もーせんの奇妙な冒険

多忙のくせに多趣味で、とっちらかった日常を綴ります。旅行、美味しい物、馬、舟、アート、本、映画、…ああ、まとまらない。

夏瀬温泉 都わすれ(2回目) その7

2017-08-22 23:34:32 | 秋田の旅
都わすれ最終回、朝食編です。
朝食は一部ブッフェとなっております。
会場は夕食と同じで、入ってすぐのカウンターにブッフェコーナーがあります。


えーっと、いきなり詳細を忘れたドリンクの写真が出て来てしまいました。
酵素ドリンクだったか、冷やし甘酒だったか…


見た目も涼しげな冷奴。
独特のこっくりした肌理の細かいお豆腐で、とても美味しゅうございました。



ゼンマイの煮物や、ごぼうの炒め物など素朴な小鉢。



レトロな藁納豆と海苔、スタンダードな和朝食には欠かせませんね。
ちなみに、納豆を移すお皿には薬味として刻みネギととんぶりが入っていました。
秋田の郷土食材のとんぶりは、隣県に住む我々にとっては馴染みのあるものですけど、遠方から来た方々は大丈夫かしら?
別名畑のキャビアと言って、独特のプチプチ感がクセになります。





ブッフェコーナーからいただいてきたもの。
牛乳と新鮮な野菜やフルーツ、オリジナルのヨーグルト、卵など。
あ。竹筒に入った美味しいお水はテーブル毎に最初から用意されているものです。
お水もこうして出していただくと、風情がありますね。


梅干は大粒で昔ながらの酸味のあるものでした。
我が家はこういう梅干が好きです。


こちらも素朴なおかず。大根の煮物です。


テーブルに七輪がドーンと置かれて、焼き魚を好きなだけ乗せてもらえます。
鮭と鱈の粕漬けもいいのですが、絶対に外せないのがハタハタです。
ふた口サイズなので全種類いけなくはないのですが、もーせんはだし巻き玉子命なので、ここで控えておきました。
すでに火が通っているので、七輪では表面を炙る程度ですね。


白菜の浅漬け、ポットのままどん!
うちでもこのタイプの浅漬けポット使ってますが、そのまま食卓出せるから便利ですよね。


ご飯のお供、小魚の佃煮、たらこ、えご。
あ、えごも秋田の郷土食材ですね。海藻を固めたもので、食感はもちもちです。



米は間違いなく美味い。
ゆにくんはオススメのやり方でTKG。白身だけ先に混ぜてふわーってしたとこに黄身ポトン。


お味噌汁がわりにキノコ鍋。
出汁うまっ


待ってましたぁああ!!
ワゴンでゴトゴト運ばれてきただし巻き玉子!
これがとにかく美味しい!何個でも食べたいけど、3個で我慢。
ジューシーな出汁感、程よい甘さがたまりません。
これがあるだけで、とにかく朝食の満足感半端ない。


ふー。。。
コーヒーで終了でした。

かなり満腹になる朝食で、前回の好印象が落ちることはなかったです。

チェックアウトの時、悪路を走ってきていただいたので…と洗車代のポチ袋をいただきました。
至れり尽くせり、本当に接客がいいお宿でした。
今回は夕食で前回の感激がなかったのですが、もう一度真価を問いに行きたいものです。
あ、あくまでも、もーせん家的真価ね!

〜おまけ〜

近くのオススメ立ち寄りスポット!
「山のはちみつ屋」、赤いロンドンバスが目印です。
イベントやってるときもあるし、そうでなくともピザ工房にお菓子屋さん、はちみつ試食、ビネガー試飲と色々ありますので大変にオススメです。
お土産買うにもよろしいです。

いつぞやはお宿に不思議な派手スーツの人がいる…と思ったら、はちみつ屋さんで再び見かけ、その正体がチンドン屋さんだということがわかったりしたことも。





夏瀬温泉 都わすれ(2回目) その6

2017-08-15 23:34:26 | 秋田の旅
お食事はロビー奥にあるダイニングで。
一応ロールスクリーンみたいな仕切りはありますが、ほぼほぼ隣の席の声は聞こえるでしょう。
それとは別に完全個室が一つあります。
今回の我々は個室に案内されました。
貴賓室だから個室ってわけではないみたいですけど…はて。


いつも通り食事後の写真で恐縮ですが、個室はこんな感じです。
一番奥まっているところにあり、2人だと無駄に広くてなんだか寂しーい。ワガママですが。
一族で来られたグループだとちょうどいい大きさかも。
では、早速立派すぎるお品書きに沿って、夕食をご紹介しましょう!


最初にセットされていたお皿。
食前酒、先付け、前菜です。
一品ずついきますかー。


食前酒:梅酒
ん?特段、自家製とか銘柄とか案内がなかったんですが…


先付け:みずの生姜浸し
東北では馴染みの山菜みずをさっぱりと。



前菜:胡麻豆腐、サザエ磯煮、あみ茸おろし添え、みずたたき
素朴な感じの前菜です。
あみ茸は前回と同じ。みずは先付けと食材かぶりのためか、あまり心踊る感じではなかったのがちと残念。
胡麻豆腐はとても美味しいものでした。
好物ですし。


ここでもーせんのビールがきました!
飲み物のお値段は、ハイクラスの宿にしてはかなり良心的だと思います。



お品書きになかった野菜スティック。
シンプルに味噌と塩でいただきました。
新鮮で美味しい夏野菜!


汁椀:稲庭うどん
独特のさらっと喉越しがいい稲庭うどんは、冷やしがいいですね。お出汁も上品でした。



御造り:男鹿産活殻付き雲丹
雲丹が新鮮で甘〜いので、わさびのみで旨味を堪能しました。
贅沢を言うと、他のお刺身も食べたかったなぁ。白身の一つでもあれば…


焼物代り:わらびお浸し
わらび、好きなんですよ。好きなんですが、お浸し系は先付けと被るし、焼魚の代わりにお浸しっていうのは、うう〜ん…


ゆにくんはまたりんごジュース飲んでました。
グラスやコースターが煌びやか。


もーせんは美容と健康のビールという触れ込みの「ヴィーナス」を。
なんでもコラーゲンの分解を防ぐホップポリフェノール入りだそうですよ。
発売元は秋田の田沢湖ビールです。


煮物:海老真丈湯葉巻蟹餡かけ
甲殻類祭りじゃ〜!美味くないわけがない。


強肴:秋田県産三梨牛石焼き
前回は由利牛でしたが、今回は三梨牛。
熱した石で焼き目をつけながらいただきました。
アツアツ肉汁がたまりません。
お肉はニ切れでしたが、もう一切れあっても良かった気がします。


口代わり:いぶりがっこサラダ
これ楽しみにしていたんです!
いぶりがっこ好きなので家でも真似したいですね。
スモーキーな香り、食感の変化、サラダのトッピングとしてこんなに素晴らしいものを、なんで今まで気づかなかったんでしょう。


鍋:比内地鶏つみれ鍋〜塩魚汁仕立て〜
こちらのお宿でいただく鍋物、ほんと美味い。
しょっつるを使ったお出汁が美味しくて、つい飲み干してしまいます。つみれもいい!


止鉢:じゅん菜酢の物
これも郷土色豊かに、名物の蓴菜を豪快にボウルから取り分けて供されます。
こんな大量の蓴菜、なかなか見ないよねって量にビビりますが、盛り付け量は普通に。
酢の物とはいえ、ツンとしたキツい酢ではなく、フルーティな感じがしました。


御食事:味噌たんぽ
かわいいサイズのきりたんぽ。
甘めの味噌が塗られていて、七輪で炙っていただきました。


味噌たんぽの付属品のお漬物。
なんか山形でよく食べるタイプの漬物ですねぇ。



甘味:こまちアイス、水まんじゅう、秋田県産紅秀峰
お米を使ったアイスを中心としたスイーツ三点。
満足感高かったです。

さて…
郷土料理をベースにした素朴なメニューが多かったというのが、今回のお料理の印象です。
演出の面でも、味の面でも驚きがあった前回のお料理に比べると、どれも想像の範疇から出ない感じでした。
奇をてらわない美味しさといえば、そうなんですが。


プラン特典のモエちゃんをお部屋でいただきましたー。
このために食事時はビールだけで我慢したんだ。
白泡大好き(*´꒳`*)




夏瀬温泉 都わすれ(2回目) その5

2017-08-09 23:48:26 | 秋田の旅
早く夕食の紹介に行きたいところですが、まだまだパブリックの写真が残ってます。
今回はパブリックゴージャス編です!


建物はぐるりとコの字型になっていて、中庭があります。暑い日だったので利用せず。


ロビーと宿泊室の間にあるライブラリースペース?
ロッキングチェアが置いてあります。


本は選定の基準がよくわからないけれども、DVDに「オールイン」があるのは、やはりイ・ビョンホンとの繋がりかな。懐かしい!「オールイン」見てたわ。


藤あや子さん、坂本冬美さんから寄贈された飾り壺だそうです。


廊下にある絵もいいですね。
藤城清治氏の影絵版画。メルヘンだわー。


ロビーから続くサロンは一際ゴージャス空間です。


前回とレイアウトが変わっているところもありますが…


このシュルレアリスム絵画をはめ込んだようなテーブルは、前回も強烈な印象で爪痕を残しにかかってきましたが、今回も健在でした。
しかし、見れば見るほどスゴい…


スゴいのでアップで(^з^)-☆


飾り棚も見てるだけで楽しくなりますね。


こちらのサロンにはエスプレッソマシンが備え付けてあります。ヴァイスヴァーサのカップもそういえばミラーっぽい。やはりミラー素材がお好きなのかしら?


フルーツのサービスも健在でした。
夕食前はお腹減らさないと…と思い、夕食後は満腹すぎて食べられない…ということで、前回同様いただくチャンスがありませんでした。残念。

そういえば、今回写真はないのですが、ロビーにあるトイレも見応えあるので、ぜひ利用してみてほしいところです。

次回はやっと夕食編です。
楽しい宿は写真が多いな♪
見るとつい写真撮りたくなるものが多いです。

夏瀬温泉 都わすれ(2回目) その4

2017-08-09 21:54:46 | 秋田の旅
やっと部屋から出ますよぉー。
今回はパブリックお風呂編です。
この辺もツッコミだすとなかなか盛りだくさんなんですけど。


大浴場前は民芸調とヨーロピアン調がぶつかり合っています。


マッサージチェアありますよー。


自販機あります。
エビアン多すぎでは?


大浴場です。
男女入れ替えはありません。


なんだか懐かしい感じのロッカー。


大浴場はパウダーコーナーも素朴で落ち着く感じです。



浴槽はあつ湯とぬる湯に分かれています。
なんかいい雰囲気ですね。


しっかりとした仕切りがあってプライバシーが保たれる洗い場です。


大浴場のそばの通用口から一旦外に出ると、宿泊者が無料で使える貸切露天があります。
ただし予約制ですので、チェックインしたら忘れず予約しときましょう。


簡易的ですが、脱衣所はそこそこ広さがあります。
ベンチもあるので、1時間こちらでゆっくりもできそうですが、まぁ部屋にも露天風呂ありますからね。


あれっ?
今回貸切露天の写真これしかないや。
結構広いのに、これじゃあ雰囲気伝わりませんね。
前回訪問時の方がわかりやすいかも。
ちなみに雨天時は全裸に笠を被る羽目になるのでご注意を。これが笑っちゃうんだわ。

全室にお風呂ついてると、大浴場も貸切風呂もすいてていいですね。
ごはん時しか他のお客さんと会わなかったかも。
静かでとっても落ち着く宿です。

夏瀬温泉 都わすれ(2回目)その3

2017-08-09 11:54:04 | 秋田の旅
えーと。まだ部屋の中です。
面白くてついツッコミ多めで、なかなか部屋の外の紹介に入れませぬ。


そういえばパウダールームの時計までミラー素材で、そこにまた煌びやかなシャンデリアが映り込むもんだからキラキラしくて目がやられそうです。
きっと照明に大変こだわりがあるんでしょうねー。

お待たせしました!お風呂行きましょう。
こちらのお宿は全10室のうち9室に露天風呂があり、残りの1室はジャグジーバスがついてるそうですが…


貴賓室は内風呂も備えています。
木肌がいい感じのお風呂ですねー…といいつつ、一切入らず。
というわけで、温泉なのか沸かし湯なのかは未確認です。
でも、内湯からも眺めが良さそうですね!


シャワー付きカラン一基。


バスアメニティは「Ella Bache」のシリーズ。
CHANELの香水どーん!もインパクトありましたけど、備え付けのアメニティはハイクラスの宿にふさわしいものを惜しげもなく置いている感じです。
好みかどうかはともかく、その姿勢は買います!


露天風呂の方に出ました!
写真ではわからないと思いますが、広ーいウッドデッキの先に、林に張り出すようにこの素晴らしい露天風呂があるんです。
コンセプトとしては「だいこんの花」の林空風呂のような、自然と一体化できるお風呂のような。
紫陽花とエメラルドグリーンの抱返り渓谷を眺めながらの入浴は最高でした。


無色透明ですが、少しとろみも感じられ、硫黄の香りも微かに。泉質はかなり好みでした。
浴槽も2人でちょうどゆったりできるサイズで良かったです。


でた。虫のいい話!


ぎゃー!!クワガタがひっくり返ってジタバタしてるし!こんなデカいの触れないって!!!


といいつつ、いつまでも起き上がれずジタバタされてるのも怖いので、ゆにくんにレスキューしてもらいました。この子、こんな不器用で昆虫界で生きていけるのか…


ウッドデッキのソファで湯上りにほげーっとできます。
椅子はよくありますけど、ソファだと手入れが大変そうですね。

お風呂については以上かな。
あ。トイレのこと忘れてました。


トイレはフルオートで、座ると癒しの音楽が流れます。
なんか笑っちゃう( ´∀`)


トイレの中の手洗い場。
タオルがまた不思議な感じ!


香十の室内香。
トイレにはもったいなーい。←と思ってしまうのが庶民。


汚物入れだけが、妙にファンシーだな。。。

いやいや、ウワサに違わずすごいお部屋でした。
面白ーい(^з^)-☆

次回は