もーせんの奇妙な冒険

多忙のくせに多趣味で、とっちらかった日常を綴ります。旅行、美味しい物、馬、舟、アート、本、映画、…ああ、まとまらない。

はたごの心 橋本屋 その5

2016-05-18 22:24:11 | 山形の旅
一夜明け、朝食です!
朝食も個室ダイニングで。


やまべ牛乳はこだわりの一品。
低温殺菌で味が濃厚!
限定出荷ということでした。


籠膳で供されたのは、納豆、オクラとなめ茸の煮浸し、蕨、ひじきの煮物、焼鮭、さくらんぼの漬物、梅干し、あけがらし。
さくらんぼの漬物なんて珍しい。流石山形ですね!


鍋は鶏がら、テール、シジミの他8種類の野菜をブレンドした出汁に、塩のみで味付けしたお出汁です。
一滴も余さず、美味しくいただきました。
お豆腐も地元の山口豆腐店のものだそうです。
鶏肉や野菜などの具材で食べ応えもありました。
これは前回もいただいた記憶が残ってますが、本当に美味しかったです。


かわいい違い棚に盛り付けられたお漬物。
長芋の味噌漬けが特に美味しかったです。


水菜とお豆腐のサラダは、オリジナルのアーモンドドレッシングが美味でした。
お豆腐もしっかりとした食感の美味しいものでした。


甘い味付けの卵焼き。アツアツでした。


筍と牛そぼろの煮物。
こちらもアツアツで、地元感もあり美味しくいただきました。


ご飯とお味噌汁。
山形は米が美味しいな。


デザートはパイナップルのヨーグルトがけ。




ご飯の土鍋、醤油差し、箸置きに至るまで完璧にかわいいです。

朝食はかなり満足度の高い食事となりました。
1回目はかなり印象がよく、山形の再訪したい宿の筆頭格だったのですが、再訪したらアレ?ということもあり、でも、かみのやま方面では今の所こちらが一番だよなぁ、といささか複雑な思いです。



帰りに山寺後藤美術館に寄りました。
ガラス工芸の展示品が充実していて、見応えがありました。
山寺は…美術館の休憩所から眺めて今回は断念。
足元キツそうだもんなー。
もーせんの膝がまだ耐えられるうちに一度はお参りしたいです。
理想としては、山寺からのお宿で。


はたごの心 橋本屋 その4

2016-05-17 23:36:18 | 山形の旅
夕食は18時からお願いしました。
個室ダイニングでの夕食です。



2015年に新しくなった「隠れ蔵ダイニング」です。
完全個室で落ち着く空間でした。


食前酒:特製梅酒
手前の切子のグラスです。
チェックイン時に頼んでおいたワインも既にスタンバイです。


前菜:朝採り筍土佐煮、蛍烏賊南蛮、山形名物冷汁、ほっこり芋の寄せ豆腐、清流寄せ

あっさり目な前菜が多かったですね。
普段は甘系の前菜はそれほど好まないのですが、サツマイモの寄せ豆腐が美味しかったです。





強肴:米澤牛味しゃぶ仕立て 特製胡麻たれ

部位は覚えてないのですが、赤身のしっかりとした食感で美味しいお肉でした。
ただ、せっかくの美味しいお肉に胡麻ダレが強すぎたかな?という印象です。
せっかくしゃぶしゃぶの出汁も美味しいのにな。


色彩も豊かに、籠に入ったお造りなどなど登場で、テンション上がります!

では個別にご紹介!まずは「造里」4品。


真鯛昆布〆薄造り

もうちょっと食べたいのぅ…

勘八

脂がのってて美味しかった!


海鮮松葉

地味に嬉しいおかひじき。


上山刺身蒟蒻

もちっとした食感で美味しい、地元の名物です。


箸休:山形のおつけもの盛り合わせ


酢物:海鮮サラダ仕立て 梅ドレッシング

梅ドレッシングのピンクが鮮やか。
サラダ仕立てということで、もう少し野菜があってもいいと思いましたが。
以上が籠に入って出てきたものです。


蒸物:旬味三重奏 すくい湯葉 ずわい蟹 椎茸風味茶碗蒸し だだちゃ豆のムース

写真だと全然わからないのですが、三層になっていて、一番下のだだちゃ豆のムースがとても美味しいんです。
以前の訪問でも蒸し物が美味しかったのを思い出しました。
これは食べ応えもあり、満足度の高い一品でした。


焼物:米澤牛ヒレステーキ 旬菜添え

やはりヒレステーキですな!
ミディアムの焼き加減が絶妙で、肉の旨味が堪能できました。


揚物:烏賊真丈東寺揚げ みずこぶ
食事:山形県産ひとめぼれ あけがらし
汁物:朝掘りたけのこ味噌仕立て

烏賊のすり身を湯葉で包んで揚げたものを、抹茶塩で。
美味しくてもっと食べたかったー。
たけのこも歯触りが良かったです。


デザート:オリジナルスイート・スイーツ

いちご、ワインのクラッシュゼリー、カボチャのムースの盛り合わせです。
全部に生クリームが添えてあるのがちょっと…
そんなに生クリーム嬉しくないし、同じっていうのが工夫に欠けるかなと。

うーん。前回ほどの感動はなかったかな?
全体的に美味しいのですが、ちょいちょい気になる点もあり。



部屋に戻ったら、籠と冷水ポットが…


籠の中は、夜食の味噌焼きおにぎりでした。
うま。

次回は朝食の紹介です。

はたごの心 橋本屋 その3

2016-05-15 11:26:58 | 山形の旅
パブリックスペースをご案内します。


まずはロビー隣の「おと蔵」へ。



こちらのリラックスルームは、音楽や映像の鑑賞、本やDVDソフトのレンタルなどができます。
デザイナーズ家具、蓄音機などインテリアにもこだわりがあり、素敵な空間でした。


バーカウンターを抜けるとロビーにつながっています。



朝はセルフのコーヒーラウンジになります。

さて。


大浴場前にはかわいいお休み処。


ウォーターサーバーがあるのが嬉しい。
では大浴場行ってみましょう!




プライバシーに配慮されたパウダーコーナーがいい感じの脱衣所です。


一般的な市販品ですが、シャンプーバーもありました。


こちらは「湯蔵 龍泉」です。



龍泉に併設の露天風呂、「蔵王巨石くり貫き露天風呂 満天」です。

趣の違うもう一方の大浴場は…




脱衣所にもウォーターサーバーとハーブティーがあるのがいいですね。


もちろん、こちらにもシャンプーバー。


洗い場は仕切りがあります。



「湯屋 花うさぎ」
こちらは内湯ですが、もちろん露天も併設です。


「野天 玉うさぎ」
二段になっていて上から下に流れるので、なんとなく下に人が入ってる時に上にドバーンと入りにくい気がしました。



最上階にはウッドデッキ。
デッキからお宿の看板を見あげると、レトロな昔ながらの温泉宿の名残を感じます。
ちなみに、最上階には貸切展望露天風呂が2つあります。興味はあるけれど45分2,500円だし、今回は利用を見送りました。

なかなかの充実ぶりの売店も含めて、宿の規模からすると、パブリックも充実していると思います。
コーヒーラウンジは朝だけでなく夕食までの時間帯も使えるとなおいいなぁ。

次回は夕食レポです!

はたごの心 橋本屋 その2

2016-05-12 15:30:53 | 山形の旅
「まんさく」のお部屋の中をご紹介!


前室にミニバー。
はめ込み式で、ノンアルはお水とオロC。
アルコールはビール、ワイン、日本酒、ウイスキー水割り等。


ミニバーの向かいにトイレ。
ウォシュレット完備です。


主室に入りまーす。
リビング8畳、和室8畳のコネクティングルーム。
こちらはリビング。
木の温もりが感じられる素敵な家具ですが、お尻が痛くなるので長時間は座ってられない感じでした。
テーブルの上にドリップパックのコーヒー(ブルックス)やお茶のティーバッグ、紅茶、粉末タイプのカフェオレ等バラエティ豊かに揃ってました。


応接セットの向かい側にセミダブルのベッドが。
寝心地は良かったですし、やはりお宿のベッドはセミダブル以上がいいですね。


電話もスタイリッシュなデザイン。
前回泊まった「竹かご」のお部屋の電話はレトロなデザインだったので、お部屋ごとにコンセプトが違うのかな?


クローゼットの扉が茶室みたいでかわいい。
にしても、スイッチ多いな…^_^;


クローゼットの中です。
とにかく女性用はかわいいものが揃ってます。
羽織もかわいい、色浴衣のレンタルもあり、足袋だってうさぎ柄の足袋ソックスですもん。
足袋ソックスは籠ごとお土産に持ち帰ることができます。
湯かごもカラフルでかわいいです。


小上がりの和室。
窓からの景観も素敵なのです。
琉球畳の肌触りが好きー。


テレビは和室の一角に。
ベッドからも見える位置ですね。


テーブルの上にあるお茶請け。
中條饅頭、めっちゃウマ!!かみのやま温泉の銘菓だそうです。
あと、温泉宿でよく見かける牛蒡せんべいと、さくらんぼの寒天寄せ。


ワインのミニボトルもサービスです。
カルロロッシはあまり好まないのでこの場では飲みませんでしたが、心遣いが嬉しいものですね。


和室の窓からの景観。
赤い番傘がいい雰囲気~♪(´ε` )
ステキなお風呂もチラ見えしてます。


洗面所へのドアにうさぎさん発見!


洗面所は梯子のようなタオル掛けと陶器のシンクが印象的。




歯磨き用のコップはステンレス製で清潔感があります。
アメニティが充実してました。
KOSE雪肌精のミニボトルセットはお持ち帰りできますよ。
実用性はちょっと?な色味ですが、ネイルも完備。


シャワーブースが独立してあります。
バスアメニティは資生堂の「THE AMENITY」。


蔵王石造りの露天風呂です。
これがまたテンション上がりますわー。
サイズ的には二人ギリだし、出入りもスムーズとは言い難いのですが、やはり雰囲気は抜群ですよね。
この蔵王石造りの露天風呂は「まんさく」と「竹かご」だけなので、希望する人は部屋指定予約をお勧めします。


クセのない無色透明の温泉です。
中に椅子用の石が沈めてありますので半身浴も可能です。

ところで、さすがに湯温が熱くてお水で調整したかったのですが、なぜかお水が出ない…
電話して、スタッフの方に来ていただいたのですが、混合栓ですぐに水にはならないので、出して時間を置いてくださいと言い残し、スタッフさん退場。

でも結局水出ませんでしたし、そのスタッフさんとそのあと何度も顔を合わせましたが、その後お湯がどうなったかも尋ねられず終い。
湯もみとシャワーブースから水を飛ばしてなんとかしたのでいいんですけど、ちょっと残念な対応だと思いました。



最後に心洗われるお風呂からの眺めで締めましょう!
橋本屋さんは、ほんとに乙女がきゅんきゅんする温泉宿ですね。
乙女と名乗るのはおこがましい年ですが。

次回はパブリック編です。

はたごの心 橋本屋 その1

2016-05-11 17:11:40 | 山形の旅
以前行って、とても印象が良かった橋本屋にようやく再訪が叶いました。
なんかいつもタイミングか合わなかったんだよなぁ。
で、色々2回目ならではの感想もありますので、しばしお付き合いください。

かみのやま温泉には心惹かれるお宿がたくさんあるのですが、初めて訪問したのが橋本屋さんでした。


外観から可愛い和モダンテイスト満載で高まります!
車を寄せるとすぐお迎えがありました。


ロビーの調度品も素敵!
橋本屋のシンボルはうさぎさん。
隠れうさぎさんがあちこちにいるので、探すのも楽しいです。


ロビーの応接セットに通されて、チェックインの手続きです。
この時に夕食時の飲み物メニューも渡されて、予約できるのが便利でした。


うさぎさんだらけ!
ウェルカムメニューです。
飲み物は数種類から選べましたが、もーせんはここぞと生ビール。
一口スイーツはチーズケーキ。
手ぬぐいのおしぼりがキンキンに冷えてました。


ロビーの一角には普通の雑貨屋さん並に充実している売店が。
うさぎさん雑貨の充実ぶりはお見事です。
お土産用の食品もなかなかの品揃えで、特にこちらで買ったご飯のおとも「あけがらし」は大変美味しかったです。


今回のお部屋は「まんさく」です。
こちらには一般客室「隠れ蔵はなおぼろ」10室と、源泉掛け流し風呂付き客室「はたご蔵うさぎ野」6室があります。
前回はどうしても「竹かご」に泊まりたいということで狙い撃ちしたのですが、今回は「はたご蔵うさぎ野」部屋おまかせにしました。
公式サイトからのみ部屋指定で予約できたはず…確か。

次回は部屋の中をご案内します。