7弦のエレキだけでなく、ナイロンも7弦使用なのは驚いた。


John Pizzarelli sings Sinatra & The Beatles - Jazz San Javier 2007
https://www.youtube.com/watch?v=HdLvwAPt_Vg


参考例その2
ナイロン7弦でパット・メセニーの名曲を弾く。私も好きな「ジェイムス」
ジョンはジェームス・テイラーのアルバムも参加していることもあり、
掛けてるのかな。なかなか。
James
https://www.youtube.com/watch?v=qviXH1s4_Wo&list=OLAK5uy_mGjs9IPPXnL90tX0DRhos12KgKf9MblnY


参考例その2


John Pizzarelli Trio - (Get Your Kicks On) Route 66
https://www.youtube.com/watch?v=cHBvegYWsYQ




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