特殊奏法

特殊奏法　
http://acousticguitar.com/a-modern-picking-hand-study-by-muriel-anderson/

今月の（米）アコースティックギター誌の記事にあった。
これも、９０年代から２０００年代くらいからか、
それほど時間がかからず、広まったように思う。
だれが始めたかわからないが、プロのギタリストの中にも、
取り入れる人は早かった。
人差し指でハーモニクスし、他の指で実音を弾く。
ハーモニクスと実音を繰り返すと、ハープの音のように
聞こえる。美しい響きが得られ、効果が期待できる。
指の動きは忙しく難しそうだが、使いどころで効果は
高そうだ。

ある日のyoutube「Greta van Fleet 」

何気に拾った動画。
２１世紀のツェッペリン。
どう聞いてもおじさんにはツェッペリンにしか聞こえなかった。
当のロバート・プラントがコメントだしてるくらいだから
ある意味バンドとしては成り立っているのだろう。
国内では去年あたりから話題になっている。

父親がミュージシャンで、その当時の音楽を聴いていて、
ブルースが好きと彼らはいう。ツェッペリンの影響は
ワン・オヴ・ゼンらしいのだ。

７０年代のハード・ロックのエッセンスが染みついているようで、
ヴォーカルの歌いまわしや、ギターのリフレインや音の歪み具合が
当時を想起させる。

おじさん世代の耳がうずくのもわからないではない。
彼らはそれらをあと聴きして、ある意味血肉にしている。
それらをカッコいいと思い、自分たちの時代の事として再現している。
コピったりパクったりという感覚はないのかもしれない。

それが潔いというか、新しいというか。
あまりにも自然なので、聴いていて面白かった。
今年初来日「サマー・ソニック」で日本の初舞台を踏むらしい。
おじさんにも聴いてほしいバンドかも。これらを卒業
してなければね・・・。耳を試してほしい。

サマーソニック２０１８公式HP
http://www.summersonic.com/2018/lineup/020.html