もーせんの奇妙な冒険

多忙のくせに多趣味で、とっちらかった日常を綴ります。旅行、美味しい物、馬、舟、アート、本、映画、…ああ、まとまらない。

蔵王手打ちそば 新楽

2016-02-28 22:45:15 | グルメ(そば・うどん)
白石~遠刈田の近距離移動で余裕があったので、遠刈田温泉で昼食。
麺気分で検索して、気になった「新楽」さんに初訪問です。
遠刈田温泉のど真ん中にあります。


この日はお昼のピークを過ぎてたからか、あっさり座れましたが、待ち人用のベンチが設けてあります。

こちらは鴨が美味しいということで、鴨好きのゆにくんに堪能してもらいたいということで選びました。


注文後に出された漬物をいただきながら、配膳を待ちます。


もーせんは鴨ラーメン。
カンスイ多めと思われる黄色いストレート麺と、たっぷり具材に鴨出汁のスープ。
うんまい!!!
夢中で完食でした。


ゆにくんは鴨そば(冷)。


太くてコシ強めの無骨な蕎麦。


肉吸いみたいな具材たっぷり。
普通、鴨つけというと厚切り鴨肉なのですが、特徴的な薄切り肉ですね。
これは個性的!

美味しい!大満足でした。
遠刈田方面に来たら、また来たいです。


~おまけ~
まだまだ時間があったので、コロッケ食べたり、キャロルという雑貨屋さんで、フローズンヨーグルトに好きな野菜や果物を入れてオリジナルジェラート作ってもらって食べたり、温泉街散策を楽しみました。





蔵王キツネ村

2016-02-22 11:30:04 | 宮城の旅
以前から通りすがりに看板でその存在は知っていた「蔵王キツネ村」に行ってみました。
今まで地方のB級レジャー施設と思ってて、本当にすみません。
今や海外からもお客さんが詰めかける人気なのですね。
いや、びっくり。


なんか不安が垂れ込める外観ですもん。
なぜゴリラ…(お客さんからの寄贈品らしい)

入場料1,000円を支払い、キツネの餌の魚肉ソーセージ、ウサギの餌も買って中へ…


…豚もちょっと可哀想だ。
豚は本来綺麗好きなのに。
ということは人間が悪いのか。



初めのエリアには色々と珍しいキツネがいたらしいのですが、だいたいぐったりしてました。
時間帯が悪かったかな?

おさわり可のキツネさんもいるらしいです。

ま、もーせんはアレですよ。
北海道在住時代、エキノコックスというそれはそれは恐ろしい寄生虫に感染するから、キツネには触るなときつく警告されていた名残で、心理的抵抗が強くて触れませんけど。
こちらのキツネさんたちに限って、エキノコックスは100パーセント無いということなので、やっぱりおさわりしておけばよかったのかな。


まずはウサギとの触れ合いゾーンに入ってみます。
活発でアグレッシブなウサギさんが多かったので、餌のやりがいがありました。


うさケツ可愛いわー。


いよいよ100頭以上の放し飼いゾーンに突入です。
立ち止まってアホみたいに写真撮ってると、噛まれたりオシッコかけられたりするからね、と警告があちこちに書いてあるので、緊張感が高まります。
気がつくと後ろにヒタヒタとキツネが迫ってくるのですよ。




寝てるキツネさんが羨ましいくらいとにかく気持ちよさそうで。
最近、我ながら睡眠の質が良くないと思うもーせんでした。


このキツネさんたちが見上げる先には何があるかというと、餌やり場なんです。
危ないので、人間の方が檻に入って餌をあげる感覚ですね。


おねだりされるので、ついついあげちゃう。
完全に媚びを売る技を習得しとるな、ここのキツネさんは。




わー!集まってきた!
もっふもふ。モフモフモフモフモフモフ…モフモフ(エンドレス)



人間用の通路を塞ぐように寝ているキツネさんの姿を至近距離で撮影して、キツネヘヴンを後にしました。

マナーとして、持ち込みの魚肉ソーセージはやめましょう!

そういえば、もーせんは北海道在住時代、キツネにお弁当を強奪されたことがあり、心に傷を負ったのですが、こちらのキツネさんたちはモフモフで可愛いかったので、すっかりキツネに対するネガティブな感情はなくなりました。

蔵王方面に行ったらオススメの施設です。

湯主 一條(5回目) その6

2016-02-20 00:25:34 | 宮城の旅
朝食の続きです。
和食だけのメニューを中心にご紹介。

食前の飲み物は和洋共通、ゆにくんも元々マンゴー好きなので、やはりマンゴーをちょいす。


最初のセッティング。
宮城県産野菜サラダも和洋共通で、たっぷりと。

小鉢は山菜煮〆、仙台高級しそ巻き(仙台味噌と宮城県美里町のしそを一つ一つ手作りで)、梅干し(地元のおばあちゃんの手作り)です。
さつま揚げ串焼きには、炙り用の網が準備されます。
隠れてて見えないけど、ふきのとう味噌はご飯のお供に最高。


鶏つくねの鍋。
基本は白石温麺ですが、リピーターということで鶏つくねとのちょいすになります。


旬の焼き魚はあぶらぼうず。
それに塩鮭。
焼き魚はいつも二種付くので、ゆにくんも嬉しそうです。


玉子焼き。
割と甘めだったと思います。


出来立て豆腐(朝、料理長の手作り)
つるんとした喉ごしの良いお豆腐です。
薬味と割り醤油で。


厚揚げとちぢみ法蓮草の煮浸し。


みやぎのひとめぼれ(一條菜園収穫米)
土鍋炊きです。係の方が土鍋ごと持ってきてよそってくれます。


味噌汁はキャベツ、もやし、油揚げでした。

ヨーグルト、フルーツ、コーヒーは和洋共通です。
食後のコーヒーは、紅茶、日本茶からのちょいすです。

やはり一條はいいなぁ。

帰りも駐車場まで送っていただきました。
駐車場から出たところで、宿に戻る送迎車の運転手さんが一度車を止め、外に出て、我々の車が見えなくなるまでお辞儀をして見送っていました。
最後の最後まで気持ちよい接客をして頂きました。

湯主一條(5回目) その5

2016-02-18 23:41:00 | 宮城の旅
朝食の紹介に入ります。

いつもながら、和洋の朝食が用意されているので迷いますが、結局ゆにくんが和、もーせんが洋のちょいすに落ち着きます。

夕食の終わりに決めるので、その時の気分で選べばよいかと思います。

ではまず洋食から。


最初の飲み物は100%アップルジュース、100%オレンジジュース、マンゴージュース、牛乳から。
なんか一條さんに来ると常にマンゴー気分です。



宮城県産野菜サラダ
オリジナルの玉ねぎドレッシングです。
サラダはレモンスライスがポイントですね。


チーズオムレツ、ウインナー、厚切りベーコン、温野菜
オムレツはトロトロ系です。
上にかかっているのは、ケチャップではなくトマトソースで優しいお味です。
ベーコン、たまに苦手な臭みがあるのが気になるもーせんですが、こちらのは本当に美味しいです。


かぼちゃのポタージュ


朝焼き上げたパン
今回はクロワッサン、紅茶パン、胚芽ロールです。
その時々で違うのですが、サクサクのクロワッサン、香りの良い紅茶パン、ヘルシーな胚芽ロールとバランスが良かったです。
焼き石がバスケットの下に仕込んであるので、バターのとろける温度が保たれました。


バター、ブルーベリージャムの他、料理長手作りの無花果コンフィチュールも。
コンフィチュールはパンよりヨーグルトに添えられてるとなお嬉しいんだけどなー。


フルーツはメロンとキウイとパイナップルでした。
全て完熟で食べ頃でしたよ。


自家製ヨーグルトはとろとろ系です。


最後にコーヒーをいただきました。

次は和の朝食を。
と言っても、飲み物、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、コーヒーは共通なので写真は少なめですが、もうしばらくお付き合いください。

湯主一條(5回目) その4

2016-02-11 11:31:05 | 宮城の旅
待ってましたぁっ!
今回も期待に胸が膨らむ夕食です。
18時スタートでお願いしました。
18時少し前に部屋に電話があり、迎えのスタッフさんが来てくれます。
電話の声で、もうわかっちゃう。
我が家が大ファンのスタッフUさんでした。
本当に楽しい食事の時間を演出してくれるし、質問に答えてくれる様子から、とても勉強家なんだなといつも尊敬してしまいます。

食事は個室料亭「匠庵」でいただく、森の晩餐会席。
昔の一條旅館の建物を利用した、完全個室の食事処です。

リピーターということで、メインのお料理は選択肢を増やしてくれるという気遣いもありがたいです。
初めにメイン料理や鍋物をチョイスして、食事がスタートします。


食前酒:自家製梅酒
素敵なグラス。サラッとした飲みやすい梅酒です。

先附:ふぐ白子 割ポン餡…を撮り忘れる失態!


前菜:きつね小袖寿司、山独活梅肉掛け、浅蜊卯の花よごし、文甲烏賊ぬた和え甘鯛ぼんぼり、こごみ胡麻掛け、山蕗浸し 黄身酢、ふぐの寒天寄せ、牛肉ねぎ巻

これぞ前菜の理想形。
見た目も味もパーフェクトです!
どれも一口ずつなので、大切に味わっていただきました。



大正製薬のハーブ飲料「密」をゆにくんはノンアルコールで、もーせんはシャンパン割でいただきました。
これは最近の定番になりつつありますね。


お吸い物はとろろ茶巾と梅素麺です。


お造り:鰆炙り、マグロ(トロ)、牡丹海老、雲丹

いつもはドレッシングやバジルソースも添えられて、カルパッチョ風にもいけるのですが、今回はシンプルにお醤油のみで。


蒸物:鮑、筍、若布 肝ソース

蒸したてアツアツで供され、蓋を開けた瞬間にふあ~っと磯の香りが。
鮑は柔らかいのに歯ごたえもしっかりあって、肝ソースをつければ、さらにおいしさが際立ちました。


ここで、追加メニューのご紹介。
いつもフォアグラ大根付きのプランなので、追加メニューはスルーするのに、季節限定の山菜天ぷらは見過ごせなかった!
我が家は山菜大好きっ子なので。

そんなわけで、オーダー。
すぐに揚げたてがやってきましたよ。


うわ、うんまい!
サックサクだし、レモンの酸味と山菜のほろ苦さは…ビール欲しい!!


焼物:鰈菜種焼(筍)あしらえ
こちらはゆにくんのちょいす。
鰈の身で、筍と菜の花を巻いてグリルしたお料理。
身がふっくらだったようで、白身魚好きのゆにくんは満足げでした。


焼物:骨付きラム香草焼き
こちらはもーせんちょいす。
ラム苦手なのに冒険してみました。
というのも、もーせんは近年めきめきと苦手食材を克服しているのですが、宿で出されたお料理を残すのは申し訳ないと思って食べると、あれっ!?美味しい!っていうことがよくあって、克服できてるのです。
というわけで、ラムも美味しくいただきました!
ワイルドだけど、臭みはない。調理法の勝利ですな。


蓋物:わらび信田煮 海老 青味
お豆腐とすり身がふんわりとした食感、上品な味付けでした。


二杯目は生ビールで。


含肴:フォアグラ大根
いつ来ても頼んでしまう。
表面カリッと中トロリのフォアグラに、ホクッとした大根、フォアグラの濃厚な旨味とバルサミコの複雑な風味がなんとも…


鍋物:合鴨の鍋 添え野菜
焼きねぎ、ごぼう、えのき、白菜入りです。
ゆにくんのちょいす。


鍋物:海鮮ブイヤベース鍋 添え野菜
こちらはもーせんちょいすの豪華な海鮮鍋です。
ホタテ、ムール貝、海老、白身魚が二種類入ってました。鯛?鰆?かな?
サフランの香る美味しいスープもしっかり頂きましたよ。


ご飯:ちりめん山椒ごはん又はみやぎのひとめぼれ
ゆにくんはおかわりをして両方食べるんだ…いつも。みやぎのひとめぼれを頼むと、料理長手作りの佃煮が付いてくるんだ。
こちらはちりめん山椒ごはん。
らっきょうと野沢菜付きですぞ。


留め椀:滑子すまし汁 蕗の薹


デザート:パンナコッタ フルーツ
フルーツはイチゴとマンゴーでした。
一條さんはマンゴー率高いなぁ。

というわけで、季節感と変化があり何度来ても飽きないお食事を紹介しました。

最近、仕事が鬼忙しくてなかなか更新できませんが、やる気はありますし、ネタはどんどんたまるし、記憶は薄れていくし…ふぅ~_~;